河野太郎はまだ国民に謝罪していない! 新「謝ったら死ぬ病の男」がワクチン不足を隠すためについた嘘と”知の崩壊“発言を検証

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『news23』に出演する河野大臣


 菅政権が新型コロナの「切り札」だと喧伝してきたワクチンの供給減少で、接種予約を停止・制限する自治体が続出している。日本経済新聞社が全国の主要都市など52自治体に予約状況を尋ね、回答を得た45自治体から回答を得たところ、大阪や神戸、千葉、北海道、仙台など7割の自治体が「予約を停止・制限」「停止・制限を予定」と回答。さらには、菅義偉首相がぶち上げた「11月末までに希望する国民への接種完了」についても、「11月末までに接種完了」とした自治体は3割にとどまったという。

 こうして国の不手際がはっきりとしつつあるなか、ついにあの男が自治体に謝罪の言葉を口にした。ワクチン担当の河野太郎・行政改革相が、昨日おこなわれた全国知事会会長の飯泉嘉門・徳島県知事とのオンライン意見交換の場で「はしごを外したかたちになってしまいまして、大変申し訳なく思っております」と詫びを入れたのである。

 何をいまごろ、という話だろう。現に、河野大臣は自治体から「供給がない!」と悲鳴があがっていたなかでも、記者会見で「各自治体にはまだそれなりの在庫がお手元にあると思う」などと発言し、「在庫」の多い自治体には供給量を1割減らすなどと宣言。これに合わせたように菅首相も8日の記者会見の場で「全国の自治体に4000万回分が使用されず在庫になっていると見込まれる」と自治体に責任転嫁し、さらには自民党の下村博文政調会長は「(ワクチンが)足らないという風評が広がっていることも事実だ」などと発言した。

 ところが、自治体から「在庫ではなく2回目接種分だ」「在庫などない」という反発が起こり、現実に予約受付の停止や2回目接種予約ができない自治体が相次いだことで不安の声は国民にも広がった。くわえて西村康稔・経済再生担当相の酒類を提供する飲食店に対する金融機関を使った恫喝問題もあり、NHKの世論調査でも菅内閣の支持率は33%と過去最低を記録。ようするに、政権に対する風当たりが強くなったことを受け、いまごろになって河野大臣は自治体首長に直接、非を認めたのだ。

 しかも、河野大臣は自治体首長に謝っただけで国民には謝っていないし、「在庫」などという言葉を使って自治体に責任転嫁した事実は悪質極まりない。なのに、いつも強気で自信満々の河野大臣が謝罪を口にしたことから、ネット上では「謝るだけ河野さんは偉い」「テレビにも出てきてちゃんと説明している」「河野さんも大変だよな」などという擁護の声が出ているのだ。

「謝るだけ河野さんは偉い」って、まったく何を言っているのだか。というのも、テレビでの発言をよく聞くと、実際のところ河野大臣の謝罪はポーズにすぎず、いまだに何も反省していないからだ。

 たとえば、12日に生出演した『報道ステーション』(テレビ朝日)では、「ワクチンが足りない」という自治体の声を受けて「もっと早く調整できなかったのか」という質問が飛んだ。すると、河野大臣はこんな話をはじめた。

「政府がもっとコントロールしようとすると、恐らくもっと低い水準だったと思います。政府がそれをやらずに、それぞれ自治体の裁量で、いちばん良いやり方でやってくださいと言ったら、現在、1日に140万回を超えるようになっています。冷戦時代のソ連の計画経済と西側の自由経済の差だと思います。どこかでコントロールしようとすると、我々の想像からいって1日100万回がゴールみたいなことでした。自治体がいろんなことを考えてやってくれたので、どんどんペースが加速しました」

「ソ連の計画経済」などとわけのわからない喩え話をしていたが、ようは自治体に責任転嫁しているだけ。しかも、河野大臣はあたかも国が自治体の主体性・自主性を信頼した結果、ペースが加速したかのように語っているが、菅政権は強権性むき出しで総務省の交付税課長まで動かして自治体に接種を急かし、河野大臣は接種記録システムへの情報入力が遅い自治体に“ワクチン配送を飛ばす”などという恫喝をかけてきたのではなかったか。

 それが、接種スピードが供給量を上回った途端、「我々の想像は1日100万回がゴールだった」などと言い出したのである。

 実際、河野大臣は9日の記者会見で「接種回数が1日当たり120万回を超えて極端に速く打っていただいている自治体がある」と発言。あれだけ尻を叩くだけ叩いておいて「極端に速い」とはどんな言い草だ、という話だろう。

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