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古市憲寿「平成くん、さようなら」と「終末期医療打ち切れ」論の共通性! 炎上から遁走したまま芥川賞狙いの姑息

フジテレビ『とくダネ!』1月16日放送より
やっぱりこの男は、このまま逃げ切るつもりなのか。古市憲寿が13日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ)でも、例の“高齢者の終末期医療打ち切れ”発言について、一切語らなかった。
本サイトでも、1月1日と6日にお伝えしたとおり、古市と落合陽一が「文學界」(文藝春秋)2019年1月号での対談「『平成』が終わり、『魔法元年』が始まる」のなかで、“終末期医療、とりわけ最後の1カ月の医療は金の無駄だ、社会保障費削減のためにやめたほうがいい”という趣旨の発言をし、ネットを中心に大きな問題となった。
12月26日に芥川賞作家の磯崎憲一郎が朝日新聞の文芸批評で批判したのを皮切りに、本サイトも今月1日の記事(古市憲寿と落合陽一「高齢者の終末医療をうち切れ」論で曝け出した差別性と無知! 背後に財務省の入れ知恵が)で医療・社会保障の専門家による複数の論文を引用しながら、ふたりの若手論客は財務省の“社会保障費カット論”のペテンに丸乗りしていると批判。ネット上では、医療関係者や医療ジャーナリストからもその誤謬を指摘する声が続出した。
批判の声が高まるなか、落合陽一は5日朝に一部撤回と反省を表明。一方の古市は落合が表明して以降、ツイッターでも、テレビ出演の告知や旅行の様子を報告するばかりで、この件には一切触れなくなってしまった。
その後も古市は、何食わぬ顔でバラエティ番組などに出演し続けていたものの、これまで自身の炎上発言について度々釈明・反論する場としてきた『ワイドナショー』ではさすがに何かしら発言するかと思ったが、『ワイドナショー』でも一切この問題について語らなかったのだ。
どうやら古市は、落合の反省表明をもって、自分はダンマリを決め込み、この問題をなかったことにしようとしているようだ。
しかし、そもそも対談で問題視された部分の核心は古市のこのセリフだった。
〈財務省の友だちと、社会保障費について細かく検討したことがあるんだけど、別に高齢者の医療費を全部削る必要はないらしい。お金がかかっているのは終末期医療、特に最後の一ヶ月。だから、高齢者に「十年早く死んでくれ」と言うわけじゃなくて、「最後の一ヶ月間の延命治療はやめませんか?」と提案すればいい。胃ろうを作ったり、ベットでただ眠ったり、その一ヶ月は必要ないんじゃないですか、と。順番を追って説明すれば大したことない話のはずなんだけど、なかなか話が前に進まない〉
この古市発言の事実誤認と差別性について詳しくは本サイトの既報(https://lite-ra.com/2019/01/post-4473.html)を読んでいただきたい。その終末期の高齢者は生きている価値がないと言わんばかりの差別性もさることながら、そもそも古市が「財務省の友だちと検討した」という「お金がかかっているのは終末期医療の、特に最後の1カ月」という根拠自体が誤りであるのは、多くの専門家も指摘していることだ。
しかし落合が不十分ながら反省を表明したのに対し、古市は事実誤認についても一切の謝罪や撤回はもちろん、説明すらしないまま、なかったことにしようとしているのだ。
それにしても、炎上慣れしているはずの古市が、今回はいつものように火に油を注ぐようなコントラバーシャルな反論などをせず、普段より慎重な態度でダンマリを決め込んでいるのはなぜか。反省しているわけでも、終末期医療という命に関わる話題だからなどでもなく、恐らくは本日発表となる芥川賞を意識してのことだろう。
芥川賞最有力候補・古市の「平成くん、さようなら」の中身
周知のとおり、古市の第2作目の小説「平成くん、さようなら」(「文學界」2019年9月号)は、本日発表の第160回芥川賞の候補にノミネートされている。13日の『ワイドナショー』でも、「古市のキャラなら芥川賞なんていらないと断らないの?」と受賞願望をいじられ、「ノミネートを受けている人はみんな欲しいということ」などとごまかしていたが、芥川賞をかなり意識しているのは誰の目にも明らかだった。今朝の『とくダネ!』(フジテレビ)でも選考会場である築地・新喜楽から中継するなど、古市が芥川賞を獲ったかのような大はしゃぎ特集をしていたが、古市自身も「僕がノミネートされたことで、賞が注目を浴びたのはいいこと」と上から目線でまんざらでもない様子を見せていた。
実際、古市の「平成くん、さようなら」は今回の目玉候補であるだけでなく、ノミネートのラインナップに「古市シフト」という声もあがるなど、最有力候補との評価も多い。勧進元である文藝春秋の「文學界」も一押しだからこそ、今回古市と落合の対談を組み、かつネット配信までし、プロモーションに力を入れてきた。古市自身もおそらくそれは自覚していて、下手なことを言ってこれ以上騒ぎになって芥川賞を逃したくないと思っているのだろう。
しかし、古市が“終末期医療打ち切れ”発言について逃げ続けて、芥川賞を取ろうなんて考えていたとしたら、それは、まさに“表現者”の風上にも置けない無責任な姿勢と言っていいだろう。
なぜなら、今回の芥川賞候補にもなっている古市の小説「平成くん、さようなら」と、問題の対談は同一線上にあるものだからだ。落合との対談で終末期医療の話題になったのは、「平成くん、さようなら」が安楽死をテーマとしていることからで、古市自身、対談への批判が盛り上がる最中〈死にまつわる議論が盛り上がってほしいというのは『平成くん、さようなら』を書いていたときから思っていたことです〉などとツイートしていた。
「平成くん、さようなら」は安楽死が合法化されている「日本」で、平成に改元された日に生まれ「平成」と名付けられた主人公「平成くん」が、平成が終わることを機に安楽死を望むというストーリー。
主人公の平成くんは、学生時代に若者を題材に書いた論文の書籍化をきっかけにメディアで活躍することになった「文化人」で、「とくダネ!」に出演していたり、性交渉嫌いを公言していたり、小泉進次郎議員や東宝の川村元気、落合陽一らを思わせる人物との親交をさりげなく織り交ぜるなど、現実の古市自身を投影、戯画化させたようなキャラクターだ。
首相動静にもしょっちゅう登場する「アンダーズ東京」のルーフトップバーで恋人と待ち合わせしたり、蜷川実花に撮ってもらった写真を遺影にしようかと相談したり、安楽死が合法化したことで貧困を理由にした死が激減したという甘すぎる見通しを開陳していたり、とツッコミどころはいろいろあるのだが、気になるのは、やはりそのぺラッペラな主題だ。
「平成くん」と「終末期医療打ち切れ」対談に共通するもの
物語は、安楽死を考えていると平成くんから告げられ、それを受け入れられず翻意させられないかと思い悩む平成くんの恋人の視点で進む。そして、平成くんは、自分のSNSやテレビ、書籍での過去の発言のアーカイブをもとに自動回答する人工知能(スマートスピーカー)を残し、姿を消す。記憶、アーカイブがあれば肉体的には死んでも、死んでいないのではないか。これが小説のテーマのひとつになっていることは明らかだろう。
実際、この「死と記憶」の問題は、最近の古市が繰り返し主張していることだ。
たとえば「ananweb」のインタビューでも、「今は人が一人死んでもスマホがあれば、写真や動画など、その人の膨大な情報がアーカイブとして残される。平成という時代についても、すでに大量のアーカイブが残されていますよね。そういう意味で、今は人が死ぬことも平成という時代が終わることも難しい」と語っている。
なんとなく新しい時代に立ち現れた新しいテーマを見つけた気取りだが、しかし「死と記憶」の問題は、SNSやネットが発達する以前からずっとあるテーマだ。むしろ、他者にとっての死と自分にとっての死の間に横たわる深い溝や、記憶もまた永遠でないことに無自覚なまま、平気で「人が死ぬことは難しくなった」などと言ってしまえるところに、古市の薄っぺらさが表れていると言っていいだろう。
さらにインタビューでは、安楽死をテーマに小説を書いたことについて、オランダの友人が猫の安楽死について気軽に話していたというエピソードを紹介し、「ポップに死を決定できる世界もいいと思う」とも語っていた(この発言も地味に炎上した)。
ようするに、今回の小説は古市のこうした“死への浅薄な認識”から出てきたものだ。安楽死が認められるべきか否かも含め、死にまつわる議論はもちろんあっていいが、古市の言う「ポップな死」は、古市自身の死に関する願望や、個人の自己決定権を尊重するという話でなく、むしろ「他者の死をポップに」「周囲の人間の受け止めをもっとポップにしろ」という話だ。
「財務省の友だち」に聞いた話を根拠に、なんの深い思索もないまま「死の1カ月前に治療を打ち切れ」という主張をしたのとまったく同じ構図がそこに見て取れる。
というか、両者の相似性を見ていると、この小説も社会保障を削減したい財務省から終末期医療カット論を吹き込まれたことが大きく影響しているのではないか、とさえ思えてくる。
実は古市の1作目の小説「彼は本当は優しい」(「文學界」2018年3月号)にも、こうした傾向は見られていた。
「彼は本当は優しい」は、改憲が発議された近未来を舞台に、民放キー局の夜のニュース番組のキャスターを務める男性アナウンサーが、改憲論争が盛り上がるなか、母親ががんで余命を宣告されるというストーリー。作中では改憲投票と母親の死、北朝鮮の(日本への)ミサイル発射実験が同時進行していく。
政権や財務省に吹き込まれた情報を鵜呑みにする古市憲寿の危険性
改憲発議と北朝鮮のミサイル発射をリンクさせているというだけでもどんな近未来を描いているか想像できると思うが、この小説「彼は本当は優しい」について発表当時、古市は「週刊新潮」(新潮社)2018年3月29日号の連載コラム「誰の味方でもありません」で、こんなことを書いている。
「一見すると絶対的な断絶線にも実はグレーゾーンが多いことを提示したかったからだ。/憲法改正に反対する人々は、改憲が実現すると日本が軍事大国になるかのようなことを言う。しかしもし51%の賛成と49%の反対で決まった改憲なら、政府は反対派の意見に耳を傾け続けるだろう。賛成と反対は白黒で分けられる問題ではないのだ。」
「生と死にもある種の曖昧さがあると思う。たとえば生きていても年に一度も会わない人もいれば、死んでからも毎日のように思い出す人もいる。そして誰かが死んでからも、一度は忘れていたエピソードを思い出し、新しい記憶にできるかも知れない。」
「改憲」も「死」も絶対じゃない、大したことないと、古市は数十年遅れの悪しき相対主義のようなことを言う。しかもすべてを等価に扱っているように見せて、実のところ全くそうではない。改憲しても「グレー」で「大したことない」なら、わざわざコストをかけて改憲しなくてもいいはずだが、古市は改憲しなくていいとは言わず改憲しても大丈夫と言う。
小説のなかでも、〈憲法改正に対する賛否は、子どもがよく交わす「鯛焼きは頭から食べる派かしっぽ派か」「チョコはきのこの山派かたけのこの里派か」という議論と何ら変わりがない〉と嘯きながら、なぜか改憲反対派のほうが巨額な広告費を投下しているという現実にはあり得ない事態になっていたり、微妙に護憲派をディスるような記述が散見される。
周知のように、古市は“メディアの寵児”となって以降、安倍首相や昭恵夫人、小泉進次郎議員など、政界関係者との交遊が目立つようになり、数々の政府の有識者会議の委員も務めてきた。
改憲小説を書くという行為が確信犯とは思えないが、無教養な古市にとって、どんどん政権周辺からもたされる情報の占める割合が大きくなり、あらゆる表現に影響を与えてしまっているということなのだろう。
そう考えると、「平成くん、さようなら」もまた、財務省のプロパガンダの一環になっている可能性は否めない。
国家の都合に合わない人間を気軽に死なせていい社会をつくるための財務省の情報操作にまんまとひっかかり、その地ならしとして、「死をポップに決定できる価値観」を広める役割を無意識に演じてしまっているのではないか。
もちろん小説執筆の動機はひとつではなく、「若者代表」「若手学者」というポジションでいられなくなることを見越した処世や、古市自身は祖母の死が小説執筆の契機と語っており安楽死や死そのものへの個人的な興味も実際あるのだろう。
しかし、古市の小説にプロパガンダ的性格がある以上、芥川賞選考の前に、古市は少なくとも、財務省の恣意的なデータに丸乗りした問題について、きちんと釈明する責任があったはずだ。
(酒井まど)
(酒井まど)
最終更新:2019.01.16 07:27
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