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LINEで「ラブホ」発言? 話題の若手清純派女優・広瀬すずの素顔は意外とエロかった!

FOSTER Management Office公式サイトより
先週土曜日に是枝裕和監督の最新作『海街diary』が公開された。監督、出演者によるプロモーションも強力で、公開2日間の興行収入は約2億3000万円。ランキングでは『ラブライブ!The School Idol Movie』に首位を奪われたが、2位という好発進をきった。
もちろん本作で注目を集めているのは、豪華な女優たちの競演。綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆という先輩女優が居並ぶなかでもっとも勢いがあるのが、末っ子役の広瀬すず。この映画では同名である「すず」役を演じているが、オーディションで是枝監督は「広瀬さんを見た瞬間、“すずがいる”と思えた」と話し、「相当いい女優になる」と絶賛。この作品で若手女優として大きなステップアップを果たしたと言えよう。
愛らしいビジュアルとフレッシュさ。だが広瀬の“武器”はそれだけではない。それはずばり“エロさ”だ。
広瀬といえば、2012年に「ミスセブンティーン」に選ばれ、姉・アリスとともにモデルとして活躍。ブレイクポイントとなったのは昨年放送された「ゼクシィ」のCMだったが、彼女は15歳にして「結婚を意識したい理想の彼女」像として人気を博したのだ。また、同じく昨年出演した『ビター・ブラッド〜最悪で最強の親子刑事〜』(フジテレビ系)では第1話目からブラ姿を披露し、視聴者の度肝を抜いた。
とくにインパクトが大きかったのは、過去の恋愛スキャンダルだろう。というのも、広瀬のブレイク前、ドラマで共演したジャニーズJr.宮近海斗との2ショットプリクラがネット上に流出するという騒動があったのだが、その際に一緒に流出したLINEでのやりとりには、「どこいくか?」「ラブホ」という過激な内容も含まれていたのだ。今年に入って放送されたカップ焼きそばのCMでは「全部出たと?」と言う広瀬の台詞が卑猥だとして非難が殺到したが、このスキャンダルを承知の上でCMを見ると、彼女が卑猥であることも理解して言葉にしているような気がして、卑猥どころか直球のエロCMではないのか?と狼狽えたのは筆者だけではないはずだ。
清純さを売りにしながらも漂う色気……。じつはこうした“ませた”一面も、彼女はメディアで隠すことなく披露している。
たとえば、姉・広瀬アリスとともに「SEVENTEEN」(集英社)で連載していた読者の悩み相談コーナー『広瀬姉妹のしばき合いトーク』は、タイトルからして“清純派売り”をすでに蹴ってしまっているが、中身もしかり。
「気になる後輩男子に近づく方法は?」という高1女子の悩みに対して妹・すずは、「①ハイテンションでいって仲いいふうに近づく」「そして②。年下だけど、同級生として扱う。③カレが「年上ってめっちゃかわいいじゃん」って思うしぐさを調べる…」と具体的かつ実践的な落とす方法を指南している。すでに男子のくすぐりポイントを押さえているようだ。
また、姉・アリスにも手厳しく、「ほんっとお姉ちゃんはモテないもんね。ダメな見本だよ? かわいそうなくらい」「“モテない”以上の言葉があるのなら姉にさし上げたい」と語り、「だからさ、ずっとぶりっ子しながら生活しなよ」と、20歳になる姉に16歳の妹がアドバイス。──こうした遠慮のない話ができるのも姉妹ゆえかもしれないが、「私のほうが絶対に女子力が高いです」と答えているように、恋愛やモテに興味津々であることを隠していない。
スキャンダルもなんのその、我が道をゆく奔放な若手女優──。そんな印象も受けるが、一方で週刊誌は広瀬の“苦労人”としての側面を取り上げている。
まず、「女性自身」(光文社)15年3月3日号は、広瀬の父親がいまから4年前に脳卒中で倒れ、〈長期にわたって入院生活を続けており、一家は、祖父から相続した家や土地を手放さざるをえなかったようだ〉と報道。そして、芸能界に興味をもっていなかった広瀬が「ミスセブンティーン」に応募した理由を、中学1年の彼女が「家計のために自分も働かなきゃ」と考えたからだ、としている。
この「女性自身」のほかにも、「週刊新潮」(新潮社)や「FLASH」(光文社)も広瀬のこうした「家庭の事情」を伝え、“現代のおしん”のように広瀬を紹介している。家業だった看板屋も閉鎖し、経済的にも厳しいなかで家庭を支えるべく、姉と同じ芸能界を目指した少女。……そう聞かされると、たしかに「しっかりしたお嬢さん」という印象が強くなる。
実際、『海街diary』で共演している綾瀬はるかは、広瀬のことをこんなふうに評している。
「すずは一六歳なのに、芯がちゃんとあるんですよ。自分は何が好きでどういうことをやりたいかっていうのを持っているよね」
「人に流されていないし、すごいなと思うんですよね。そのちゃんと芯のある感じが欲しい(笑)。私の十六歳の頃なんて、まだ女優として生きていきたいとかそういうことは全然考えられなかった」(「文藝春秋」7月号/綾瀬・広瀬の対談より)
16歳とは思えない芯の強さ。しかしそれは、週刊誌が書き立てるような“家族の事情”だけに立脚するものではないはずだ。
たとえば、異例の抜擢で広瀬がヒロインを演じた連続ドラマ『学校のカイダン』(日本テレビ系)は、一説には、現在、独立騒動の渦中にある能年玲奈が当初キャスティングされていたという。いわば広瀬は代打だったわけだが、彼女はインタビューで「何度も台本を読んで、自分で言葉を理解したい。せりふって感じではなく、広瀬すずとして言えたらいいな」(「月刊テレビジョン」15年3月号)と意気込みを語っていた。事実、彼女の等身大の演技は視聴層だった小中学生のあいだで共感を呼び、一躍人気を獲得。棚ぼたでやってきた仕事ながら、それを彼女は自身のビジョンをもって成功に変えたのだ。
ちょっとエロいプライベートの顔も、家族を支えるしっかり者の顔も、そして女優として全力投球する顔も、すべて16歳の少女の一面にすぎない。でも、その多面性は彼女の大きな魅力だ。ちなみに、前述した綾瀬の「芯がちゃんとある」という評価に対し、広瀬はこう答えている。
「分かります?」
先輩女優を相手にしても余裕の堂々さ。大物の予感、大である。
(大方 草)
最終更新:2015.06.17 08:24
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