「とくダネ!」小倉に反撃開始!? 菊川怜の“嫌な上司の黙らせ方”

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フジテレビ オフィシャルサイト 『とくダネ!』番組ページより


 『あさイチ』(NHK)、『スッキリ!!』(日本テレビ系)、『いっぷく!』(TBS系)、『モーニングバード』(テレビ朝日系)と各局がしのぎをけずる朝8時台の情報番組の中で、15年以上の歴史を誇る『とくダネ!』(フジテレビ系)。曜日毎に多彩なコメンテーターを配置し他番組との差別化を図っているが、それとは別に視聴者の静かな楽しみとなっているのは、アンカーを務める小倉智昭と、アシスタント・菊川怜の“静かなバトル”であろう。

 8月29日の放送では、「夏の懺悔 御免の壺2014」という企画のVTRを見た後、自身の懺悔として、菊川が「最近よく小倉さんがオヤジギャグを言うのに、いつも放置してしまってすみません」と、謝罪に見せかけた先制攻撃を仕掛けた。「オヤジギャグ? 言ってないよね」という小倉に、菊川が「言ってますよ」と追い込んだため、小倉は「はい、先行きましょう」と進行を進めざるを得なかった。

 また、脳を活性化するクイズコーナーで競馬問題が出題され、小倉が「競馬のアナウンサーだもん」と正解したことを自慢すると、「実況ですもんね!」と小倉の経歴を引き合いに出し、「サービス問題だ」とピシャリ。これに小倉は無反応で、スタジオはひんやりとした空気に包まれていた。

“女子アナ泣かせ”の異名をとり、菊川の前任である元フジテレビアナウンサーの中野美奈子は小倉との不仲のために番組を降板したとウワサされるなど、アクの強い性格で知られる小倉。菊川にとっては、小倉の嫌味やねちっこい言い方に嫌気が差し、好戦的にならざるを得ないのかもしれない。とはいえ、2人の戦いは他人事ではなく、仕事や友人関係、親戚づきあいでも似たような経験を持った人も多いだろう。だからといって毎回のように言い合いをしたり、嫌味返しをしているのはストレスが溜まるもの。そこで『ムカつく相手を一発で黙らせるオトナの対話術』(バルバラ・ベルクハン著、小川捷子訳/阪急コミュニケーションズ)から、“笑顔で受け流す極意”を学んでみよう。

 まず、一番ラクな手段が「主体的な沈黙」。ただ無視するだけ、という何のエネルギーも必要としない対話術だ。沈黙というと相手に言い負かされたと感じる人もいるだろうが、「発言が宙に浮いてしまうため、いかにつまらないことを言ったかがわかる」と相手に悟らせることができる。言い合いにならないため、無意味なやりとりがなくなり、会話をスムーズに終わらせることができるのも利点。

 しかし、会話中に沈黙するというのは、ある意味、度胸がないとできないもの。そんな人には「ひとことコメント」という切り返し方を勧めたい。これは「あ、そうなんだ!」などのまったく意味を持たない言葉で会話を終わらせること。嫌味を言われても、言動にケチをつけられても、自慢されても、すべて「あ、そうなんだ!」で終わらせる。相手の発言が無意味化する一方、自分は余裕を持てる“魔法の言葉”なのだ。

「相手に自分の落ち度を感じさせたい」というのであれば、「やまびこトーク」を使ってみよう。これは「相手の発言の中から、あなたが気分を悪くした言葉を抜き出して、それがどういう意味か尋ねる」というもの。「発言の意味を尋ねることで、相手にきちんと考えるチャンスを与える」ことで、相手の悪意の有無を確かめることができる。しかし、相手の自分に対する思わぬ不満をぶつけられることもあるので、使う時の覚悟は必要だ。

 沈黙や一言コメントでも相手の口数が減らないとき、相手が聞く耳を持たないときに有効なのは、迂回トーク。これはまったく違う会話を織り込みながら、最終的に確認したいことだけを聞くというスタイル。理由なき嫌味を言われているときに、天気の話をしたり家族の話を振ったり。会話というと相手の話にきちんと返答しなければならないという思い込みがあるが、著者いわく「相手の話を受け止めてなにか言わなければならない、という決まりはどこにもありません」。ストレスを溜めこんで自分を追い詰めるのではなく、自分を守るために、会話を成り立たせないというのも一つの手段なのだ。

 実は、本書に提示されているような、「沈黙」や「迂回トーク」は、先述の『とくダネ!』エピソードで小倉がすでに実践している。もしかしたら、小倉の方が菊川に対して苦手意識をもっているのかも?
(江崎理生)

最終更新:2015.01.19 06:00

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