懲りない昭恵夫人がfacebookで元経産官僚にこっそり言い訳! SNSやる暇があったら国会に出てこい

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〈谷さんに責任を追わせようなどということは勿論全く思っていません。こんなことに巻き込むことになってしまい申し訳ないと思っています〉(原文ママ)

 誤字がそのままになっているあたり、明らかに官僚の手による作文だった証人喚問当日の書き込みと違って、こちらはおそらく昭恵夫人自身によるものだろう。

 いずれにせよ、責任を負わせたくないのなら、Facebook上で反論する前に正々堂々、会見を開くか、あるいは参考人招致や証人喚問に応じたいと夫に直訴すべきだと思うが、気になるのは「こんなことに巻き込むことになってしまい」という一文だ。

 つまり昭恵夫人には、少なくとも谷氏を自分の問題に「巻き込」んでいる自覚がある。これは「谷さん個人の判断」という政府の答弁と矛盾するものだ。

 だいたい、昭恵夫人に対する疑義は、谷氏と籠池泰典理事長がFAXや手紙でやりとりしていたことだけでなく、日に日に大きくなっている。たとえば、昭恵夫人は、2015年11月に発売された著書『『私』を生きる』(海竜社)のなかで、自分の〈指針〉について、こう綴っている。

「寄付をするときは、必ずしかるべき人に直接、手渡さなければならない」

 これは、昭恵夫人にとって〈同窓の大先輩〉にあたる作家・曽野綾子とアフリカ訪問した際、曽野からアフリカでは寄付などのお金を渡しても「大統領夫人のスカートに消える」と教えられたことから、心に決めた指針なのだというのだ。

 籠池理事長が昭恵夫人から100万円の寄付を受けたと主張しているのは、この著書が発売される2カ月前の出来事である。寄付問題では「直接、現金を手渡しするのは不自然」などと言う人もいるが、昭恵夫人の“寄付は直接しかるべき人に手渡す”というポリシーに照らし合わせれば、籠池証言の信憑性は高まると言うべきだろう。

 さらに、昭恵夫人が寄付を渡したとされる日、つまり昭恵夫人が小学校の名誉校長就任を承諾した際の塚本幼稚園で開かれた講演会の動画が、先日、「アキエリークス」にアップされたが、そのなかで昭恵夫人は、こんな話をしている。

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