NHK紅白の目玉は「つんく♂」の情報! 一方で事務所社長との確執からモー娘。OGとの共演はないとの見方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
tsunku_01_150415.jpg
「つんく♂オフィシャルサイト」より


 年末の『NHK紅白歌合戦』で異常事態が続いている。通常なら10月中には発表される総合司会者が11月16日現在でも決まっていないからだ。

 原因は総合司会者に内定していたタモリが“ドタキャン辞退”したことだ。その理由を巡っては「情報が事前に漏れた」「NHKとトラブった」など様々な憶測が流れているが、一方のNHKは未だタモリ起用を諦めきれないために総合司会者の席が空いたままだとも言われている。

 司会者の人選からして波乱含みの今年の紅白だが、そんななか注目を集めているのがつんく♂の存在だ。「女性自身」(光文社)や東京スポーツが相次いで「紅白の目玉としてつんく♂起用」を報じているが、取材を進めるとそれはかなり確実な線のようだ。

 歌手でありハロー!プロジェクトの総合プロデューサーだったつんく♂が咽頭ガンによる声帯摘出が明らかになったのは今年4月だったが、その後、つんく♂の復帰に大きな関与をしたのがNHKだったからだ。

 9月10日に放映されたNHKドキュメンタリー『NEXT 未来のために「“一回生”つんく♂ 絶望からの再出発」』は復帰を目指すつんく♂を追ったものだが、これは声帯を失って初めてつんく♂が単独取材に応じたもので、子どものために、家族とともに病気を克服しようとするつんく♂の姿が大きな反響を呼んだ。

 また10月3日に、今度は声帯を失って初となった音楽番組『SONGS』にも登場、つんく♂が手掛けた楽曲をTOKIOの長瀬智也やクミコが熱唱し、つんく♂もまたギター演奏する姿を披露している。

「『NEXT』、『SONGS』というNHKが力を入れている番組に立て続けに出演し、つんく♂は復帰を果たしていることからもNHKの入れ込みようが分かるでしょう。紅白出演に関してもかなり前のめりで、つんく♂に関する特別企画までも準備しているようです」(紅白に詳しいNHK関係者)

 声の出ないつんく♂のために、歌や会話がそれほど必要ない審査員での出演や、過去のライブ映像やPV、そして自身の楽曲をゆかりのあるアーティストが歌い、自らはギター演奏など、様々な具体的企画が挙っているようだ。そんななか、「女性自身」11月17日号が「今年の目玉は……つんく♂『NHK紅白『選考裏会議』と題して、興味深い「紅白つんく♂企画」を報じている。

 それは、つんく♂がプロデュースしたハロプロメンバーとの共演だ。

「ゆかりのあるアーティストが出演し、みんなでヒット曲を合唱。モーニング娘。のOGなどにも総出演してもらい、盛り上げたいという考えです。そして最後は、つんく♂さんにパソコンを使って筆談してもらうのです。これが実現すれば、間違いなく紅白史上に残る感動の企画になると局としては考えています」(「女性自身」よりNHK関係者のコメント)

 たしかに、モー娘。OGたちが勢揃いすれば、つんく♂を盛り立てるには最適だろう。しかし、結論から言えばそれは“あり得ない”ことだ。

 今年9月、つんく♂はハロプロの総合プロデューサーから14年2月には全面的に撤退していたことを自ら明らかにしている。その理由として「当時は喉頭がんの発覚前だったが、のどの調子が悪かったため、会長が休養を取ることを勧めた」(15年9月9日「産経ニュース」)など、ハロプロを擁するアップフロントグループ会長の山崎直樹氏から、つんく♂の体調を慮った提言のためと報じられたが、しかしその実情はまったく違った。

 当時本サイトでも報じているが、それはつんく♂が代表取締役を務めるアップフロントのグループ会社・TNX株式会社の赤字問題だったのだ。TNXは音楽制作以外にも、お好み焼き店、靴下や化粧品のブランド立ち上げ、アイドルカフェといった無軌道な多角経営をしており、それらが垂れ流す赤字に山崎会長がブチきれたものだった。

 実際、つんく♂自身、闘病エッセイ『だから、生きる。』(新潮社)でも、プロデューサー降板が自らの意思でないことをこう記している。

「その時は驚いて、僕なりの今後の展望や今後のハロプロ論を伝えたし、いろいろ話し合ったが、結果ハロー!プロジェクトの総合プロデューサーを退き、作詞・作曲に関しては一作家として参加し、ことモーニング娘。に関してはサウンドプロデューサーとしては携わることとなった」
「ただ、僕から総合プロデューサーの役目を投げ出したわけでも、曲が書けないほど弱っているわけでも、ハロー!プロジェクトが嫌になったわけでもないことはわかってもらいたい。今でもハロプロを心から愛してる」

 こうした事務所との関係、確執などがある以上、紅白での“共演”はちょっと考えにくいのではないか。つんく♂が紅白で華々しく登場する陰で、大きな魚を逃がした形の山崎会長は臍を噛むしかないのかもしれない。
(林グンマ)

最終更新:2015.11.17 01:01

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着 芸能・エンタメ スキャンダル ビジネス 社会 カルチャー くらし

NHK紅白の目玉は「つんく♂」の情報! 一方で事務所社長との確執からモー娘。OGとの共演はないとの見方のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。NHKつんく♂林グンマの記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 グレタさん攻撃で炎上した野口健は15歳のシェルパの娘と「児童婚」
2 百田尚樹のハラスメント攻撃にダレノガレが「指がもげるよ」
3 辺野古土砂投入から1年、Coccoが新曲に込めた思い、村本の漫才との共通性
4 葵つかさが「松潤とは終わった」と
5 NHK新会長に安倍人脈の前田晃伸みずほ会長が抜擢された裏!
6 安倍政権御用ジャーナリスト大賞(前編)
7 安倍の成蹊時代の恩師が涙ながらに批判
8 『ひるおび!』と恵は菅官房長官応援団!「桜を見る会」問題で露骨な菅擁護
9 安倍政権御用ジャーナリスト大賞(後編)
10 橋下徹に恫喝された女子高生が告白!
11 『THE MANZAI』ウーマン村本がこだわった「透明人間」たちの思い
12 菅官房長官「政府支援で高級ホテル50カ所に新設」に非難殺到
13 美智子皇后が誕生日談話で安倍にカウンター
14 世耕の不当イチャモンで『報ステ』に謝罪させたテレ朝上層部の愚
15 小泉進次郎「ステーキ食べたい」が環境相失格な理由
16 池上彰が朝日叩きとネトウヨを大批判
17 グッディ高橋克実が北朝鮮危機で本音
18 マツコ「安倍首相は馬鹿」にネトウヨが
19 松尾貴史「日本を壊しているのは安倍さん」
20 安倍が国会閉会会見で「桜を見る会」に自分から触れず! 会見は出来レース
1 久米宏が「テレビが反韓国キャンペーンをやってる」と真っ向批判
2 安倍政権・厚労政務官が外国人在留申請で口利き「100人で200万円」
3 玉川徹がGSOMIA破棄で加熱するテレビの嫌韓煽動を批判
4 明石家さんまが吉本上層部と安倍首相の癒着に痛烈皮肉!
5 『ゴゴスマ』で今度は東国原英夫がヘイト丸出し、金慶珠を攻撃!
6 『報ステ』の“安倍忖度”チーフPがアナやスタッフへの“セクハラ”で更迭
7 『ゴゴスマ』で「日本男子も韓国女性が来たら暴行しなけりゃいかん」
8 文在寅側近の不正に大はしゃぎの一方、安倍政権が厚労政務官の口利きに無視
9 埼玉知事選で警察が柴山文科相への抗議を排除!柴山も表現の自由否定
10 安倍首相がトランプからトウモロコシ爆買い
11 菅官房長官「トウモロコシ大量購入は害虫被害対策」は嘘
12 GSOMIA破棄は安倍のせい 慰安婦合意から始まった韓国ヘイト政策
13 安倍が後に先送り財政検証の酷い中身
14 GSOMIA破棄で日本マスコミの「困るのは韓国だけ」の嘘
15 松本人志や吉本上層部批判の友近、近藤春菜にバッシング、報復か
16 『週刊ポスト』の下劣ヘイト記事は「小学館幹部の方針」の内部情報
17 GSOMIA破棄!八代・有本ら安倍応援団は「嫌なら来るな」
18 『モーニングショー』で「暑さに耐えるのが教育」元高校野球監督は右派論客
19 古市憲寿の芥川賞候補作「参考文献問題」に選考委員が猛批判
20 『関東大震災「朝鮮人虐殺」はなかった!』のデマとトリックを暴く

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄