感染爆発危機でも安倍首相と小池知事が「五輪1年以内」に喜び“グータッチ”! 読売と田崎史郎がそれを“いい話”として紹介する異常

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
感染爆発危機でも安倍首相と小池知事が「五輪1年以内」に喜びグータッチ! 読売と田崎史郎がそれをいい話として紹介する異常の画像1
 テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』3月25日放送より 


 やっぱり、こうなったか。東京五輪の延期が決まったとたん、東京ではこの2日の間に一気に88人の感染者が判明した。いつ感染爆発が起きてもおかしくない状況で、ついこの間、自粛を解除する方向に動いていた政府や自治体も態度を一転。小池知事は首都封鎖の可能性まで口にし、安倍首相も今頃になって政府対策本部を設置して、緊急事態宣言を出す構えを見せている。

 ネット上で指摘されている「東京五輪を実施するために感染者を隠していたのを、延期が正式に決まったので本当の数字を出してきた」という説はさすがに陰謀論だと思うが、日本の感染者数が少なかったのは、検査数を抑制していたため少なく見えていただけであり、安倍首相や小池知事がこの間、国民の生命や安全より、東京五輪の実施を優先してきたのは、紛れもない事実だ。

 実は、そのことを雄弁に物語る記事が政権御用新聞の読売新聞が掲載されていた。安倍首相とIOCのバッハ会長の電話会談の翌日25日、読売は朝刊で会談の内幕をレポートしていたのだが、そこには、安倍首相、小池知事、そして大会組織委員会の森喜朗会長のこんなシーンが描写されていたのだ。

〈首相は遅くとも2021年夏までに開催するとバッハ会長から言質を取ることに成功した。
「良かったなあ、安倍君」
 会談後、首相は森氏からこう声をかけられ、握手を交わし、小池氏とグータッチした。〉

 そう、安倍首相は自分の在任中に五輪が開催できるようになったことに大はしゃぎ。なんと小池知事と「グータッチ」していたというのだ。足元で新型コロナの感染が急拡大し、感染爆発寸前と言われているなかで、グータッチって、いったいどういう神経をしているのか。

 しかも、読売は批判的にこのエピソードは取り上げていたわけではない。読売の記事は、安倍首相がいかに五輪を中止でなく延期にしようと奮闘したかをレポートした大ヨイショ解説記事で、そのなかの“いい話”として紹介されていたのだ。

「読売だけが内幕を書いたということは、あの記事、今井尚哉首相補佐官のリークと考えて間違いない。実際は、英『ガーディアン』に指摘されていたように、今年秋の開催を主張したり延期を決断しない日本に対し、中止でなく延期はとっくにIOCが外堀を埋めていたんだが、今井がそれをまるで安倍首相の手柄のように話して、レポートさせたんだろう。ただ、唖然としたのは、安倍首相のはしゃぎぶりをそのまま読売に書かせたことだ。たしかに、在任中に五輪を開催することにこだわっていた安倍首相が「遅くても来年夏」をバッハ会長から引きだし、大喜びしていたのは事実だろうが、まさかそれを微笑ましいエピソードとしてそのまま流すとは……」(全国紙官邸担当記者)

 ようするに、安倍首相も官邸側近も、そして応援団メディアも、一番大事なのは安倍政権下で五輪を開催するということだけ。それに比べたら、国民が何人新型コロナに感染しようが、何人命を落とそうが知ったこっちゃないのである。

 実際、この“グータッチ”をいい話として報じたのは読売だけではない。同じ日、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)でも、あの政権御用ジャーナリストの田崎史郎氏が「遅くとも来年夏の延期合意」をわがことのように大喜びし、こう解説したのだ。

「電話会談が終わった後で、安倍総理と小池さんもそうなんですけれども、小池さんと森さん、そこにいらっしゃったみなさんで、グータッチしたんですよ、それくらい喜んで高揚したという」

 ちなみに、田崎氏は「グータッチ」と言ったところで、わざわざ両手の拳をあわせるグータッチの仕草を実演するどの熱の入れようだった(笑)。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

感染爆発危機でも安倍首相と小池知事が「五輪1年以内」に喜び“グータッチ”! 読売と田崎史郎がそれを“いい話”として紹介する異常のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。バッハ会長安倍晋三小池百合子東京五輪浜田敬子田崎史郎編集部羽鳥慎一モーニングショーの記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 大坂なおみが黒人差別抗議でキレキレ
2 吉村洋文知事は「武富士」の盗聴犯罪を隠蔽するスラップ訴訟の代理人に
3 安倍政権の「Go To」批判封じを『ひるおび』八代弁護士がポロリ
4 元家族会の蓮池透が「安倍は嘘つき」
5 何が「断腸の思い」だ!安倍首相が横田滋さん・早紀江さんにとった冷淡対応
6 大村知事リコールに高須克弥、百田尚樹、有本香らが勢揃い…
7 安倍が横田早紀江さんを無視している
8 葵つかさが「松潤とは終わった」と
9 日本のネトウヨにも聞かせたいビリー・アイリッシュの反差別メッセージ
10 吉村知事VS大村知事バトル 本当に正しいのはどっちなのか?
11 持続化給付金の作業を電通の“トンネル会社”が! 749億円の税金が
12 安倍が拉致問題国民大集会を「公務」理由に中座、自宅へ!
13 ツイッタージャパンの反差別に対する消極性 代表と産経ニュースの関係
14 持続化給付金で中小企業庁長官が電通と接触、「Go To」3000億円も電通か
15 NHKが持続化給付金疑惑をスルー、『日曜討論』で野党排除
16 持続化給付金にさらなる疑惑もワイドショーは電通タブーで報じず
17 ショーンKと同じ!安倍首相も学歴詐称
18 野村克也氏が巨人、阪神、楽天を両断
19 箕輪のセクハラを告発した女性が暴露したエイベックス松浦の疑惑
20 生活保護カットで他の低所得者も困窮
1 持続化給付金の作業を電通の“トンネル会社”が! 749億円の税金が
2吉村洋文知事は「武富士」の盗聴犯罪を隠蔽するスラップ訴訟の代理人に
3安倍政権がコロナ「専門家会議」の議事録を残さないと明言する理由
4持続化給付金にさらなる疑惑もワイドショーは電通タブーで報じず
5安倍首相が「日本のコロナ対策が世界をリード」と自慢するトンデモ!
6松本人志が「黒川検事長は新聞記者にハメられた」と陰謀論で擁護!
7安倍首相「黒川検事長の“訓告”は検事総長の判断」はやはり嘘だった
8安倍政権の「Go To」批判封じを『ひるおび』八代弁護士がポロリ
9 つるの剛士「安倍首相にお疲れ様を言いませんか?」の的外れ擁護
10大村知事リコールに高須克弥、百田尚樹、有本香らが勢揃い…
11吉村知事VS大村知事バトル 本当に正しいのはどっちなのか?
12内閣支持率「27%」だけじゃない、安倍政権の危機を表すデータ
13持続化給付金で中小企業庁長官が電通と接触、「Go To」3000億円も電通か
14NHKが持続化給付金疑惑をスルー、『日曜討論』で野党排除
15検察が河井陣営への“安倍マネー1億5千万円”で自民党本部関係者を聴取
16テラハ木村花さんの死を政権批判封じに利用する政治家と安倍応援団
17ツイッタージャパンの反差別に対する消極性 代表と産経ニュースの関係
18木村花さんの死の責任はSNS 以前にフジ『テラスハウス』にある!
19大坂なおみが黒人差別抗議でキレキレ
20日本のネトウヨにも聞かせたいビリー・アイリッシュの反差別メッセージ
マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄