玉川徹が原発汚染水“海洋放出”論に真っ向反論!「原発事故は起こらないって言ってた専門家がまた無責任なことを」

2019.10.05 11:35
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
玉川徹が原発汚染水海洋放出論に真っ向反論!「原発事故は起こらないって言ってた専門家がまた無責任なことを」の画像1
テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』番組サイトより


 福島第一原発のトリチウムを含んだ汚染水の海洋放出問題。汚染水対策を担当する経産省の課長級職員が、自身のFacebookに「廃炉に責任を負ってない人はピーチクパーチク言えるけどねえ、笑」と投稿したことが波紋を広げている。経産省は「国家公務員の信用を失墜させる行為」として4日、当該職員の懲戒処分を発表し火消しに走っているが、これは、いかに政府が汚染水問題を軽視しているかの表れだろう。

 汚染水をめぐっては、原田義昭・前環境相が退任直前に「原発の処理水は思い切って放出して(海に)放出して希釈しか方法はない」と発言。さらに、松井一郎・大阪市長が「海の環境や人体に影響ない、ただの水」「政府が科学的根拠を示して海洋放出する決断をすべき」などと言って条件付き大阪湾で受け入れる可能性を表明、政府を援護射撃するなど、安倍政権は汚染水の海洋放出をまるで決定事項かのように誘導している。

 ところが、汚染水と海洋放出の危険性に正面から切り込むマスコミはほとんどない。それどころか、安倍政権にならって汚染水を「処理水」と言い換え、原子力ムラが主張する「トリチウムは無害」という“安全神話”を垂れ流すという忖度がまかり通っている状態だ。

 そんななか、少し前、汚染水問題に果敢に突っ込んだのが、9月25日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)だった。

 番組では、汚染水海洋放出を取り上げるコーナーで、“原子力ムラの御用学者”として知られる「放出賛成派」の澤田哲生・東京工業大学先導原子力研究所助教、そして、トリチウムの健康被害にも詳しい「放出反対派」の西尾正道・北海道がんセンター名誉院長がゲストとして出演。御用学者の澤田氏に対し、西尾氏と番組コメンテーターの玉川徹氏が、その矛盾や疑問を突くという大激論になったのだ。

 そもそも「汚染水」とは、原発事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)に触れた冷却水や地下水のことで、高濃度の放射性物質を含む。この汚染水からセシウム、ストロンチウムなどの放射性物質を除去したうえで海への放流を検討しているわけだが、トリチウムだけは除去が不可能とされ、漁業関係者を中心に食の安全や健康被害などが懸念されている。

 一方、増え続ける汚染水を貯蔵するタンクを置く敷地はあと3年ほどで満杯になるとみられている。だからこそ安倍政権はいま、トリチウムの無毒性を強調し、海洋放出を正当化しようとしているわけだ。

 9月25日の『モーニングショー』でも、「放出賛成派」の澤田氏が政府の立場と同じく、「もともとトリチウムは自然界にもあるので濃度が自然に近ければ科学的には影響は出ない」「成分は水素と同じ」などと説明。さらに、「水は H2Oですがトリチウムが入ってくるとHTOになる、水と混じってるんですね。ですからH2OからHTOを分離するっていうのは可能じゃないですが、非常に手間とお金がかかっちゃう」などとして、除去しないで海洋放出するべきだと主張した。

 これに対して「放出反対派」の西尾氏は、「トリチウムは水素と同じ動きをするが、体内でたんぱく質や糖などとくっつくと排泄されず年単位で体内に残る可能性がある」と反論。その危険性をこう述べた。

「問題は(細胞の)核にまでしっかりとトリチウムは水素として入り込んでいるっていうことが証明されている。最後の核まで入ってそこで放射線を出す。核の中に二重らせん構造の遺伝子があります。4つアデニンとかシトシンだと4つの塩基で組み合わされてるんですけど、その4つの塩基が組み合わされている二重らせん構造っていうのは、実は水素結合力でつながっているんです。それがヘリウムに変わったら水素結合力なくなりますから、二重らせん構造そのものが壊れちゃう。放射線が出るだけじゃなくて二重らせん構造も壊れてしまう」

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

玉川徹が原発汚染水“海洋放出”論に真っ向反論!「原発事故は起こらないって言ってた専門家がまた無責任なことを」のページです。LITERAは政治・マスコミ・ジャーナリズム・オピニオン・社会問題や芸能(エンタメ)・スキャンダル・カルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。東京電力、汚染水、玉川徹、福島原発、編集部、羽鳥慎一モーニングショーの記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

1 市川沙耶と熱愛・野島アナに二股の過去
2 統一教会最古参元幹部が安倍晋三と教団の深い関係をテレビで激白!
3 小倉優香の番組中「辞めさせてください」の本当の理由は番組のセクハラ
4 葵つかさが「松潤とは終わった」と
5 高市“飲酒G7ドタキャン”を隠すため茂木外相が嘘答弁!嘘に嘘を重ねる迷走
6 高市政権と日本会議「明治の日」復活の策謀
7 国民民主党・玉木雄一郎「改憲」への危険な野望! 
8 吉高由里子が元カレに言った一言
9 高市早苗“G7ドタキャン”言い訳の嘘と本当の理由を徹底検証!
10 能年玲奈に前事務所が「本名、使うな」
11 「議員定数削減」で自民・維新は議席占有率アップと「企業献金」温存の一挙両得
12 グッディ高橋克実が北朝鮮危機で本音
13 RADWIMPS野田洋次郎の優生思想丸出し差別発言の背景にあるもの
14 堀江貴文「税金泥棒」発言で晒した年金問題への無知と頭の悪さ
15 テラスハウスの出演者がセクハラ告白
16 「アジア大会」運営を大阪万博の工費未払いトラブル会社が受注
17 キティ、マイメロが戦争反対を訴え!
18 りえママ、娘にたけしとの不倫を強要!?
19 高市早苗が「戦争をしたがっている」ことを証明するトンデモ発言集!
20 三笠宮家に夫妻、母娘の断絶が!

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄