江角マキコは女性の性の伝道者だった!TVで「体がオナニーしてしまう」発言

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
esumimakiko_01_140813.jpg
「江角マキコ オフィシャルブログ」より


 最近はメディアでもすっかり市民権を得た感のある「女性のオナニー」。女性誌のセックス特集では当たり前のようにオナニーが紹介され、書店には、『ひとりHマニュアル 女の子の気持ちいいオナニー』(データハウス)、『女性のための LOVE GOODS BOOK』(マイウェイ出版)など、女性向けオナニーマニュアル本も並ぶようになった。

 女性向けのAVや“エロメン”と称される人気AV男優のヌード写真集、官能小説、TLなど、女性のオナニーの“オカズ”も豊富に流通するようになり、女子会でも「バイブよりローター派かな」などと堂々とオナニー談義が行われている。

 だが、10年ちょっと前にはこんな状況は考えられなかった。セックス談義についてはオープンでも、オナニーが公然と語られていることはほとんどなく、その言葉は男性向けエロ本やAV、フェミニストの著作くらいでしか見ることはできなかった。「an・an」(マガジンハウス)だけはセックス特集をはじめた当初からオナニー研究の記事を掲載していたが、それ自体がニュースになるくらい珍しいことだった。「オナニーをする女性はごく一部」というような神話を信じている男性も少なくなかった。

 だが、そんな時代に、なんとテレビで、堂々と女性のオナニーの必要性を訴えた有名女優がいる。いま、ママ友騒動で世間を賑わせている江角マキコだ。

 江角が自身のオナニー論を展開したのは、2000年に放送された『江角マキコの恋愛の科学復活スペシャル〜A.D.2000セックス研究報告〜』(フジテレビ系)でのこと。この番組は、司会の江角が赤裸々な恋愛トークを繰り広げることで人気を得ていたが、こともあろうか1月4日という正月の真っ只中に、その発言は飛び出した。

 この日は、ゲストにSMAPの稲垣吾郎を迎え、女性の性のあれこれについて、いつもの白熱トークで番組を盛り上げていた江角。そうして、「オナニーは良いこと? 悪いこと?」というテーマが提示されると、江角はこのように解説を始めたのだ。

「(オナニーは)“セックスの準備”。膣内の粘液の流れを増大させることで男性のペニスを受け入れやすくする。その練習ってことです」

 さらに江角の解説はつづき、“オナニーは感染症の回避のため。膣内の粘膜を酸性にし、病原体を殺し、体外へ流し出す”と説明。ここまでは番組が用意した原稿だったとしても、女優の口から「オナニー」という言葉が連発されること自体、異例の風景だった。しかし、これで驚いてはいけない。ついに江角は、自分の言葉で体験談を語り出すのだ。

「身体がオナニーをしてしまうんです! みんなそうだと思います。そういうこと、したことないって人は、私いないと思うんですね」

 この突然すぎるカミングアウトに、「!?」と凍てつくスタジオ。だが、江角はそんな空気に屈することなく、さらにたたみかけるように「大体の人が、自分の身体を触る行為はしてると思います」とキッパリ言い切った。

 冒頭で、いまは女性のオナニーは公然化していると書いたが、それでも現在のテレビ番組でも、このような発言はまずあり得ない。せいぜい深夜の、それもテレビ東京で、“セクシータレント”が口にしてぎりぎりでアリな世界だろう。それをいまから14年も前に、23時台スタートのフジテレビの番組で、視聴者も多い正月に、一線で活躍する有名女優が“女はオナニーをするもの”と断言したのだ。これは、女性の性の解放史の1ページに記録されてもいいような大事件である。ある意味、江角はオナニーのジャンヌ・ダルクだったといってもいいかもしれない。

 もっとも、彼女のこういう歯に衣着せぬストレートな物言いが、ママ友の反発を買って今の騒動を引き起こしてしまったという部分はあるだろう。コンサバ層には江角のような存在は理解できない。やっぱり江角みたいな人が青学みたいな学校に子どもを入れちゃダメだったのだ。

 でも、今さら後悔してもしようがない。現在の江角は長嶋一茂宅への“落書き問題”で芸能生命が危ぶまれているが、ぜひ真相をはっきりさせて謝罪すべきことは謝罪し、もう一度、TVで男前なコメントをする姿を見せてほしい。
(岡崎留美子)

最終更新:2014.09.24 12:49

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

戦士ジャンヌ・ダルクの炎上と復活

新着 芸能・エンタメ スキャンダル ビジネス 社会 カルチャー くらし

江角マキコは女性の性の伝道者だった!TVで「体がオナニーしてしまう」発言のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。岡崎留美子性教育江角マキコの記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 年金積立金が1~3月期で18兆円マイナス! 国民の年金を溶かした安倍政権の責任
2 小池百合子都知事が東京アラート解除のため陽性者数を操作していた疑惑
3 大谷医師が明かしたネトウヨの電凸攻撃!「反日」と怒鳴り込まれたことも
4 官製デマによる『モーニングショー』一斉攻撃はやはり安倍官邸の指示
5 東京の感染者は7月1日から100人超、発表67人を139人に修正
6 PCR検査拡大を訴える大谷クリニック院長がテレビから消えた!
7 東京都の感染者100人超で小池知事、加藤厚労相、安倍首相の仰天言動
8 小池百合子が当選後、コロナ対応担う都立病院の合理化計画
9 葵つかさが「松潤とは終わった」と
10 吉村洋文知事がコロナワクチン開発でもペテン手口!
11 小池百合子、小野泰輔の“ヘイト”に津田大介が切り込んだ
12 安倍首相秘書が案里陣営とともに溝手陣営切り崩しに動いていた!
13 『テラスハウス』木村花さんへの「やらせ指示」はやはりあった!
14 河井事件でバービーが「安倍首相の名前で金を受け取らせたのは圧力」
15 『進撃の巨人』のシキシマはリヴァイ?
16 杉田水脈事務所が本サイトに抗議! フィフィさんは大はしゃぎしてない
17 久米宏が終了決定のTBSラジオで田中真紀子と
18 “フジのスシロー”平井文夫解説委員の安倍擁護は“本家”田崎史郎より酷い
19 久米宏がTBSラジオの最終回で何も語らなかったのはなぜか?
20 極右ヘイトの企業経営者総まくり(前)
1 小池百合子都知事が東京アラート解除のため陽性者数を操作していた疑惑
2 年金積立金が1~3月期で18兆円マイナス! 国民の年金を溶かした安倍政権の責任
3 安倍首相秘書が案里陣営とともに溝手陣営切り崩しに動いていた!
4 小池百合子が当選後、コロナ対応担う都立病院の合理化計画
5 橋下徹の政権批判はポーズ!安倍首相とAbema対談でアシスト
6 検品したアベノマスクにまだ「虫」が…作家で医師の海堂尊が画像公開
7 大谷医師が明かしたネトウヨの電凸攻撃!「反日」と怒鳴り込まれたことも
8 「安倍さんからと言われた」河井前法相から現金を受け取った町議が証言!
9 東京の感染者は7月1日から100人超、発表67人を139人に修正
10 「専門家会議廃止」の裏に緊急事態宣言の解除をめぐる安倍官邸と専門家の対立
11 田崎史郎が『モーニングショー』から消えた! 原因は玉川徹?
12 東京都の感染者100人超で小池知事、加藤厚労相、安倍首相の仰天言動
13 吉村洋文知事がコロナワクチン開発でもペテン手口!
14 安倍首相がイージス・アショア停止を悪用して「敵基地攻撃能力」保有へ
15 河井事件でバービーが「安倍首相の名前で金を受け取らせたのは圧力」
16 小池百合子、小野泰輔の“ヘイト”に津田大介が切り込んだ
17 『テラスハウス』木村花さんへの「やらせ指示」はやはりあった!
18 久米宏がTBSラジオの最終回で何も語らなかったのはなぜか?
19 渡部建が妻や相方に謝罪する一方、被害者である相手女性に謝罪せず

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄