サザン桑田が新アルバムで反日バッシング対策!? 週刊誌にもコラボ企画でPR予算バラマキ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
sas_0512.jpg
ローソンで無料配布された「スペシャルマガジン 総力特集 サザンオールスターズ『葡萄』」

 今年3月31日に10年振りとなるアルバム『葡萄』(ビクターエンタテインメント)を発売したサザンオールスターズ。しかし、同作をめぐってはある疑惑がささやかれている。それは、このアルバムが例の“反日バッシング”対策でつくられたのではないか、という疑惑だ。

 周知のように、桑田佳祐は昨年末の紅白歌合戦で「ピースとハイライト」を披露し、大炎上した。歌詞が安倍政権批判だ、桑田のちょび髭姿がヒトラーを連想させる、としてネット上では「桑田は反日だ!」とネトウヨが大反発。また、これは横浜アリーナで行われていた年越しライブからの中継だったが、背後のスクリーンに映し出された日の丸にバツ印がついていたことや紫綬褒章をポケットから取り出したことにも非難が集中し、右翼系団体がサザンの所属事務所前に街宣車で乗りつけ、抗議活動を行う事態に発展した。

 正月明けになっても騒動は収まらず、週刊誌やスポーツ紙もこぞってバッシング報道を展開。1月15日には、桑田圭祐と所属事務所アミューズ名で謝罪文を発表している。

 そして、新アルバム『葡萄』にはどうやら、こうしたバッシングへの対策、貼り付けられた「反日」「国賊」というレッテルを払拭する意図が込められているようなのだ。

 そのひとつの表れが、アルバムに収録されている「Missing Persons」という曲だ。この曲は、北朝鮮による拉致問題をテーマにしており、《後が無いのは向こうさ 瀬戸際の状況さ》《愛しい人よ 今 逆転勝利へ》などの歌詞が盛り込まれ、《Megumi,Come back home to me.》と、拉致被害者の象徴的存在である横田めぐみさんの名前を歌い上げている。

 ──言わずもがな、拉致問題は安倍晋三首相のライフワークで、最大の看板にしている政治課題。そんなところから、桑田は“反日ではなく愛国者”“安倍首相支持者”であることをアピールする目的でこの楽曲をアルバムに入れたのではないか、と言われているのだ。

 実際、桑田はメッセージソングをいくつもつくっているが、これまでの曲に比べると、「Missing Persons」はあまりにも直接的だ。たんに拉致問題をテーマにしているだけでなく《後が無いのは向こうさ 瀬戸際の状況さ》など、安倍首相がしばしば口にしてきた主張をなぞるような歌詞、また、インタビューでも「2002年に拉致問題が認められて以来、なかなか状況は進展していない」「ご家族の帰りを待つ方々の気持ちを思えば、歯痒いなんて言葉では済まないと思うんです」(スイッチ・パブリッシング「SWITCH」Vol.33 )と、これでもかというくらいに拉致問題への思いをアピールしている。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

それをお金で買いますか――市場主義の限界

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

サザン桑田が新アルバムで反日バッシング対策!? 週刊誌にもコラボ企画でPR予算バラマキのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。マスメディア田部祥太の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 安倍政権・厚労政務官が外国人在留申請で口利き「100人で200万円」
2 玉川徹がGSOMIA破棄で加熱するテレビの嫌韓煽動を批判
3 『モーニングショー』で「暑さに耐えるのが教育」元高校野球監督は右派論客
4 くりぃむ上田晋也が“政権批判NG”に敢然と反論
5 橋下徹に恫喝された女子高生が告白!
6 『なつぞら』が宮崎駿・高畑勲も闘った「東映動画・労使紛争」を矮小化
7 GSOMIA破棄!八代・有本ら安倍応援団は「嫌なら来るな」
8 久米宏が「テレビが反韓国キャンペーンをやってる」と真っ向批判
9 「あおり運転」警察の過剰捜査とワイドショーの異常報道
10 嫌韓批判で炎上も…石田純一はブレない
11 葵つかさが「松潤とは終わった」と
12 古市憲寿の芥川賞候補作「参考文献問題」に選考委員が猛批判
13 吉川晃司が「俺は現政権がでえっ嫌い」
14 安倍イラン訪問でNHK岩田明子記者がまた安倍フェイクPR
15 自衛隊スパイ事件、官邸が解禁の理由
16 古市憲寿「平成くん、さようなら」と「終末期医療打ち切れ」論
17 ウーマン村本がよしもと社長からの圧力を激白!
18 池上彰が朝日叩きとネトウヨを大批判
19 陸上・朝原宣治がスポーツの政治利用に危機感
20 小木「松本さんが裏で牛耳ってる」文春も松本の吉本支配を批判
1安倍首相と省庁幹部の面談記録が一切作成されなくなった!
2くりぃむ上田晋也が“政権批判NG”に敢然と反論
3金融庁報告書で厚労省年金局課長の驚愕無責任発言
4産経新聞コラムが「引きこもりは自衛隊に入隊させて鍛え直せ」
5安倍首相が「老後2000万円」追及に逆ギレ!
6菅官房長官が望月衣塑子記者への“質問妨害”を復活
7金融庁「年金下がるから資産運用」報告書で麻生太郎が開き直り!
8F35捜索打ち切りと大量購入続行でNHKが「背景に政治性」と報道
9金融庁炎上の裏で安倍政権が「年金」の“不都合な事実”を隠蔽!
10防衛省イージス・アショア失態 、玉川徹が原因を喝破!
11長谷川豊が部落差別発言「謝罪文は馬場幹事長が作った」
12講談社「ViVi」の自民党広告は公選法違反か!
13映画『主戦場』上映中止要求の右派論客に監督が徹底反論!
14渡辺謙が語った『ゴジラ』出演と震災、原発、戦争
15マンガ『スシローと不愉快な仲間たち』第1話
16田崎史郎「65歳から年金もらってます」
17川崎殺傷事件「不良品」発言こそ松本人志の本質だ!
18 香港市民はデモの力示したが、日本は…
19松本人志が「不良品」発言問題で謝罪も説明もなし!
20農水元次官子ども殺害正当化は、橋下徹、竹田恒泰、坂上忍も

カテゴリ別ランキング


人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄