「夫は清原の売人じゃない」発言で話題! 立花胡桃の夫“芸能事務所幹部”を安倍首相の妻・昭恵夫人が著書で告発

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
akiekurumi_160216.jpg
左・立花胡桃オフィシャルブログ「ご延長なさいますか? 」Powered by Ameba/右・安倍昭恵オフィシャルサイトより


 先日、元売れっ子キャバ嬢として知られるタレント・作家の立花胡桃が清原和博の覚せい剤事件をめぐって、ローカルテレビ番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で「夫は売人じゃない」と発言。一部で話題になったことをお伝えした。

 立花の夫は、渡辺謙や坂口憲二など多くの芸能人を擁する大手芸能事務所ケイダッシュの幹部・A 氏。ケイダッシュは清原のテレビ復帰をサポートした事務所で、A 氏はやり手として知られるため、ネットで「売人」という事実無根の噂が拡散、それを妻が否定したということだった。

 ところが、驚いたのはこの後だった。立花の否定発言を報じたスポーツ報知の記事が、あっという間に、跡形もなく消えてしまったのだ。

「否定だろうが、名前が取りざたされるのはまかりならん、というA 氏の意向で、報知は記事を消してしまったようです。ケイダッシュは芸能界のドンといわれるバーニングの周防郁雄社長配下の事務所です。さらに問題のA氏は周防社長の右腕的存在とも目される人物ですから」(スポーツ紙記者)

 実は、これまでもA氏の周辺では、芸能人も巻き込むようなさまざまなスキャンダルやトラブルが起きてきたが、マスコミはこのタブーを恐れてまったく記事にしていない。

 ところが、そんな芸能タブーに果敢に挑んだ人物がいる。誰あろう安倍首相の妻、昭恵夫人である。

 これまで家庭内野党として原発や防潮堤問題、TPPなど夫である安倍首相の政策、方針に異を唱えてきた怖いものなしの奔放な昭恵夫人だが、11月25日にエッセイ『「私」を生きる』(海竜社)を出版した。

 同書の第4章には「偶然の投稿から始まった、女性を守る戦い」という項目があるのだが、そこで昭恵夫人は、ストーカー被害にあった女性への支援についてこう綴っているのだ。

〈(フェイスブックで繋がった)ちょっと特異な例も一つあります。『吉松育美さんのストーカー行為』にまつわるものです。(略)
 吉松さんは大手芸能事務所の幹部の人からのストーカー行為を告発したのです。その男性は彼女の実家に何度も電話をかけたり、探偵を雇って自宅を盗聴したりしていたそうです〉

 このストーカーを働いていたとする「大手芸能事務所の幹部」こそ、立花の夫のケイダッシュ幹部・A氏だった。

 確かに2013年、吉松氏はケイダッシュのA氏からストーカー被害を受けたとして訴訟を起こし、2度に渡り記者会見を開いている。しかしほとんどのマスコミはこれを黙殺した。その理由は前述のように、ケイダッシュとA 氏がマスコミ“タブー”だったからだ。

 しかし、そこに登場したのが昭恵夫人だった。

 本書では13年のミス・インターナショナル世界大会の審査員を務めた昭恵夫人が、その様子をフェイスブックに投稿したところ、吉松さんの存在と大手事務所幹部からストーカー被害を受けていることを知ったとして、その経緯について記されている。

「『この問題が闇に葬られてしまうのは良くない。何とか力になりたい』と思っていたところ。共通の知人がいることがわかり、すぐに吉松さんと連絡を取り合いました」

 当時、昭恵夫人は「吉松さんと一緒に闘う」と宣言した上、大手芸能プロダクション批判が出来る数少ない週刊誌「週刊文春」(文藝春秋)に吉松氏と共に登場し、告発対談を行った。またFacebookでも吉松氏とのツーショット写真を掲載し、「マスコミの皆さん、特定秘密保護法案の批判をするのなら、彼女のことをきちんと報道して下さい」とマスコミに対して苦言を呈したのだ。

 本書でもこうした経緯を紹介した上で、大手芸能事務所のタブーについても言及する。

「ここでなぜ、特定秘密保護法案が出てくるかというと、吉松さんの告発に対して、海外メディアは即座に反応したのに、国内メディアはだんまりを決め込んだからです。おそらくメディアと芸能界が密接につながっていて、告発相手が大手芸能事務所の幹部ということで、メディアは圧力がかかることを恐れたのでしょう」

 実際、首相夫人でさえ、マスコミタブーの壁は分厚かった。昭恵夫人は今回の本には書いていないが、自身もそのタブーに阻まれたことがある。一昨年、今回とは別のエッセイ本にこのA氏の問題を告発しようとして、エッセイ本自体がお蔵入りしてしまったことがあるのだ。

「このエッセイ本は幻冬舎から出版される予定でした。幻冬舎の見城徹社長と安倍首相の関係から始まった企画で、一昨年夏には、原稿もほぼ出来上がっていたようです。ところが、吉松氏の一件の詳細が書かれていたため、幻冬舎の見城社長が出版を断ったらしい。見城社長は周防社長と昵懇であり、側近中の側近ですからね。安倍首相との関係があるとはいえ、見城社長が周防社長にたてつけるはずはない」(出版関係者)

 今回、出版された『「私」を生きる』が、このお蔵入りしたエッセイではないかといわれている。

 昭恵夫人は現在でも吉松氏のA氏告発支援を継続しているというが、A氏本人の妻がテレビで口にした発言すら葬り去ってしまうようなこの国の芸能マスコミを動かすのはやはり、かなり難しいだろう。

 昭恵夫人は、まず、国会で「言論機関は萎縮なんてまったくしていない」などと強弁している夫に、このマスコミの現状を教えてあげてはいかがだろうか。
(時田章広)

最終更新:2016.02.17 11:39

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

新着 芸能・エンタメ スキャンダル ビジネス 社会 カルチャー くらし

「夫は清原の売人じゃない」発言で話題! 立花胡桃の夫“芸能事務所幹部”を安倍首相の妻・昭恵夫人が著書で告発のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。安倍昭恵野球の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 森友再調査問われ河野、岸田が呆れた忖度発言! 高市は桜で大嘘
2 総裁選に騙されるな、政府のコロナ対策の酷さは全く変わってない! 
3 八代の共産党攻撃の根拠「公安調査庁」がまるで共産党PRの“失笑”報告書
4 安倍晋三が「統一教会」イベントでトランプと演説!同性婚や夫婦別姓を攻撃
5 葵つかさが「松潤とは終わった」と
6 山口敬之の逮捕をツブした中村格の警察庁長官就任に広がる抗議!
7 高市推薦、自民党ヒトラー本が怖すぎ
8 安倍が支援、高市早苗が「さもしい顔して貰えるもの貰う国民ばかり」
9 高市早苗にネトウヨが総結集、「天照大神の再来」とバカ騒ぎ、膳場貴子を攻撃
10 八代英輝弁護士が「共産党は党綱領に暴力的革命」とデマ、維新の政治家も丸乗り!
11 統一教会が安倍トランプ会談を仕掛けた
12 グッディ高橋克実が北朝鮮危機で本音
13 安倍晋三の総裁選支配に今井尚哉、北村滋の二大側近がまたぞろ暗躍か!
14 堀江、竹中だけじゃない 菅首相に「がんばった」と同情論寄せる世論
15 「政治のせいで命失う」正論を口にした野々村真が炎上させた自民党応援団!
16 DHCテレビが敗訴判決!辛淑玉が語る「犬笛によるヘイト」と判決 
17 室井佑月の『ひるおび!』降板で麻木久仁子が滝川クリステルに疑問
18 海上自衛隊が「イジメ自殺」を過労死として隠蔽
19 小倉優香の番組中「辞めさせてください」の本当の理由は番組のセクハラ
20 自民党政権が「一般病床削減」を継続、看護師5万人削減の計画も
1 安倍晋三が「統一教会」イベントでトランプと演説!同性婚や夫婦別姓を攻撃
2 八代英輝弁護士が「共産党は党綱領に暴力的革命」とデマ、維新の政治家も丸乗り!
3 八代の共産党攻撃の根拠「公安調査庁」がまるで共産党PRの“失笑”報告書
4 高市早苗にネトウヨが総結集、「天照大神の再来」とバカ騒ぎ、膳場貴子を攻撃
5 山口敬之の逮捕をツブした中村格の警察庁長官就任に広がる抗議!
6 総裁選に騙されるな、政府のコロナ対策の酷さは全く変わってない! 
7 河野太郎がワクチンを総裁選に利用!はじめしゃちょー相手にデマも
8 堀江、竹中だけじゃない 菅首相に「がんばった」と同情論寄せる世論
9 「政治のせいで命失う」正論を口にした野々村真が炎上させた自民党応援団!
10 河野太郎が会見で露骨な安倍忖度!森友再調査の質問に答えずワクチンで大嘘
11 安倍晋三の総裁選支配に今井尚哉、北村滋の二大側近がまたぞろ暗躍か!
12 自民党政権が「一般病床削減」を継続、看護師5万人削減の計画も
13 森友再調査問われ河野、岸田が呆れた忖度発言! 高市は桜で大嘘
14 DHCテレビが敗訴判決!辛淑玉が語る「犬笛によるヘイト」と判決 
マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄