都道府県別、出身者が食いつくネタを仕込めば、仕事相手と距離が縮まる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
todouhuken_140821.jpg
『気遣い、謝罪、クレーム対応「大人の作法」入門』(プレジデント社)

「夏休みはどちらに行かれてたんですか?」「ちょっと実家にね」「そうですか。実家はどちらですか」

 お盆明け、取引先や顧客に会うと、こういう会話から始まることが多いのではないだろうか。でも、せっかく実家のある場所を聞いてもだいたいは「ああ、いいところですね」「いやいやただの田舎でね」くらいのやりとりで終わってしまう。

 これはちょっともったいない。というのも、この実家・出身地話というのは会話を膨らませることができる格好のネタだからだ。自分の出身地に興味を持ってくれる相手に、嫌な気持ちになる人はほとんどいない。出身地のことで会話が盛り上がれば、好印象を植え付けることもできるし、距離感が縮まって、そこから、一気にビジネスチャンスにつながることも十分ある。

 でも、どうすれば、出身地ネタを盛り上げ、会話を膨らませことができるのだろう。ひとつは、相手が自分の地元について解説したくなるような質問をすることだ。ただ、平凡な質問だと盛り上がらない。たとえば、相手の出身地が青森だったからといって「青森って、やっぱりりんご、おいしいんですよね」と話をふっても、相手は「こんな質問、これまで何百回されたかな~」とうんざりするのが関の山だろう。
 
 できれば、相手が「え、それ知ってるの?」「そうそう。うちの地元、そうなんですよ」と思わず身を乗り出してくるような、ネタをふりたい。そのために役に立ちそうな資料が『気遣い、謝罪、クレーム対応「大人の作法」入門』(プレジデント社)という本に載っていた。

 題して、「47都道府県 県民にとっては当たり前!? マニアックネタ一覧」というもので、「県民が盛り上がる、鉄板ネタ」が、都道府県別に一覧表になっているのだ。

 たとえば、先述していた青森県の項目を見ると、「りんごの種類当てクイズができる」とある。どうも、青森県民は見ただけでりんごの種類を当てることができるらしい。そこで、これを使って「青森の人はりんごを見ただけで、種類が当てられるんでしょう?」とふってみる。すると、相手は「そうそう。ききりんご大会とかもあるんですけど、結構難しくてね」と会話に乗ってきてくれるかもしれない。

 あるいは、山形県の項目には「芋煮の具と味をめぐり、県内でも抗争」とある。調べてみると、内陸の村山地方は、牛肉、里芋、こんにゃく、ねぎなどを入れて醤油で味付けするのに対し、日本海側に位置する庄内地域では、豚肉、里芋、厚揚げ、こんにゃく、しいたけなどを入れ、酒粕と味噌で味付けするなど、まったくちがうらしい。そこで「そういえば、山形名物の芋煮って、地域によってちがうんでしょ。◯◯さんの実家はどっち派?」とふってみる。きっと、「うちは内陸なんですけど、やっぱり芋煮は牛肉ですよ!」とか熱く語ってくれるはずだ。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

気遣い、謝罪、クレーム対応「大人の作法」入門 (マンガPRESIDENT)

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

関連キーワード

都道府県別、出身者が食いつくネタを仕込めば、仕事相手と距離が縮まるのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。ご当地ネタ島原らんの記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 F35捜索打ち切りと大量購入続行でNHKが「背景に政治性」と報道
2 田崎史郎「65歳から年金もらってます」
3 香港市民はデモの力示したが、日本は…
4 くりぃむ上田晋也が“政権批判NG”に敢然と反論
5 安倍イラン訪問でNHK岩田明子記者がまた安倍フェイクPR
6 『朝生』で百田尚樹が徹底論破され大恥
7 葵つかさが「松潤とは終わった」と
8 秋篠宮家の料理番がブラック告発
9 長谷川豊が部落差別発言「謝罪文は馬場幹事長が作った」
10 橋下徹に恫喝された女子高生が告白!
11 維新応援団・野村弁護士が懲戒、橋下徹にも請求が
12 グッディ高橋克実が北朝鮮危機で本音
13 松本人志が「不良品」発言問題で謝罪も説明もなし!
14 産経新聞コラムが「引きこもりは自衛隊に入隊させて鍛え直せ」
15 防衛省イージス・アショア失態 、玉川徹が原因を喝破!
16 安倍首相が「老後2000万円」追及に逆ギレ!
17 読売が出会い系通い記事批判に失笑反論
18 講談社「ViVi」の自民党広告は公選法違反か!
19 金融庁報告書で厚労省年金局課長の驚愕無責任発言
20 マツコ「安倍首相は馬鹿」にネトウヨが
1国民健康保険料が大幅値上げ、年間10万円増額も
2安倍首相と省庁幹部の面談記録ゼロ!安倍政権“公文書破壊”の実態
3石野卓球がワイドショーに勝利した理由
4忖度道路めぐり安倍の直接指示の新事実が
5安倍首相が「桜を見る会」に『虎ノ門ニュース』一行を堂々招待
6安倍が“忖度道路”の要望書を提出、山陰自動車道でも利益誘導
7上野千鶴子「東大祝辞」へのワイドショーコメントが酷い!
8 塚田「忖度」発言は事実! 麻生利益誘導の疑惑
9イチローに国民栄誉賞を断られ安倍政権が赤っ恥
10野党議員をデマ攻撃「政治知新」の兄・自民党県議を直撃!
11NHKで国谷裕子を降板に追い込んだ人物が専務理事に復帰
12維新勝利で橋下徹が「反対した年配の人が死んじゃった」
13中村文則が安倍政権批判に踏み込む理由
14 『あさイチ』の「中高生に韓国が人気」企画炎上の異常
15 安倍首相「桜を見る会」招待状が8万円で売買との報道!
16菅官房長官「令和おじさん」人気の正体!
17ゴーン逮捕“国策捜査説”を裏付ける経産省メール
18「あつまれ!げんしりょくむら」以外も…原子力ムラの醜悪SNS戦略
19衆院補選で安倍自民党が大惨敗の予想が!
20 ピエール瀧出演の『麻雀放浪記2020』に“安倍政権への皮肉”

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄