カルチャーに関する話題……本と雑誌のニュースサイト/リテラ
山本貴光+吉川浩満トークイベントレポート
ネット時代こそ本を読め! でもどうやって…膨大な数の本に戸惑っている人のための読書術
左/吉川浩満『理不尽な進化──遺伝子と運のあいだ』(朝日出版社)は本サイトの記事でも取り上げた。 右/山本貴光『文体の科学』(新潮社)
このところのニュースへの反応を見ていると、今さらながら痛感するのは、ネットが「共感と反発」を増幅するメディアだということだ。社会心理学の知見によると、人は自らの主張を裏付ける情報にばかり注目し、そういう情報を集める「確証バイアス」なる傾向があるらしいが、インターネットはこれにぴったりのようだ。知りたいキーワードを検索窓に打ち込み、読みたい記事をクリックし、共感した記事にいいね!を押してシェアする(もしくは、意に沿わぬ記事はSNSでくさして溜飲を下げる)──この一連の流れは、ほとんど自己完結している。
これは私たち情報の送り手も同様で、荒々しいネット言論に身を置いているうちに、いつのまにか、自説をどう説得力をもって伝えるか、そのことにのみ関心が集中し、多様性や柔軟性をどんどん失っているような気がする。
このタコツボ的状況を抜け出すにはどうしたらいいんだろう。
月並みだが、答えはやはり「ネットの外」に出て新しい世界を知る、それしかないのではないか。たとえば、「本と雑誌のニュースサイト」であるリテラの人間なら、今まで読んだことのない本に出会って、自分とは異なる経験や思考に触れること。
そんなことを考えていたら、ヒントを与えてくれそうなイベントにでくわした。池袋の書店、リブロ池袋本店で開かれたトークショー「いかに探し、読み、書くか? ネット時代の〈本〉との付き合い方」。
パネラーは山本貴光氏と吉川浩満氏(以下敬称略)のコンビだ。二人とも博覧強記の哲学研究者でありながら、同時にウェブやゲームなどの仕事に就いていた経験もあり、ネットサービスやデジタルガジェットにもくわしい。そんな二人が、今回、それぞれの単著の刊行記念イベントとして、本の探し方や読み方のテクニックを開陳してくれるというので、参加してみた。
(山本貴光+吉川浩満「いかに探し、読み、書くか? ネット時代の〈本〉との付き合い方」2015年2月10日(火)リブロ池袋:池袋コミュニティカレッジにて開催)
■いかに本を探すか(1)──書棚という物理環境を大事にする
現在、年間の新刊点数は8万点を超える。実に、1日に200冊以上の新刊が出ているのだ。本は多すぎる。すでに300年前ドイツの哲学者・ライプニッツが言ったように、「書物の数はたえず増大していき、人々は書物の氾濫にうんざりする」。
では、どのように必要な本を探せばいいのか。山本は物理環境の重要性を強調する。
「ブックガイドを書く仕事を例に説明してみましょう。テーマを与えられたら、私はまず自分の書棚を眺めてみます。たいした蔵書ではありませんが、棚を眺めながら、これはと引っかかる本を抜いていくんです。最初に見るのは岩波文庫を並べた棚です。というのも、岩波文庫は六千冊に近い規模で古今東西の古典を集めた一種学芸の百科全書になっているのですね。それだけに、特に学術にかかわるテーマを念頭に眺めると、なにかしらのヒントが得られます。そんなこともあるので、岩波文庫は仕事机から見える場所に並べているわけです」
「実は、物理環境はとても大事だと思っているんです。電子データは、検索したり呼び出すまでは見えないところに保存されている便利さがあります。本と比べて場所をとりませんよね。これに対して書棚に本を並べるような物理環境は、かさばる代わりに常にそこにあります。こっちが意識しようが意識してなかろうが、いつもそこにあって知らずしらずのうちに刺激されるのです。電子データは意識して呼び出すものなので、なかなかこういう具合にはいきません。ひょっとしたら私の記憶力の問題かもしれませんが、思い出しづらいのです」
「次はどうするかというと、書店に行きます。まだネットは見ません。この段階でネットを見ちゃうと広がりすぎて収拾がつかなくなることが多いので、ネットを見る前に書店に行きます。書店の棚は相応の時間をかければ全体を眺め渡すこともできます。そこで時間の許す限り、新刊書店も古本屋もできるだけ多く回ります。テーマに直接関係する棚はもちろん見ますが、それに限らず一見無関係に思える棚も歩き回るのですね。というのも、みなさんも経験あるかと思いますけれど、ある「問い」や関心を頭の片隅において書店の棚の間を歩き回ると、本のほうからこっちに飛び込んでくることがあるんです。意識して探さなくても、目と頭が勝手に本を見つけ出してくれる感じです。そうやって、そのつもりがなかったものと遭遇したり発見できてしまう。書店という物理環境のなかを散策すると、眠っていた記憶や未知との遭遇ができる。これが大事だと思います」
「それからネットで検索します。書店で遭遇しづらい論文や原書、古い本や史料などを各種アーカイヴで探すのが中心です。ここまでの散策で入手した手がかりを検索に使ったりして、補完するのに使うわけです。例えば、ある著者に関して、他にどういう本があるだろうといったことです。こうした過程を経て本のリストができあがっていきます。(中略)そのあとは、本を読んだり再確認しながらメモをとっていく。だれかとしゃべる。さらに読むべき本が見えてくる。これを一定回数繰り返していくと、ノートと自分の頭の中に、テーマに関するマップができていくのです。」
なるほど、物理環境とネットの性質のちがいがよくわかる話だ。物理環境というのは限界があって、書棚における本の数だって限られている。でもそうした環境のなかに身を置くと、潜在意識も含めて人間は書棚の全体をパッと把握することができる。そこに、「未知との遭遇」が起きるチャンスも生じる。逆にネットは、情報量は桁違いなのに、かえって「目の前にあらわれているもの」は少なくなってしまう。ネット検索は、ピンポイントで「これ」というものを探すのにはいいが、そうではない場合、うんざりするくらいクリックし続けなければならないことが多いし、「サジェスチョン」という機能もあるけれど、結局それは大勢にとっての既知なのだから、「未知との遭遇」率は低いのだ。
■いかに本を探すか(2)──新刊カレンダー、RSSフィード、ツイッター
一方、吉川は自他ともに認める「デジタルガジェット好き」。『理不尽な進化』を書く際も、「大好きなデジタルガジェットを試せる!」と考えることで、執筆へのモチベーションを高めたという。そんな吉川の本の探し方は、アプリを駆使したものだった。
「新刊カレンダーというものを自分で勝手につくっています。どんなものかというと、ご存じの方もいるかもしれませんが、新刊ドットネットというサイト(http://sinkan.net/)があって、ここでキーワードとか、叢書名といった気になるものを自分で登録すると、iPhoneとかGoogleのカレンダーなどに情報を持って行ってくれる、というサービスですね。これを信号待ちとか、ちょっとした時間を見て、あー、と思って本屋さんに行く、と」
吉川自作の「新刊カレンダー」
「次に、これは大昔からある技術なんですが、RSSフィードを読む、というのがあって。こちらが指定しておけば、特定のサイトの新しく更新された情報が、放っておいても勝手に流れてくる、というものです。私は“本”というカテゴリをつくっていて、この中には主要五紙の書評と、図書新聞などの書評新聞と、主要ニュースサイトと、個人の書評サイト、こうしたサイトを登録しています。これを見ておけば、まあ、どんな書評が出て、どんな本が話題になっているかわかる。……なにがなんだかわからないという方もいると思うのですが、私が使っているRSSフィードを、とりあえず哲学の劇場のサイトに載せておいたので(http://logico-philosophicus.net/?p=60)、とりあえずそれをインポートしてもらって、試してみて、必要があればカスタマイズしてもらえたらと思います」
「三つ目はいわゆるツイッター。まあ、いつも見ているわけではないのですが。オンライン書店ビーケーワン(現honto)さんが出版社のアカウントのリストを作ってくれているので、それをみると、出版社のアカウントがどんなことを言っているのかわかります(https://twitter.com/bk1_jp/lists/publisher)」
ウェブサイトの更新情報を個別にいちいち見に行かなくても、手元の端末に情報が届く。自分の郵便受けに手紙が届き、たまっていくようなもので、それをまとめてスキマ時間にチェックすればいい。これは便利だ。家に帰ると、さっそく登録してみた。
■いかに本を読むか──“底意地”を考える
読むべき本が見つかったら、次は、いかに読むか。二人がここで持ち出したのは、大学のゼミ以来、20年近くにわたって教えを受けている科学史家・赤木昭夫氏のエピソード。いつも「底意地を考えろ」と言われたと語る。
「“底意地”ってなんですか? と先生に尋ねると、例えばシェイクスピアの演劇のことを考えてみるといいと言われるんですね。みなさん、戯曲の台本をお読みになることがあると思うんですが、それを見るとセリフが書いてある。しかし、人物が舞台のどこに立つのか、どういう位置関係なのかということは書いていない」
「しかし演じる人は、具体的にどこかに立たなければならない。では、あるセリフを口にする際、相手のほうを見て言うのか、相手に背を向けて言うのか――どう演じるかによって、大きな違いが生じるわけです。果たして台本を書いた人は、どういう空間を想定していたであろうか。それが底意地だ、というわけですね。書かれていないことを、書かれたことから類推する、そして解釈する。同じようになにか本を読む折などにも“この底意地はなんですかな”という検討をするわけです」(山本)
山本は、夏目漱石のエッセイ「余が一家の読書法」の中に、今回「いかに読むか」というテーマで伝えたかったことのほとんどすべてが書かれている、という。そこで、当日配布された小冊子中の「余が一家の読書法」を開いてみると、こんなふうに書いてある──「曰く自己の繙読しつゝある一書物より一個の暗示を得べく務ることこれ也。唯漫然として書の内容を記憶し、理解するに止まらば、読書の上に何の効果あらんや」。
「ここで漱石先生は、一言でいうと、読書というのは示唆を得るためにするのがよい、と言っています。示唆を得る、というのはつまり、自分がモノを考えるきっかけを本の中に探す、という読み方です。だから、仮にぜんぶ読み通さなくても、なにか“そうか、ということは……”と考えるタネと出会う、それが大事だということです。また別のエッセイでは、そういうふうにして得たものを元にして小説を書く、とも言っています」(山本)
耳が痛い話だが、ただ漫然と読んでいても、なんの栄養にもならないということだ。そこで「この本の底意地は何だろう?」と考えてみる。あるいは、「ここからどんな示唆が得られるだろうか?」と考えてみる。
一冊の本を読み通すことができなくても、とにかく自分にとって何かしらの示唆を得ることが大事なんだというアドヴァイスは、ちょっと気が楽になるところもある。一方、吉川は読書会によく参加するそうだ。
「ネット時代でも、読書会はやっぱりすごく大事だなと思います。いいものだな、と思います。研究会に近いものから、普通に読んで感想を言い合うだけというものまで、いろいろあると思うんですけど。ネットなんかで情報を集めて、そういうのに参加してみるのはすごくいいことだと思います。まず何がいいって、居心地がいい。1冊の本を読むために、わざわざいろんな人が集まってくるというだけで、なんか、いい(笑) それから、本を書かない人も、読書会に参加すると、モノを書かないといけなくなってくる。レポートを書いたり、感想を言ったり。これがいいトレーニングになるし、なにより自分が書いたものにレスポンスがある、というのはすごく幸せなことだと思う。こういう楽しみはいまのところ、読書会でしか得られないかな」(吉川)
「同じ本なのに、読む人によってこうも読み方や解釈が違うのかとわかるのも面白いことですね」(山本)
「できれば複数の読書会に行ってみるといいと思います。ぜんぜん雰囲気が違うから。読む本、集まる人によって、感じがちがって、それがまた、読書体験の一部として、味わい深いというか」(吉川)
■想像の上で立場を自由に入れ替えるためのレッスン
最後に、「これだけは今日お伝えしたいと思って」と前置きしながら、山本が述べたことを引用する。
「本を読むということは、想像の上で立場を自由に入れ替えるためのレッスンだと思うんですね。書物を1冊読むたびに、“いまここの自分”とは別の立場を脳内でシミュレーションすることができる。じつは読書はゲームと似ています。例えばチェスや将棋をやることは、自分ではなく、むしろ対極している相手のことをひたすら考える作業なんですね。自分のことしか考えないプレイヤーは勝てない。この盤面で相手はどうしたいと思っているか、相手の立場を想像して読む。よく読めたときこそ、その先を行く手を打てるわけです」
「本を読むことはそれとすごく似ていると思います。チェスで相手のことを考え抜いた人が勝つように、本に現れる他人のことを考え抜く、本に隠された「底意地」をよくよく考え抜くことでこそ、たくさんの示唆を得ることができる、そういうふうに使える道具なんじゃないかなと思います」
山本の言う「他の人のことを考え抜く」読み方は、冒頭で述べた「共感/反感」をベースにした読み方とは、正反対の読み方だろう。自らの主張ではなく、自分とは異質の他者の思考を深くトレースすることこそが、よりよい読書のやり方だというのだから。なるほど、読書にも上達や有段があるとしたら、これが「読書の実力」を測る一つの目安になるのかもしれない。
もちろん、この「読む力」はネットにおいても有効に働くだろう。だが、「読む力」を培うには、著者が自らの考えを読者に伝えようと力を振り絞った「本」を、熟読玩味するしかない。チェスで相手の出方を読むように、書き手の“底意地”を考える。久しぶりに長い時間をかけて一つの本をじっくり読んでみたい気持ちになった。
(編集部)
最終更新:2018.10.18 04:52
関連記事
新着 | 芸能・エンタメ | スキャンダル | ビジネス | 社会 | カルチャー | くらし |
公選法違反疑惑浮上の斎藤知事「SNS戦略の企画立案は依頼していない」の言い訳は通用するか? 削除されたPR会社社長の投稿を検証
斎藤知事が百条委員会欠席で「知事会出席」を理由にするも…前の知事時代には政府主催の知事会を欠席しあの時の懇話会に参加
国民民主・玉木雄一郎の不倫に“政治活動中の公私混同”疑惑が浮上! ヤバすぎる差別体質とビジネス右翼ぶりにも懸念の声
松本人志「訴訟取り下げ」でワイドショーが醜悪な忖度! 吉本御用スポーツ紙は「物証なし」だけ強調し復帰を扇動
萩生田光一ら非公認“裏金”候補に自民党から政党助成金2000万円振込み発覚も…選挙情勢では続々当選の可能性
“裏金”“統一教会”の萩生田光一を応援する極右勢力と有名テレビコメンテーター 一方、新たな裏金疑惑を検察が捜査開始の報道も
石破茂が史上最速で馬脚あらわに! 手のひら返し解散、統一教会も裏金も再調査せず、菅・麻生以外の人事も酷い
安倍首相が統一教会に選挙支援依頼の証拠を朝日がスクープ! 進次郎のバックにいる菅義偉や萩生田光一もあらためて追及せよ
高市早苗のヤバさは極右思想だけじゃない! 総務省文書問題、統一教会との関係、政治資金規正法違反をめぐる“大嘘”の数々
傀儡・小泉進次郎が改革できない“キングメーカー菅義偉”の官房機密費疑惑! 不正選挙やメディア対策にも
松本人志「訴訟取り下げ」でワイドショーが醜悪な忖度! 吉本御用スポーツ紙は「物証なし」だけ強調し復帰を扇動
『仰天ニュース』“赤木ファイル”特集で安倍政権・公文書改ざん事件の卑劣があらためて注目! 中居正広も「あってはならない」と
ジャニーズ会見で井ノ原の「ルール守って」発言賞賛と記者批判はありえない! 性加害企業が一方的に作ったルールに従うマスコミの醜悪
ジャニーズ性加害でジュリー社長辞任もテレビ局は検証放棄! 局内での行為が疑われるテレ朝とNHKの無責任な姿勢
ジャニーズ性加害問題で露わになったテレビ局の共犯性! ジュニアの練習場を提供したテレビ朝日はジュリーの謝罪後も批判なし
坂本龍一が最後まで中止を訴えた「神宮外苑森林伐採・再開発」の元凶は森喜朗! 萩生田光一も暗躍、五輪利権にもつながる疑惑
れいわから出馬 水道橋博士が主張する「反スラップ訴訟法」の重要性! 維新・松井だけでなく自民党も批判封じ込めで訴訟乱発
自公維新が提出「国民投票法改正案」にネットで批判の声広がる! 小泉今日子も〈#国民投票法改正案に反対します〉と投稿
三浦瑠麗が「医者はワイドショー見てコロナ怖がりすぎ」と医療従事者を嘲笑! 専門家から反論されると半笑いで「私、医者じゃないんで」
Netflix版『新聞記者』の踏み込みがすごい! 綾野剛が森友問題キーマン官僚に、安倍御用ジャーナリストはあの人が…
公選法違反疑惑浮上の斎藤知事「SNS戦略の企画立案は依頼していない」の言い訳は通用するか? 削除されたPR会社社長の投稿を検証
国民民主・玉木雄一郎の不倫に“政治活動中の公私混同”疑惑が浮上! ヤバすぎる差別体質とビジネス右翼ぶりにも懸念の声
“裏金”“統一教会”の萩生田光一を応援する極右勢力と有名テレビコメンテーター 一方、新たな裏金疑惑を検察が捜査開始の報道も
窮地の岸田首相が一番頼りにしているのはあの「Dappi」“仕掛人”説の自民党・元宿仁事務総長!「日本の黒幕」特集本が暴いた新事実
兵庫・斎藤知事の「パワハラ告発職員」追いつめに維新県議が協力していた! 職員は吉村知事肝いり「阪神優勝パレード」めぐる疑惑も告発
“既成政党に与しない”石丸伸二の選対本部長は「自民党政経塾」塾長代行! 応援団筆頭に統一教会系番組キャスターの元自民党職員も
小池百合子が都幹部だけでなく“最側近”を天下りさせていた!「大日本帝国憲法復活」「国民主権を放棄せよ」の請願に関与の元特別秘書
大阪万博建設現場のメタンガスが急増し1日2tも発生! 3月の爆発事故では「通報遅れ」「天井破損」を隠蔽していたことが発覚
萩生田光一が裏金問題で提出した「領収書の嘘」が発覚! 安倍元首相が「官房機密費100 万円を参院候補者に手渡し」報道も
吉村知事はガス爆発でも開き直り「他区域ではガスが出ない」と大嘘! 地下鉄工事でメタンガス確認、大阪市も発生可能性認めたのに
維新ゴリ押し 万博&カジノにかかる金はインフラ整備を含めると8000億円以上だった! 大半が国と大阪市の負担、巨額の税金も投入
防衛費増額の財源で「法人税」を削除し「国民全体の負担」だけにした政府有識者会議は読売社長、日経元会長、朝日元主筆がメンバー
菅首相の追加経済対策の内訳に唖然! 医療支援や感染対策おざなりでGoToに追加1兆円以上、マイナンバー普及に1300億円
菅首相のコロナ経済支援打ち切りの狙いは中小企業の淘汰! ブレーンの「中小は消えてもらうしかない」発言を現実化
菅首相の追加経済対策が“自助”丸出し! コロナ感染対策は10分の1以下、大半が新自由主義経済政策に…坂上忍も「バランスおかしい」
悪評「マイナポイント」事業の広報費は54億円、1カ月で半分を浪費! 事務局事業も電通がトンネル法人通じて140億円
三浦瑠麗のアマプラCMは削除されたが…amazonもうひとつの気になるCM! 物流センター潜入取材ルポが暴いた実態とは大違い
安倍首相“健康不安”説に乗じて側近と応援団が「147日休んでない」「首相は働きすぎ」…ならば「147日」の中身を検証、これが働きすぎか
正気か? 安倍首相の諮問機関「政府税調」がコロナ対策の財源確保と称し「消費税増税」を検討! 世界各国は減税に舵を切っているのに
東京女子医大がボーナスゼロで400人の看護師が退職希望! コロナで病院経営悪化も安倍政権は対策打たず加藤厚労相は “融資でしのげ”
斎藤知事が百条委員会欠席で「知事会出席」を理由にするも…前の知事時代には政府主催の知事会を欠席しあの時の懇話会に参加
萩生田光一ら非公認“裏金”候補に自民党から政党助成金2000万円振込み発覚も…選挙情勢では続々当選の可能性
安倍首相が統一教会に選挙支援依頼の証拠を朝日がスクープ! 進次郎のバックにいる菅義偉や萩生田光一もあらためて追及せよ
高市早苗のヤバさは極右思想だけじゃない! 総務省文書問題、統一教会との関係、政治資金規正法違反をめぐる“大嘘”の数々
傀儡・小泉進次郎が改革できない“キングメーカー菅義偉”の官房機密費疑惑! 不正選挙やメディア対策にも
兵庫・斎藤知事問題で維新の責任を改めて検証! 局長を“自死”に追い詰めた維新県議、課長の自死は吉村肝煎り優勝パレードが原因か
自民党総裁選広告「THE MATCH」は「おじさん」どころか「腐敗ジジイの詰め合わせ」だ! 担当の平井広報本部長は親族ぐるみ税優遇
岸田首相「総裁選不出馬」にごまかされるな! 後継候補の河野太郎、高市早苗、石破茂、小泉進次郎、小林鷹之の欺瞞
都知事候補討論会ですっとぼけるも…小池百合子に清和会時代、裏金を受け取っていた可能性が浮上! 派閥上納額は安倍を超える120万円
裏金裁判で安倍派幹部たちの嘘が明らかに! 抜け穴だらけの政治資金規正法改悪で幕引き図ろうとする自民・岸田政権
瀬戸内寂聴が生前、語っていた護憲と反戦…「美しい憲法を汚した安倍政権は世界の恥」と語り、ネトウヨから攻撃も
「BTSグラミー賞逃す」報道に「韓国人のニュースいらない」「日本人の受賞を報じろ」と炎上攻撃が! 日本スゴイの精神的鎖国
ぼうごなつこ『100日で崩壊する政権』を読めば、安倍首相が病気で辞任ししたのでなく国民が声をあげ追い詰めたことがよくわかる
百田尚樹が「安倍総理にお疲れ様とメールしても返信なし、知人には返信があったのに」とすねると、2日後に「安倍総理から電話きた」
村上春樹が長編小説『騎士団長殺し』とエッセイ『猫を棄てる』に込めた歴史修正主義との対決姿勢! 父親の戦中の凄惨な中国人虐殺の記憶を…
村上春樹がエッセイ『猫を棄てる』を書いたのは歴史修正主義と対決するためだった! 父親の戦中の凄惨な中国人虐殺の記憶を…
安倍首相に利用された星野源がエッセイに書いていた“音楽が政治に利用される危険性” 「X JAPANを使った小泉純一郎のように」
“宇予くん”で改憲煽動のJCと手を組んだTwitter Japanはやっぱり右が大好きだった! 代表は自民党で講演、役員はケントに“いいね”
ウィーン芸術展公認取り消しを会田誠、Chim↑Pomらが批判! あいトリ以降相次ぐ“検閲”はネトウヨ・極右政治家の共犯だ
「ノーベル賞は日本人ではありませんでした」報道で露呈した日本の“精神的鎖国” 文化も科学もスポーツも「日本スゴイ」に回収
幸福の科学出家騒動は清水富美加個人の責任なのか? カルト宗教信者の子どもたちが抱える問題
話題の本『夫のちんぽが入らない』のタイトルに込められた深い意味…しかし一方では広告掲載拒否の動きが
福島の子ども甲状腺がん検診「縮小」にノーベル賞の益川教授らが怒りの反論! 一方、縮小派のバックには日本財団
介護殺人に追い込まれた家族の壮絶な告白! 施設に預ける費用もなく介護疲れの果てにタオルで最愛の人の首を…
宇多田ヒカル「東京はなんて子育てしにくそう」発言は正しい! 英国と日本で育児への社会的ケアはこんなに違う
今もやまぬ人工透析自己責任論の嘘を改めて指摘! 糖尿病の原因は体質遺伝、そして貧困と労働環境の悪化だった
『最貧困女子』著者が脳機能障害に! 自分が障害をもってわかった生活保護の手続もできない貧困女性の苦しみ
雨宮塔子が「子ども捨てた」バッシングに反論! 日本の異常な母性神話とフランスの自立した親子関係の差が
『NEWS23』に抜擢された雨宮塔子に「離婚した元夫に子供押しつけ」と理不尽バッシング! なぜ母親だけが責任を問われるのか
小島慶子が専業主夫の夫に「あなたは仕事してないから」と口にした過去を懺悔!“男は仕事すべき”価値観の呪縛の強さ
人気記事ランキング
カテゴリ別ランキング
社会
ビジネス
カルチャー
人気連載
アベを倒したい!
ブラ弁は見た!
ニッポン抑圧と腐敗の現場
メディア定点観測
ネット右翼の15年
左巻き書店の「いまこそ左翼入門」
政治からテレビを守れ!
「売れてる本」の取扱説明書
話題のキーワード