坂上忍が生放送で「安保法案に大反対」「武器持たない日本でいてほしい」と勇気ある発言! 鈴木奈々も「決まって欲しくない」とキッパリ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
sakagami_150918_top.jpg
アヴァンセプロダクション・スクールHPより


「(安保法案は)ぼく、大反対なんですね」

 きょう、生放送の番組で突然、坂上忍がこのように発言した。きょう放送の『バイキング』(フジテレビ)でのことだ。昨日、石田純一が反対デモに参加して安保法案反対を訴えたことにつづき、坂上もついに声を上げたのだ。

「いまの世界情勢など見てると、必要なのかなって気にもなりがちなんだけど、日本も一時、戦争があったときに『お前ら金だけ出して何もやんないのか』って叩かれたときもあったし、でも、逆に言ったらいまだからこそ、武器持たないで憲法9条持ってりゃいいんじゃないの? だって、被爆国なんだから。被爆国にしかできないことあるわけで、いまだからこそ、武器持たない日本でいてほしいなっていうのが強い想いですかね。どちらかと言うと」

 自分の看板番組で、この堂々とした発言。坂上はいかにも当然といった風情で飄々と語ったが、政権ベッタリのフジテレビで、しかも生放送で展開するとは、相当な度胸がないとできない。さすがは「嫌われることを恐れるな!」と言ってきた坂上だ。

 しかし、坂上の清々しい態度とは対照的に、スタジオの空気はどんよりと重くなり、実際、坂上の両脇で話を聞いていた雨上がり決死隊の二人はいかにも「マズい」といった表情を浮かべていた。だが、坂上の話に、拍手を送る者が現れた。金曜レギュラーの渡辺えりだ。

「わたしもそう思いますよ。武力には武力でやったら、ずーっとつづくわけですから。それを止める勇気。ほんとに大変だけれども、止める勇気をもたなくてはいけないとわたしは思いますね」

 渡辺がそう言った後、再び坂上が「ただね、もう、こっち(自分たちのような)の意見になると、きれいごとにも聞こえ兼ねないので」と渡辺に語りかける。そして渡辺は「だから議論! もっと話し合いをつづけないと」と訴えた。

 このスタジオのムードに芸人たちが怯えるなか、今度は「おバカタレント」といわれる鈴木奈々が、「わたしは反対です」とはっきり口にした。

「0.1%でも戦争に巻きこまれると思うと、そうなる確率が増えると思うと、すごく不安で怖くて、決まってほしくないって気持ちですね」

 「おバカ」で有名になった分、こうした発言は確実にネトウヨの標的になる。それは鈴木も百も承知だっただろう。それでも自分の意見をきっぱりと表明した鈴木に、坂上は「奈々ちゃんが言ったみたいに、(法案が)良い・悪いでいいんだもん。それは奈々ちゃんの年齢の、奈々ちゃんのいまの立場で、これに賛成できるのか賛成できないのか。それが奈々ちゃんの意見なんだもん」と擁護した。

 自分の本音を言えないくらいなら干されたっていい。坂上は再ブレイクを果たしてからも、そのようなことを言ってきた。今回、坂上はきっちりとその態度を鮮明にしたのだ。もうアッパレとしか言いようがないが、さらにもうひとり、反戦思想を行動で表明した芸能人がいる。

 じつはきょう、NHKでも『スタジオパークからこんにちは』に出演した、ミュージシャン・俳優のうじきつよしが、弾き語りで「自由」という自身の歌を披露した。それは明確な“安保法案反対”の歌だった。

《物言えぬ憂鬱 所詮パズルのピース
 時計の針は 錆びついた へし折れたまま
 すべて意のままに 潰されてたまるか
 戦火なき 奇跡の歴史
 罪なき世代に バトンを 手渡せないまま
 曖昧なままじゃ 明日はもう来ない
 手放すな自由
 守り抜け自由
 手放すな自由
 守り抜け自由》

 坂上も、渡辺も鈴木も、そしてうじきも、テレビを支配する“物いえば唇寒し”のムードを打ち破り、自分の言葉で自分の思いを伝えた。メディアに迎合しないその姿勢には、心から拍手を送りたいではないか。

 いまも国会では野党が抵抗を繰り広げている。昨夜につづき石田純一はきょうも反対デモに参加してスピーチを行った。石田、坂上らの勇気を見習って、安保法案に反対の著名人たちはどうかもっと声を上げてもらいたい。
(編集部)

最終更新:2015.09.18 11:13

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

偽悪のすすめ 嫌われることが怖くなくなる生き方 (講談社+α新書)

新着 芸能・エンタメ スキャンダル ビジネス 社会 カルチャー くらし

坂上忍が生放送で「安保法案に大反対」「武器持たない日本でいてほしい」と勇気ある発言! 鈴木奈々も「決まって欲しくない」とキッパリ! のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。マスコミ編集部の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 「大阪の自宅死が全国最多」でも吉村知事を追及できないマスコミ 朝日も…
2 平井卓也のヤクザ並み恫喝はオリパラアプリのデタラメ発注をごまかすため! 
3 JOC経理部長の飛び込み自殺で囁かれる「五輪招致買収」との関係,
4 高須院長が田中事務局長と鈴木宗男に超法規的なリコール期限延長を陳情
5 自民党のネット誹謗中傷対策メンバーの平井卓也が女性蔑視書き込み
6 五輪組織委の現役職員が異常な人件費と中抜きの実情を告発!
7 葵つかさが「松潤とは終わった」と
8 変異株クラスター発生のなか…政府は病床使用率の変更
9 デジタル担当相・平井卓也は電通と組んでネット情報操作を始めた張本人
10 櫻井よしこ、西岡力、文春…朝日・慰安婦報道叩きのデタラメが次々露呈
11 『報ステ』ディレクターの自殺と原発
12 自民党がネトサポに他党叩きを指南
13 『ワイドナ』安倍出演はおかしい
14 聖火リレーの醜いスポンサーファースト 子どもにスポンサー品の着用強要
15 炎上、竹中平蔵がYouTubeで「一部の既得権者が利益」とおまゆう発言
16 香港の国家安全法制報道で安倍応援団の「デマ認定」フェイクに本田圭佑が
17 文科省女性官僚にネトウヨがデマ攻撃
18 なぜ?安倍首相の花見会に太田光が!
19 竹中平蔵パソナの利益が前年の10倍以上に!五輪とコロナ対策事業のおかげ
20 維新府議の「即入院」がテレビではじめて吉村知事に質問されるも…
1 竹中平蔵パソナの利益が前年の10倍以上に!五輪とコロナ対策事業のおかげ
2 JOC経理部長の飛び込み自殺で囁かれる「五輪招致買収」との関係,
3 パブリックビューイング中止は嘘!井の頭、日比谷、上野は開催、代々木公園も
4 「五輪開催で経済効果」は嘘! 強行して感染拡大と経済損失6兆円
5 五輪組織委の現役職員が異常な人件費と中抜きの実情を告発!
6 炎上、竹中平蔵がYouTubeで「一部の既得権者が利益」とおまゆう発言
7 変異株クラスター発生のなか…政府は病床使用率の変更
8 菅政権が「陰性証明」提示で五輪に観客入れるずさん計画!
9 平井卓也のヤクザ並み恫喝はオリパラアプリのデタラメ発注をごまかすため! 
10 「大阪の自宅死が全国最多」でも吉村知事を追及できないマスコミ 朝日も…
11 東京都が消防庁の職員団員3万人を五輪に投入、救急車も大量配置
12 高須院長が田中事務局長と鈴木宗男に超法規的なリコール期限延長を陳情
13 聖火リレーの醜いスポンサーファースト 子どもにスポンサー品の着用強要
14 五輪映画監督の河瀨直美が露骨な五輪礼賛発言、反対の声を八つ当たり扱い!

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄