安倍首相は昭恵夫人の大分旅行を「事前に知っていた」!「私が自粛呼びかけた日より前」と強弁も、加藤厚労相と専門家会議は呼びかけ済

2020.04.17 09:50
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
安倍首相は昭恵夫人の大分旅行を「事前に知っていた」!「私が自粛呼びかけた日より前」と強弁も、加藤厚労相と専門家会議は呼びかけ済の画像1
恐るべき夫妻…(安倍晋三公式サイトより)


 本日、記者会見を開いて「外出を控えてほしい。できる限り人との接触を避けてほしい。そのことが医療現場を守り、命を守ることになる。愛する人を守ることにつながる」と呼びかけた安倍首相。だが、じつはこの会見の直前、安倍首相は驚きの事実を明かしていた。

「週刊文春」(文藝春秋)が報じて問題となっている妻・昭恵氏の“大分県への旅”だが、なんと、安倍首相は昭恵氏の大分旅行を知っていた、というのだ。

 まずおさらいしておくと、昭恵氏は3月15日、総勢50人ほどの団体で大分県にある宇佐神宮や宇佐神宮の元宮・大元神社を参拝。目撃した人によると昭恵氏はマスクも付けず、お祓いや祈祷の際も密着して着席していたという。そして、昭恵氏が参加したのは、「ドクタードルフィン」「変態ドクター」などと自称し、ヘイト出版社である青林堂からも『神ドクター』『神医学』などの著書を出版している医師の松久正氏によるツアーだったというのだが、その松久氏は「週刊文春」の取材に対し、こう語っているのだ。

「どこでツアーをお知りになったのかは分かりませんが、昭恵さんから『コロナで予定が全部なくなっちゃったので、どこかへ行こうと思っていたんです。宇佐神宮へは前から行きたかった。私も参拝していいですか』とご連絡をいただきました。ツアーそのものには参加しておらず、参拝だけ合流した形です」

 総理大臣の妻が「コロナで予定が全部なくなっちゃった」「前から行きたかった」と言って東京から大分まで旅行に出かける……。まさに絶句するほかない話だが、本日おこなわれた衆院厚労委員会では国民民主党の岡本充功衆院議員がこの問題を取り上げ、「総理はご存じだったのか」と追及。すると、安倍首相はこう答弁したのだ。

「私の妻が大分県を訪問し、神社を参拝することについては、事前に本人より聞いていたところですが、その際、3密についてはですね、3密とならないようにしっかりと気をつけてもらいたいということは申し上げていた」

 神社を参拝するのに大分まで行く、と、安倍首相は昭恵氏から聞かされていた──。ようするに、安倍首相は昭恵氏の旅行を止めなかった、あるいは止めることができなかったというのだ。

 昭恵氏が宇佐神社を訪れた3月15日の前日には、当の安倍首相が「いま私たちにできることは、まず感染の爆発的な拡大を抑えること」「引きつづき、おひとりおひとりのご協力をお願いいたします」などと会見で訴えていた。なのに、自分の妻の「不要不急」の旅行を知っていたのに行かせてしまうとは、一体どういうことなのか。

 しかも、安倍首相は“別に妻の行動は問題ない”と言わんばかりに、こうも答弁したのだ。

「この大分訪問は、小池都知事が週末の外出自粛を都民に要請した3月25日より前におこなったものでございまして、また、私がですね、不要不急の自粛を呼びかけたのは3月28日だった」

 おいおい、2月16日にはすでに、政府専門家会議の座長である脇田隆字・国立感染症研究所長が感染拡大防止策として「不要不急の外出を控える」ことを挙げ、加藤勝信厚労相も会見で「不要不急のものは避けていただく」と述べていたではないか。だが、安倍首相は、 “自分はその時点では「不要不急の外出を自粛しろ」とは言っていない”などと強弁したのだ。

 政府として国民には「不要不急の外出」の自粛を求めながら、そんな自粛の呼びかけなどどこ吹く風で自分の妻が東京から大分まで旅行したことには「自分は不要不急の自粛を呼びかけていない」と主張する──。安倍首相は自分が発した呼びかけとは違い、政府の専門家会議との呼びかけというのは意味のないものとでも言うのか。それとも、昭恵氏のことを「私人」だと閣議決定までしたのに、この期に及んで「政府がいう国民には当てはまらない。だから政府の呼びかけの対象ではない」とでも言うのだろうか。

 ともかく、政府の呼びかけを無視する妻を放置し、その姿勢を問われても開き直った安倍首相。権力を使って身内びいきをし倒してきた安倍首相だが、新感染症が猛威を振るう「国難」の最中にあっても、国民に痛みを押し付ける一方で、自分の身内は徹底して甘やかし庇い立てているのである。この事実は、森友・加計問題や「桜を見る会」の延長線にある、国民にとってとても恐ろしいものではないだろうか。

最終更新:2020.04.17 09:59

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

安倍首相は昭恵夫人の大分旅行を「事前に知っていた」!「私が自粛呼びかけた日より前」と強弁も、加藤厚労相と専門家会議は呼びかけ済のページです。LITERAは政治・マスコミ・ジャーナリズム・オピニオン・社会問題や芸能(エンタメ)・スキャンダル・カルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。宇佐神宮、安倍昭恵、安倍晋三、新型コロナウイルス、編集部、週刊文春の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

1 高市政権と日本会議「明治の日」復活の策謀
2 山里亮太が国会前デモを捻じ曲げ解説し批判殺到
3 葵つかさが「松潤とは終わった」と
4 「議員定数削減」で自民・維新は議席占有率アップと「企業献金」温存の一挙両得
5 高市“飲酒G7ドタキャン”を隠すため茂木外相が嘘答弁!嘘に嘘を重ねる迷走
6 バイデン大統領就任でも日本のトランピストのフェイクは止まらない
7 大統領選不正デマを拡散した日本のトランプ応援団の妄言総まくり!
8 高市早苗が「戦争をしたがっている」ことを証明するトンデモ発言集!
9 岩城滉一騒動で「在日」差別激化
10 文春の維新・馬場代表「社会福祉法人乗っ取り疑惑」報道に維新幹部が恫喝発言
11 少年犯罪は昔のほうが酷かった
12 吉高由里子が元カレに言った一言
13 高市早苗“G7ドタキャン”言い訳の嘘と本当の理由を徹底検証!
14 田宮二郎自殺の真相を夫人が告白!
15 自衛隊が小学生まで「自衛官勧誘」目的のパンフレット作成
16 三笠宮家に夫妻、母娘の断絶が!
17 竹田恒泰の側近が詐欺逮捕、その裏側には
18 日テレ青山和弘がセクハラで有働アナのパートナー降板
19 産経新聞の総帥が「軍の慰安所作り」を下劣自慢!靖国神社に裏付け資料が
20 たけしのもう一人の愛人の行方

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄