突如終了『テラスハウス』も?“やらせは当然”リアリティ番組の実態

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
terracehouse_140904.jpg
惜しまれながら9月で放送を終えるフジテレビ『テラスハウス』(画像はオフィシャルサイトより)


「台本は一切ございません」。──番組冒頭にスタジオ出演者のYOUが毎度このように断る、人気のリアリティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)。先日、突如として今月9月で番組を終了すると発表されたが、一部では「やらせ疑惑が持ち上がったせいでは?」と噂されている。

 まず最初に『テラスハウス』のやらせ疑惑を報じたのは、「FLASH」(光文社)。ギャラは月に30~40万円で、スタッフの意向を受けて告白したりキスしたりした際にはそれぞれ手当として5〜10万円が支給されているという内容だった。つづいて「週刊文春」(文藝春秋)は、「現場に複数いるスタッフの振り付けにより展開が決まる」とし、さらには過去の出演者であるグラビアアイドルの筧美和子は、スタッフから「バストを鷲掴み」されるなどのセクハラ行為も受けていたと伝えた。

 こうしたやらせ報道に対し、フジテレビの亀山千広社長は「テラスハウスは(スタッフの指示が)ないと断言できる」と明言。だが、ネット上の反応は「やらせでしょ」「なにをいまさら」と冷ややか。まるで「リアリティ番組でのやらせは当然」という空気さえ流れている。

 それもそのはずだ。古くは一世を風靡した『進め!電波少年』(日本テレビ系)内の「ユーラシア大陸ヒッチハイク横断旅行」での飛行機使用から、最近では『ほこ×たて』(フジテレビ系)の問題まで、テレビ業界ではリアリティショーにおけるやらせが横行してきたからだ。

 まず、思い返されるのは、『テラスハウス』と同様に恋愛を扱ったリアリティ番組『あいのり』(フジテレビ系、1999〜2009年放送)だろう。こちらは男女7人が世界中を“ラブワゴン”なる車で旅しながら恋人を見つけるという内容で、『テラハ』と同じように10〜20代を中心に爆発的な人気を誇っていた。

 だが、この『あいのり』出演者で、人気も高かったメンバー・通称“デヴィ”が、番組の“やらせ”を暴露。それを報じた「週刊新潮」(新潮社)05年2月24日号によると、成田空港を発つ前からディレクターからのやらせ指示が行われ、「(フラれたばかりの男性出演者と)カップルになって帰ってきてね」と言われたという。

 もちろん、海外に行ってラブワゴンに乗ってからも「撮影中は毎晩、スタッフから翌日の行動を指示されました」と語るように、ディレクターからの“演出”はつづく。ひどいときは「最近、彼と仲よすぎるから、ちょっと殴ってみようか」と言われ、彼女が指示通りビンタしたところ、相手の男性に泣かれてしまったそうだ。 ──こんな話を読んでしまうと、『テラハ』における聖南さんの“トレンディ劇場”や、水球選手・賢也氏と遼子ちゃんの“泥沼バトル”も、もしかして……と邪推してしまったりもする。いや、台本ナシであれだけの展開が繰り広げられていたら、『テラハ』は世の中が怖くなるほどの強烈メンバー揃いであることは間違いないが。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

TERRACE HOUSE INSIDE

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

突如終了『テラスハウス』も?“やらせは当然”リアリティ番組の実態のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。リア充水井多賀子裏側の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 NZモスクテロ事件容疑者が日本の「多様性のなさ」を賞賛!
2 指原莉乃がウーマン村本を「政治語るな」批判
3 安倍首相が防衛大卒業式でも自衛隊を道具に改憲を宣言
4 グッディ!土田マジギレ真の原因
5 ネトウヨ高須院長に息子が苦言!
6 フジ『バイキング』で金美齢が部落差別
7 田崎スシローが望月衣塑子記者を「トンチンカン」と攻撃
8 高須院長〈アウシュビッツは捏造〉問題をマスコミはなぜ報じない?
9 沖縄2紙の記者を警察が拘束する暴挙
10 安倍首相にマッチョ批判
11 ピエール瀧逮捕報道で炎上した深澤真紀は間違ってない
12 東山紀之が“反ヘイト本”を出版
13 『報ステ』がまた政権批判アナ排除
14 自民党NHK受信料義務化の狙いは?
15 五輪汚職のJOC竹田会長居座りを許すマスコミの電通タブー
16 産経新聞が社員の1割をリストラ
17 山本太郎を評価せよ!
18 安倍政権御用ジャーナリスト大賞(前編)
19 自民党・大西議員が原発でも言論弾圧
20 元旦朝生のウーマン村本は間違ってない
1安倍首相が隠した原発事故の責任
2 震災から8年、安倍政権の被災者切捨て
3田崎スシローが望月衣塑子記者を「トンチンカン」と攻撃
4指原莉乃がウーマン村本を「政治語るな」批判
5 電力会社の原発広告復活! 関西電力、九州電力は3倍増に
6ピエール瀧逮捕報道で炎上した深澤真紀は間違ってない
7安倍自民党「公約の9割成果」の嘘を検証
8高須院長〈アウシュビッツは捏造〉問題をマスコミはなぜ報じない?
9『報ステ』がまた政権批判アナ排除
10安倍政権が米ジャパンハンドラーに3億円の寄付
11 安倍が再びバノンから「偉大なヒーロー」と
12安倍首相が“外国人労働者受け入れ”でもお友達優遇か
134人のヘイトデモを大量の警察官が守る異様な過剰警備!
14 防衛省元幹部が新基地建設事業投資ファンドの広告塔に
15参院選出馬説の貴乃花が危険な極右オカルト発言!
16酩酊状態にさせ暴行して無罪!甘い性犯罪判決の背景
17NZモスクテロ事件容疑者が日本の「多様性のなさ」を賞賛!
18五輪汚職のJOC竹田会長居座りを許すマスコミの電通タブー
19百田尚樹vs古市憲寿、ウソついたのは
20ピエール瀧「韓国紙幣で吸引」報道の差別扇動

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄