ビートたけし「恩人を切り捨て愛人と独立」の報い…“陰の共同監督”を切り捨てて北野映画は撮れるのか

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森社長の存在抜きには成立しないたけしの映画

「フライデー」襲撃事件後、テレビに復帰したたけしが右翼団体から街宣車などで大々的な抗議行動を受けたことをきっかけに、たけしは太田プロを離れてオフィス北野を設立するのだが、その際、取締役として抜擢したのが森氏だった。

 以来、森社長は、芸能活動のマネジメントはもちろん、映画のプロデュース、スキャンダル対策から夫人や愛人のケアまでを一手に引き受け、まさにその身をたけしに捧げてきた。ところが、今回の独立で、オフィス北野と森社長がいまもっているたけし関連の仕事を全部取り上げてしまうつもりだというのだ。

「そもそも今回の独立はたけしさんが自分のマネジメントから森さんを一切外して、A子さんにすべての利権を集中させるために行われたものなんです。円満独立どころか、森さんはたけしさんからほとんど何の説明も受けていない。たけしさんは、A子さんと2人で『T.Nゴン』を設立した3年ほど前から、森さんを避けるようになり、ここしばらくは連絡も取れないような状態だったといいます。たけしさんのテレビや雑誌のマネジメントは事実上、A子さんが仕切っていて、森さんは担当が誰かさえ把握していなかった。そんなところから、A子さんがたけしさんをたきつけて、2人の関係を悪化させたんじゃないかという話も流れてますね」(芸能関係者)

 いずれにしても、オフィス北野はその売り上げの大半をたけしに依存しているため、たけしに逃げられてしまっては立ちいかなくなるのは確実。実際、一部では会社の経営形態を見直すという報道も流れた。

 また、たけしはこれまで弟子として大勢の軍団を抱えてきたが、彼らも捨てられる可能性が高い。

 なんとも無責任な話だが、しかし、森氏との決別はたけしにとっても大きなダメージになりそうだ。というのも、いまのたけしの最大の商品価値である「世界のキタノ」という映画監督としての評価が、森社長抜きには考えられないからだ。

 それは、森社長が、北野映画のプロデューサーとして、製作資金集めからプロモーションまでをすべて支えてきたからということだけではない。たけしの監督としての仕事も森氏がかなり重要な役割を担ってきたと言われるからだ。

「撮影現場では森社長がとにかくたけしとぴたり寄り添い、撮影が終わるとラッシュを一緒に見てディスカッションする姿がたびたび目撃されている。そして企画や演出、ロケ地や音楽や小物、細かいセリフに至るまで多くのアドバイスをしてアイディアを出す。つまり北野作品の成功は森社長のアドバイスが非常に大きいんです。たとえば、たけしを“世界”に導いた『HANA-BI』のタイトルも森社長がつけたと言われているし、キャスティングや音楽の選定などもたけしに代わってやることも多かった。また北野作品の特徴である“キタノブルー”にしても森社長が海外での青い色が印象的、という批評を知って、それを強く押し出そうとしたと言われています」(映画関係者)

 そう考えると、森社長切り捨ては、北野作品のクオリティや評価を一気に下げる、それどころか今後、映画の製作自体を困難にしてしまう可能性がある。

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