それでも言う! ASKAの愛人・栩内被告の覚せい剤使用は冤罪だ!

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 東電OL事件も同様だ。事件当時は劣化が激しく鑑定が不能といわれたが、歳月が経ち鑑定技術が凄まじく向上したにもかかわらず、東京高裁が再検定を決定したのは事件から14年も経ってのこと。これも支援者やマスコミの尽力が大きな後押しになったが、鑑定結果が出たにも関わらず、検察はそれを不服として異議を申し立てたほどだ。一体なぜ捜査当局や裁判所は再鑑定をこれほど忌み嫌うのか。

「メンツです。警察や検察という“国家”が、一度は有罪だと確信し起訴したものがひっくり返されれば組織としても大きな不祥事となる。そのため、普通なら簡単だと思う再鑑定を避けるんです。裁判所も同様で、検察を身内として考え、『検察のすることは正しい』という考えがこびりついている。しかも前例がないことをやりたがらないお役所体質ですからね。司法の独立なんて絵空事です」(司法関係者)

 こうした体質を考えると、今回も鑑定結果を信じることはできない。1回目の検査で陽性反応は出たが、何かのミスが発覚して、慌てて2回目の検査をやった。ところが、それがシロだったため、一転して1回目のミスをネグって、陽性反応を確定させてしまった。そんな可能性は十分あるだろう。

 そもそも一連の捜査、裁判では、栩内被告がASKA被告の覚せい剤使用を執拗に疑い、追及しているメールが公開されている。

「使用している事実があるなら、交際をやめる」。 また、北海道旅行の前にも「(週1回自主的に行っているとしていた検査の)約束が守れないなら、(約束していた旅行先の)札幌はやめる」、ASKA被告から「守れてるよ。検査は毎週やっているし、(薬物使用したとしても消えるのに)普通10日ぐらいかかるから(検査で反応が出るはず)。札幌を楽しみにしているのに、そんなこと言わないでよ」と返信を受けても、栩内被告が「何もない人は日数にこだわらない」と食い下がっている。

 こういうメールを書く人間が自分で覚せい剤に手を染めたりするのだろうか。仮に、鑑定結果が正しかったとしても、ASKAに知らない間に覚せい剤を使われていた可能性もある。

 実際、栩内被告はここにきて、「彼からよくサイレース(睡眠導入剤)を勧められた。『君の寝言は面白いから』と言われ、処方していた。私が寝ている間に(覚醒剤を)吸っていたのかもしれない」とそのことを示唆する証言を行った。

 裁判をずっと傍聴している記者も同情気味にこう語る。
 
「栩内被告はASKAのことをまだ愛しているんでしょう。1回目の公判では、ASKAを傷つけないように無実を主張したため、不自然な主張になった。ただ、それでは通用しないとわかったため、一転して、ASKAに盛られた可能性を語り始めたんだと思います」

 マスコミはそのセックス描写を興味本位で取り上げるだけでなく、このへんの真相をきちんと検証すべきではないか。
(時田章広)

最終更新:2017.12.09 04:50

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