「夫は清原の売人じゃない」発言で話題! 立花胡桃の夫“芸能事務所幹部”を安倍首相の妻・昭恵夫人が著書で告発

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左・立花胡桃オフィシャルブログ「ご延長なさいますか? 」Powered by Ameba/右・安倍昭恵オフィシャルサイトより


 先日、元売れっ子キャバ嬢として知られるタレント・作家の立花胡桃が清原和博の覚せい剤事件をめぐって、ローカルテレビ番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で「夫は売人じゃない」と発言。一部で話題になったことをお伝えした。

 立花の夫は、渡辺謙や坂口憲二など多くの芸能人を擁する大手芸能事務所ケイダッシュの幹部・A 氏。ケイダッシュは清原のテレビ復帰をサポートした事務所で、A 氏はやり手として知られるため、ネットで「売人」という事実無根の噂が拡散、それを妻が否定したということだった。

 ところが、驚いたのはこの後だった。立花の否定発言を報じたスポーツ報知の記事が、あっという間に、跡形もなく消えてしまったのだ。

「否定だろうが、名前が取りざたされるのはまかりならん、というA 氏の意向で、報知は記事を消してしまったようです。ケイダッシュは芸能界のドンといわれるバーニングの周防郁雄社長配下の事務所です。さらに問題のA氏は周防社長の右腕的存在とも目される人物ですから」(スポーツ紙記者)

 実は、これまでもA氏の周辺では、芸能人も巻き込むようなさまざまなスキャンダルやトラブルが起きてきたが、マスコミはこのタブーを恐れてまったく記事にしていない。

 ところが、そんな芸能タブーに果敢に挑んだ人物がいる。誰あろう安倍首相の妻、昭恵夫人である。

 これまで家庭内野党として原発や防潮堤問題、TPPなど夫である安倍首相の政策、方針に異を唱えてきた怖いものなしの奔放な昭恵夫人だが、11月25日にエッセイ『「私」を生きる』(海竜社)を出版した。

 同書の第4章には「偶然の投稿から始まった、女性を守る戦い」という項目があるのだが、そこで昭恵夫人は、ストーカー被害にあった女性への支援についてこう綴っているのだ。

〈(フェイスブックで繋がった)ちょっと特異な例も一つあります。『吉松育美さんのストーカー行為』にまつわるものです。(略)
 吉松さんは大手芸能事務所の幹部の人からのストーカー行為を告発したのです。その男性は彼女の実家に何度も電話をかけたり、探偵を雇って自宅を盗聴したりしていたそうです〉

 このストーカーを働いていたとする「大手芸能事務所の幹部」こそ、立花の夫のケイダッシュ幹部・A氏だった。

 確かに2013年、吉松氏はケイダッシュのA氏からストーカー被害を受けたとして訴訟を起こし、2度に渡り記者会見を開いている。しかしほとんどのマスコミはこれを黙殺した。その理由は前述のように、ケイダッシュとA 氏がマスコミ“タブー”だったからだ。

 しかし、そこに登場したのが昭恵夫人だった。

 本書では13年のミス・インターナショナル世界大会の審査員を務めた昭恵夫人が、その様子をフェイスブックに投稿したところ、吉松さんの存在と大手事務所幹部からストーカー被害を受けていることを知ったとして、その経緯について記されている。

「『この問題が闇に葬られてしまうのは良くない。何とか力になりたい』と思っていたところ。共通の知人がいることがわかり、すぐに吉松さんと連絡を取り合いました」

 当時、昭恵夫人は「吉松さんと一緒に闘う」と宣言した上、大手芸能プロダクション批判が出来る数少ない週刊誌「週刊文春」(文藝春秋)に吉松氏と共に登場し、告発対談を行った。またFacebookでも吉松氏とのツーショット写真を掲載し、「マスコミの皆さん、特定秘密保護法案の批判をするのなら、彼女のことをきちんと報道して下さい」とマスコミに対して苦言を呈したのだ。

 本書でもこうした経緯を紹介した上で、大手芸能事務所のタブーについても言及する。

「ここでなぜ、特定秘密保護法案が出てくるかというと、吉松さんの告発に対して、海外メディアは即座に反応したのに、国内メディアはだんまりを決め込んだからです。おそらくメディアと芸能界が密接につながっていて、告発相手が大手芸能事務所の幹部ということで、メディアは圧力がかかることを恐れたのでしょう」

 実際、首相夫人でさえ、マスコミタブーの壁は分厚かった。昭恵夫人は今回の本には書いていないが、自身もそのタブーに阻まれたことがある。一昨年、今回とは別のエッセイ本にこのA氏の問題を告発しようとして、エッセイ本自体がお蔵入りしてしまったことがあるのだ。

「このエッセイ本は幻冬舎から出版される予定でした。幻冬舎の見城徹社長と安倍首相の関係から始まった企画で、一昨年夏には、原稿もほぼ出来上がっていたようです。ところが、吉松氏の一件の詳細が書かれていたため、幻冬舎の見城社長が出版を断ったらしい。見城社長は周防社長と昵懇であり、側近中の側近ですからね。安倍首相との関係があるとはいえ、見城社長が周防社長にたてつけるはずはない」(出版関係者)

 今回、出版された『「私」を生きる』が、このお蔵入りしたエッセイではないかといわれている。

 昭恵夫人は現在でも吉松氏のA氏告発支援を継続しているというが、A氏本人の妻がテレビで口にした発言すら葬り去ってしまうようなこの国の芸能マスコミを動かすのはやはり、かなり難しいだろう。

 昭恵夫人は、まず、国会で「言論機関は萎縮なんてまったくしていない」などと強弁している夫に、このマスコミの現状を教えてあげてはいかがだろうか。
(時田章広)

最終更新:2016.02.17 11:39

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