安倍首相が百田尚樹、櫻井よしこら極右仲間とフレンチ会食の開き直り!「桜を見る会」お友だち招待が批判を浴びているなかで

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安倍首相が百田尚樹、櫻井よしこら極右仲間とフレンチ会食の開き直り!「桜を見る会」お友だち招待が批判を浴びているなかでの画像1
「桜を見る会」の様子をツイートした有本香氏Twitter

「昭恵枠」に、反社会的勢力の招待、名簿廃棄問題と、次々に問題が噴出している「桜を見る会」問題。なかでも注目を集めているのは「安倍晋三後援会」が主催した「前夜祭」の会費5000円問題だが、公職選挙法や政治資金規正法違反が指摘されているというのに、肝心の安倍首相は20日の参院本会議で「ホテル側から明細書の発行はなかった」と答弁したきりで、追及から逃げつづけている。

 だが、一連の安倍首相による主張がことごとく嘘であることは、すでにあきらかだ。

 安倍首相は「安倍事務所の職員が受付で1人5000円を集金し、ホテル名義の領収書をその場で手交し、受け付け終了後に集金したすべての現金をホテル側に渡すというかたちで支払いがなされた」と述べているが、2013、14、16年に「前夜祭」が開かれたANAインターコンチネンタルホテル東京は「領収書はお支払いしたものに対して発行するものですので、パーティー代金を受け取る前にホテル名義の領収書を主催者に渡すことはありません」と毎日新聞の取材に回答している(21日付)。

 さらに、ANAインターコンチネンタルは、ホテル側が主催者に見積書を提示し、それを受けて主催者が見積金額を支払い、パーティの後にホテルが明細書を提示、主催者が見積金額との差額を精算した上でホテル側が領収書を発行するものだと一般的な流れを説明。「政治家だからという理由でこれらの原則を変えることはありません」と明言しているのである。

 しかも同ホテルはNHKの取材に、明細書について「ご要望があれば過去にさかのぼって発行することが可能」と答えている。「法的に問題は一切ない」と主張するのであれば、安倍首相は早急に記者会見や国会の集中審議に応じ、国民に明細書をしっかりと示し、身の潔白を証明するべきだ。

 しかし、安倍首相にそんな素振りはまるでない。いや、それどころか、これだけ大きな疑惑が持ち上がっているというのに、昨晩、信じられないような行動に出たのだ。昨日21日の首相動静には、こうある。

〈午後7時24分、東京都新宿区のフランス料理店「オテル・ドゥ・ミクニ」着。作家の百田尚樹氏、評論家の金美齢氏、ジャーナリストの桜井よしこ氏、有本香氏、作曲家すぎやまこういち氏と会食。〉

 国民に何ひとつ説得力のある説明ができないでいるのに、極右のお友だちたちの輪に逃げ込んで、高級フレンチ店で仲良く会食して慰撫してもらう……。あまりにグロテスクな絵面が思い浮かぶが、しかし、信じられないのは、その面子だ。

 百田尚樹氏と有本香氏という世紀の欠陥本『日本国紀』(幻冬舎)のコンビといえば、今年4月13日に開催された「桜を見る会」に、フェイクデマ拡散ネトウヨ番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)御一行で出席。ケント・ギルバート氏や竹田恒泰氏、上念司氏、石平太郎氏、須田慎一郎氏、大高未貴氏、藤井厳喜氏、武田邦彦氏らとともに、安倍首相と昭恵氏はにこやかに写真撮影をおこなっていた。

 一体、このメンバーを税金でもてなすに値するどんな功績があるというのか甚だ疑問だが、本サイトではこの「桜を見る会」が開かれたその日に、極右の応援団を安倍首相が大量に招待したという露骨な身びいきを批判。3日後の16日には東京新聞も「ネトウヨのアイドル?いっぱい」と報じ、同時に与党の推薦者が多いことや開催費用が増加していることを指摘。そして、共産党の宮本徹議員が5月13日の衆院決算行政監視委員会ではじめて追及をおこなったのだ。ちなみに、宮本議員はこの追及の質問作成のために、同月9日、内閣府に資料要求をおこなったのだが、この日に招待者名簿が廃棄されていたことが判明。「会終了後、遅滞なく廃棄する」と説明していたのになぜ5月9日に廃棄したのかと問われると、内閣府の大塚幸寛官房長は“シュレッダーの空きがなかったから”などと噴飯ものの答弁をおこない、こちらも大きな問題になっている。

説明責任も果たさず、百田尚樹、櫻井よしこら極右仲間とテレビの話題で盛り上がる安倍首相

 つまり、「桜を見る会」という税金で功労者をもてなす場に、安倍首相が百田氏や有本氏といった「ネトウヨのアイドル」を大量に招待していたことが問題追及の端緒だったとも言えるのである。いや、そもそも「桜を見る会」の最大の問題点は自民党が組織として選挙運動に利用しようと地元支持者の接待をおこなっていたことだが、百田氏や有本氏をはじめとする安倍応援団ジャーナリストや文化人を大量に招待してきたことも、この私物化問題の同一線上にあり、まさに「桜を見る会」問題の象徴と言ってもいいような面々だ。

 にもかかわらず、安倍首相は疑惑追及から逃げるばかりか、その“問題の招待者”たちとこのタイミングで会食をおこなうとは──。ようするに、反省どころか、国民に向かって堂々と開き直ってみせたのだ。

 しかも、百田氏は、あるTwitterユーザーがこの会食を〈ネトウヨの文化人とともに、改憲についてでも話し合ったのか〉とツイートすると、それを引用してこう投稿した。

〈ブー!
話題のテーマは「探偵!ナイトスクープの今後について」や。
総理も松本人志新局長に大いに関心を持たれていた。〉

 また、有本氏もこの投稿にこう返信した。

〈久しぶりに楽しい会食でしたね。総理と百田さんの掛け合いに笑い過ぎてお腹が痛くなりました。いずれお二人でコンビを組まれてはどうかと思います。〉

 血税を地元有権者やお友だちの接待に使っていたのではないかと国民が疑念の目を向けている最中に、“身内”でバラエティ番組の話題で楽しく盛り上がる。はっきり言って、これだけでも十分、総理大臣の行動として批判を受けても何ら不思議ではないだろう。

記者クラブのキャップが「桜を見る会」問題のさなかに安倍首相と懇談

 ともかく、完全に国民は安倍首相に舐められきっていることがこれではっきりとしたが、問題はこれだけではない。もうひとつの問題は、メディアも国民を舐めきっているのではないか、ということだ。

 というのも、この極右友だちによる「安倍首相を慰撫する会」の前日、20日の首相動静を見てみると、こう記載されているのだ。

〈午後6時34分、官邸発。同39分、東京・平河町の都道府県会館着。同所内の中国料理店「上海大飯店」で内閣記者会加盟報道各社のキャップと懇談。〉

 安倍首相は18日以降、総理在任期間が憲政史上最長となった件と本日のGSOMIA問題以外では記者のぶら下がり取材に応じておらず、記者会見を開こうともしていない。しかも、15日におこなった約20分のぶら下がりも、わずか10分前に連絡してきて不意打ちで開くという小狡さ全開のものだった。つまりこの間、安倍首相はマスコミを利用して「説明責任は果たした」という既成事実をつくっただけで、まともに取材に応じてはもらえていないのだ。

 だというのに、記者クラブの各社キャップが揃って安倍首相を囲んで懇談をおこなう──。たしかに記者クラブとの懇談会は定期的におこなわれているものではあるが、現場の記者たちはいま、安倍首相に完全に見下され、利用され、その後はまともに取り合おうともされていない。どう考えても、懇談会の主催が官邸であれ内閣記者会であれ、キャップたちは抗議の意味を込めて、ボイコットあるいはキャンセルすべきだったのだ。

 だが、記者クラブ加盟社キャップたちは、それをしなかった。実際、この行動に現場の記者たちは納得がいっていないようだ。新聞労連の南彰委員長は21日、こうツイートしている。

〈全国の記者からやり場のない怒りの連絡が1日中押し寄せる。政治部記者からも。悔し涙を流す人もいる。
この懇談は市民とメディアの間をまたもや引き裂いた。
市民に信頼される報道を目指して頑張っている記者の心を折れさせていくメディアの上層部の意識って何なんだ。〉

 説明を求める声から逃げる安倍首相と、説明しない首相に抗議の意思さえ示さず円卓を囲むマスコミ……。森友・加計問題でも指摘された安倍首相による「国家の私物化」が繰り返され、いままた疑惑が噴出しているというのに、マスコミがこの体たらくではまた安倍首相は責任をとることなく逃げ切るだろう。

最終更新:2019.11.22 09:49

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