安倍首相が“中央アジアの北朝鮮”に2兆円バラマキ!「自由の価値観共有」の方針はどこへ? 積極的平和主義外交の欺瞞

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
abe_150814_top.jpg
自由民主党HPより


 中央アジア各国を外遊した安倍首相だが、日本国内からは不満の声が轟々。自公は、野党から安保法制やTPP妥結についての議論を求めて要請された秋の臨時国会の設置に応じる気配はない。最新世論調査では約7割が開催すべきと答えているにもかかわらずにだ。

 国民からいっこうに効果を感じられないと言われ続けているアベノミクスに関しても、安倍首相は今一度国会で説明する必要があるだろう。ところが、国内の家庭が食料品の高騰で悲鳴をあげている一方で、安倍首相がなにをしているかというと、中央アジアの国々に対する金のバラマキ、もとい経済協力を約束しているというわけである。

 狙いは明らかだ。今回首相が歴訪した国のうちモンゴルを除く中央アジア5カ国は旧ソ連で、現在でもロシアと中国両国の影響下にある。とりわけ中国は、中央アジアでの天然資源の獲得に加えて、重要な経済圏として影響力を強めているといわれている。安倍首相は各国での首脳会談で安保法制への理解を求めるなど、これ見よがしに中国を牽制しているが、ようは手を組んで“中国包囲網”をつくろうという目論見なのだ。

 だが驚くのは、そのなかにあの謎に包まれた国家・トルクメニスタンが含まれていたことだろう。ほとんど人にはあまり馴染みがないと思うが、北にウズベキスタン、南にイラン、アフガニスタンと国境を面するトルクメニスタンは“中央アジアの北朝鮮”として知られている。

 永世中立国を宣言している同国だが、外国人の渡航は厳しく制限されるなど、独裁的傾向が非常につよい。2015年度版「報道の自由度ランキング」で北朝鮮に次ぐ178位ではワースト3に入っている。

 特に前大統領であるサパルムラト・ニヤゾフによる“個人崇拝体制”は凄まじいものだった。都市には大統領の肖像画があふれ、中心部には黄金のニヤゾフ像が佇む。もちろん通貨にもニヤゾフの顔。また「軍事研究」(ジャパン・ミリタリー・レビュー)07年3月号別冊によれば、国民の必読書として、ニヤゾフが神の啓示を受けて書いたとされる「ルフナマ」というものがあり、毎週金曜日に学校での“ルフナマ教育”が義務付けられるのは序の口、大学受験でも暗唱が合格の条件で、大人たちの職場さえもルフナマの学習の度合いで勤務が評価されていたという。言うまでもなく、ルフナマの表紙はニヤゾフの横顔だ。それどころか、酒や文具まで、どこにもニヤゾフの肖像画が入っていたという。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

戦争のできる国へ──安倍政権の正体 (朝日新書)

  • amazonの詳細ページへ

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

安倍首相が“中央アジアの北朝鮮”に2兆円バラマキ!「自由の価値観共有」の方針はどこへ? 積極的平和主義外交の欺瞞のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。安倍晋三宮島みつやの記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 赤木ファイル公開で改ざん指示は安倍から菅、菅から佐川のルートが濃厚に 
2 宮本亞門が衝撃告白「トップの方が裏で大金を渡し招致を決めたと自慢げに」
3 「五輪子ども動員」強行のために東京都が“キャンセル案内文書”を隠蔽!
4 葵つかさが「松潤とは終わった」と
5 五輪感染対策がザル化!開会式の観客は2万人、毎日PCR検査が抗原検査に
6 立民議員「50歳と14歳」問題でおぎやはぎが「多様性」「ロリータは名作」
7 “G7でぼっち”菅首相フォローのため甘利明やFNNが妄想ストーリー
8 自殺した近畿財務局職員が手記であげた「刑事罰を受けるべき財務省職員」
9 小倉優香の番組中「辞めさせてください」の本当の理由は番組のセクハラ
10 櫻井よしこ、西岡力、文春…朝日・慰安婦報道叩きのデタラメが次々露呈
11 組織委が五輪取材の海外メディアに「隔離0日」になる“抜け穴”例文を提示!
12 JOC経理部長の飛び込み自殺で囁かれる「五輪招致買収」との関係,
13 検察庁法改正から河井夫妻事件、首相辞任まで 安倍の“嘘”振り返り(後編)
14 自殺した赤木さんの妻が『バイキング』生放送中にLINEで…
15 封印されたAKB48盗撮事件
16 安倍首相が会見も新しい対策ゼロ! 質問打ち切りに記者から怒号
17 イノッチが夫婦別姓反対派を一蹴!
18 五輪の有観客開催強行のため菅首相が会見で空疎な嘘を連発!
19 三浦瑠麗が近財職員の自殺にトンデモ発言
20 裁判で「安倍首相は逃げている」と陳述、赤木さんの妻が小川彩佳に語った覚悟
1赤木ファイル公開で改ざん指示は安倍から菅、菅から佐川のルートが濃厚に 
2「五輪子ども動員」強行のために東京都が“キャンセル案内文書”を隠蔽!
3「大阪の自宅死が全国最多」でも吉村知事を追及できないマスコミ 朝日も…
4変異株クラスター発生のなか…政府は病床使用率の変更
5組織委が五輪取材の海外メディアに「隔離0日」になる“抜け穴”例文を提示!
6G7で“借りてきたネコ”状態の菅首相をヨイショするためNHKがフェイク!
7平井卓也のヤクザ並み恫喝はオリパラアプリのデタラメ発注をごまかすため! 
8国会延長拒否の菅政権が「土地規制法案」だけ強行採決へ!その危険な中身
9吉村知事の大阪府は「時短協力金」支給も大幅遅れでダントツ最下位! 
10“G7でぼっち”菅首相フォローのため甘利明やFNNが妄想ストーリー
11高須院長が田中事務局長と鈴木宗男に超法規的なリコール期限延長を陳情
12五輪感染対策がザル化!開会式の観客は2万人、毎日PCR検査が抗原検査に
13五輪の有観客開催強行のため菅首相が会見で空疎な嘘を連発!
14宮本亞門が衝撃告白「トップの方が裏で大金を渡し招致を決めたと自慢げに」
15夫婦別姓もLGBT法案も安倍晋三がツブした!
16立民議員「50歳と14歳」問題でおぎやはぎが「多様性」「ロリータは名作」

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄