パナマ文書が暴露! タックスヘイブンで“税金逃れ”していた日本の大企業とは…文書に「DENTSU」の名前

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
panamabunsho_01_160409.jpg
国際調査報道ジャーナリスト連合が公開しているパナマ文書のウェブページより


 ロシアのプーチン大統領の「金庫番」側近は総額20億ドル(約2200億円)。他にも、中国の習近平国家主席の親戚や英国のキャメロン首相、シリアのアサド大統領、ウクライナのポロシェンコ大統領、サウジアラビアのサルマン国王の関係者がタックスヘイブン(租税回避地)を利用した租税回避行為を繰り返していた──。

 この事実を明らかにしたのはパナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」から流出した「パナマ文書」。「モサック・フォンセカ」はタックスヘイブン(英領バージン諸島、ガーンジーなど)での会社設立を代行するビジネスを展開しており、その顧客情報が内部リークもしくは外部ハッキングで流出し南ドイツ新聞を通じて「国際調査報道ジャーナリスト連合」(ICIJ)に渡ったのだ。

「パナマ文書」は「モサック・フォンセカ」の40年に渡って記録した1100万件以上の文書で、データ量は、2.6テラバイト(2600ギガバイト)にのぼり、現在確認されただけでも、各国の首脳や首脳経験者12人を含む政治家など140人がタックスヘイブンを利用して金融取引などを行っていたという。

 こうした行為は税法の抜け穴を巧妙に利用した「租税回避行為」であり、刑事罰の対象にはならない。しかし、名前が明らかになれば、自国の税金を免れようとする銭ゲバぶりに、社会的な信用はガタ落ち必至だろう。

 実際、これをうけて、2008年のリーマンショックで自国が金融危機に陥るなか資産隠しをしていたと報道されたアイスランドのグンロイグソン首相は4月5日、辞任を表明した。今後、各国でまだまだ騒動は広がっていくだろうと思われる。

 そして、それは日本も例外ではない。報道されているように、このパナマ文書には、日本人、日本企業の名前も多数含まれていた。

 いったいどういう企業や企業経営者が税金逃れをしているのか。すでに、警備大手のセコムの創業者や親族がこのパナマ文書に記載があり、「700億円」を超す大量の株式をタックスヘイブンに移転していたことが、事実として確認されている。

「複数の法人が1990年代にタックスヘイブンにつくられ、創業者で取締役最高顧問の飯田亮氏と元取締役最高顧問の故・戸田壽一氏の保有するセコム株の一部が移転していた(当時の取引価格で計700億円を超す大量のセコム株)。さらに、それらのセコム株が二人の相続人が関係する別の法人に移転するスキームが作られていた。法人の税制が軽減されているタックスヘイブンでの移転で日本の相続税や贈与税を免れようという意図があったのでしょう」(新聞記者)

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

パナマ文書が暴露! タックスヘイブンで“税金逃れ”していた日本の大企業とは…文書に「DENTSU」の名前のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。パナマ文書三菱商事小石川シンイチ税金電通の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 安倍晋三が「東京五輪」語るも、1年延期の理由は大嘘 歴史改ざん
2 検察審査会「不起訴不当」は当然!桜前夜祭の損失補填に安倍本人関与の根拠
3 感染3000人超でもテレビは五輪一色、加藤浩次が“五輪無罪”を主張
4 葵つかさが「松潤とは終わった」と
5 感染3177人で小池百合子が会見トンズラ!「一人暮らしは自宅を病床」暴言も
6 久米宏が終了決定のTBSラジオで田中真紀子と
7 五輪海外選手の猛暑への批判に同調の為末大が猛暑懸念の声を「反安倍」と
8 IOC幹部の発言で安倍の責任が明白に…「1年以内延期」「再延期なし」ゴリ押し 
9 川島なお美が近藤誠の診断を告発
10 ネトウヨ落語家・桂春蝶が不倫相手にDV
11 菅首相「五輪中止ない」の理由「人流減った」「新たな治療薬確保」は大ボラ
12 五輪で “濃厚接触者との対戦拒否できず”のルールがこっそりできていた
13 大ウソだらけの東京五輪! 安倍・菅・森はどんな嘘をついてきたか
14 感染者急増、医療逼迫でもテレビは「五輪金メダル」報道一色、コロナ無視!
15 セカオワSaoriの壮絶いじめ体験
16 安倍晋三前首相会見で馬脚!“桜”原資はポケットマネーで疑惑再燃
17 自民党がネトサポに他党叩きを指南
18 不倫?谷亮子の意外な肉食遍歴
19 小池百合子都知事が東京アラート解除のため陽性者数を操作していた疑惑
20 組織委は「復興」ないがしろ!被災3県の子どもの深夜動員にも批判 
1大ウソだらけの東京五輪! 安倍・菅・森はどんな嘘をついてきたか
2検察審査会「不起訴不当」は当然!桜前夜祭の損失補填に安倍本人関与の根拠
3 平井大臣の株売却益隠しの裏!タニマチIT企業がオリパラアプリを高額受注
4五輪サッカー・久保建英が南アの陽性者に「僕らに損ではない」と無神経発言
5菅首相「五輪中止ない」の理由「人流減った」「新たな治療薬確保」は大ボラ
6 検査数少ないのに感染1387人 東京で医療逼迫が起き始めた!
7感染者急増、医療逼迫でもテレビは「五輪金メダル」報道一色、コロナ無視!
8五輪入場行進にすぎやまこういちの曲、杉田水脈のLGBT差別に同調
9南ア、チェコ選手の感染、イギリス選手の濃厚接触も隠していた政府と組織委
10五輪海外選手の猛暑への批判に同調の為末大が猛暑懸念の声を「反安倍」と
11五輪で “濃厚接触者との対戦拒否できず”のルールがこっそりできていた
12五輪開会式演出の小林賢太郎が“ユダヤ人大量惨殺ごっこ”ギャグで解任!
13感染3177人で小池百合子が会見トンズラ!「一人暮らしは自宅を病床」暴言も
14安倍晋三が「東京五輪」語るも、1年延期の理由は大嘘 歴史改ざん
15組織委は「復興」ないがしろ!被災3県の子どもの深夜動員にも批判 
16感染3000人超でもテレビは五輪一色、加藤浩次が“五輪無罪”を主張
17五輪入場行進曲の作曲者名カットはすぎやまこういち隠し?それとも
18NHKが開会式前日に放送『いだてん』が突きつける東京五輪への疑問

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄