熱愛・破局に関する話題……本と雑誌のニュースサイト/リテラ
紀香と愛之助を守るため熊切を切り捨て…宮根誠司の露骨な情報誘導に有吉が「下品」と批判

裏であの人が手を…(左・熊切あさ美写真集『Love Me!』ソフトガレージ/中・片岡愛之助公式ブログより/藤原紀香写真集『Origin Norika in kenya』ワニブックス)
「被害者ヅラしてみっともない」「“崖っぷち”が売りだったけど、ほんとに崖に落ちただけでは?」
先週5月28日発売の「女性セブン」(小学館)がスクープした、片岡愛之助と藤原紀香の熱愛&半同棲報道だが、そこでもち上がった愛之助の恋人・熊切あさ美との破局問題。「セブン」は〈恋にピリオドを打った〉と報じたが、熊切は「セブン」発売翌日の29日に『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)へ出演し、涙ながらにこれを否定。しかし、この熊切の告白が世間から反感を買い、冒頭で紹介したように猛烈な熊切バッシングが起こったのだ。
はたして愛之助と熊切は別れたのか、それとも別れていないのか──。この問題について最初に口を開いたのは、意外な人物だった。
「わたくしもきょう午前中、片岡愛之助さんに電話して聞きました! 事の真相を」
まるで井上公造のような台詞だが、発言主は『ミヤネ屋』で司会を務める宮根誠司。なんと司会者自らが、「セブン」発売日に当事者である愛之助に直接話を聞いたと得意げに語り始めたのだ。
しかも、熊切の事務所による「二人は2年近く同棲しており、現在も交際は続いています」というコメントを紹介すると、宮根は「4月くらいにはもう別れたっていうふうに、ぼくはご本人から聞いたんですけども」「どうも、愛之助さんはもうね、ちゃんと二人で話をして別れたというふうにはおっしゃったんです」と“交際中”だとする熊切側の主張を否定。
さらに翌日、今度は例の熊切の独占告白を放送し、熊切が泣きながら「別れ話になったことはない」と訴えたが、熊切のVTRが終わると宮根は「要は電話で話してるわけですよね。別れるということに関して。その内容は、聞きました。ぼくは、愛之助さんから。で、要は見解の相違だと思うんですよね」と、やはり愛之助の言い分を繰り返したのだった。
宮根と愛之助は仲がいいというが、紀香との熱愛発覚から当の愛之助は熊切との関係について公式に発表していない。それを“中立”が求められる情報番組の司会者が、お友だちだからといって代弁者のようにペラペラと一方的な主張を垂れ流す……。この宮根の態度には有吉弘行も「下品だなあ」とラジオ番組で苦言を呈したが、じつは、宮根の裏側には“下品”“お友だち”という一言では済まされない根深い問題が潜んでいる。
「今回の『セブン』のスクープは紀香側も承服済みのものでした。紀香と愛之助は7月5日から放送されるNHK BSプレミアムのドラマ『ある日、アヒルバス』で共演することが決まっていますし、熱愛報道によって話題性も高まる。何より愛之助は注目の俳優ですし、歌舞伎役者という看板もある男性。紀香を可愛がるバーニングプロダクションの周防郁雄社長も今回の熱愛には好意的なんです。となると、邪魔になってくるのは熊切の存在というわけです」(週刊誌記者)
たしかに、過去に芸能界を騒がせた塩谷瞬と冨永愛、園山真希絵の騒動でも、『ミヤネ屋』で宮根は塩谷の女グセの悪さを強調し、二股男として強烈なバッシングを浴びることになった。通常ならば、ほかの芸能マスコミも愛之助の二股疑惑のほうをもっと追求するはずだ。だが、今回は愛之助擁護の報道ばかり。しかもその口火を切ったのが、宮根だったのである。
「宮根はご存じの通り周防社長の後ろ盾で東京進出を果たし、そのために所属事務所のテイクオフを設立したほど。今回の問題も、バーニングとしては紀香のことを考え、“愛之助とは円満に別れたのに、熊切が未練がましい”と報道をミスリードする必要があった。そのために選んだメディアが『セブン』と『ミヤネ屋』だったんです。じつは熊切にも情報をリークできるパイプはあったようなんですが、結局、それに乗ったのは『週刊女性』くらい。主要スポーツ紙は完全に愛之助擁護に回っています」(前同)
宮根は番組のなかで「かる〜く巻きこまれちゃってます、ぼく」と半笑いで語っていたが、何をか言わんや。自らスポークスマンの役割を担っていたのである。巻きこまれたどころか、番組を芸能界の政治バランスのために私物化していると言ってもいい。
だが、このような“私物化”はいまにはじまった話ではない。昨年、中山美穂と辻仁成の離婚騒動の際も、『ミヤネ屋』では「(辻は)仕事関係で知り合った福岡在住のAさんとよく会っているらしい」と井上公造が話し、ふたりの離婚原因は辻にあると誘導。しかし実際は、中山の心がすでに辻から離れ、渋谷慶一郎に移っていただけ。おまけに中山と渋谷の熱愛が判明したときには、『ミヤネ屋』は一切そのことを報じてはいない。これも、バーニング系である中山が傷つかないように辻を一方的に貶め、分の悪い熱愛については無視を決めただけだ。
また、宮根ほど露骨ではないにしても、羽鳥慎一が司会を務める『モーニングバード』(テレビ朝日系)も同様だ。羽鳥の所属事務所も宮根と同じテイクオフだが、『モーニングバード』のコメンテーターは、過去には幻冬舎の舘野晴彦や立花胡桃、現在も長嶋一茂や島谷ひとみなど、バーニングと繋がりの深い人物ばかり。羽鳥自身は性格の問題もあるのか、宮根のようにしゃしゃり出て自分の主張をペラペラ喋ることはないが、番組自体がバーニングに乗っ取られているような状態だ。
さらに番組の“私物化”といえば、『とくダネ!』(フジテレビ系)の小倉智昭も目にあまる。仲が良いという橋本聖子に高橋大輔への「強制キス」問題が取り沙汰されると、番組内で「ぼくなんかも何回も橋本さんとハグはしているんですが。キスはしてないですけど」「誰が意図的にこういうことを流したのか」と橋本を擁護。自分と関係のない人物だとバッサリ斬ることも多いが、たとえば自分が大好きな絢香や華原朋美には思いきり肩入れする。これでは情報番組というより、たんなる“小倉劇場”である。
ワイドショーといえども、番組とはキャスターの利益追求のために放送されるものではない。所属事務所のパワーバランスのために動く宮根はキャスターなどではなく、ただの小間使いだ。
(時田章広)
最終更新:2015.06.05 08:53
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