坂上忍や東国原が加計問題追及の一方で「自民党を応援してる」と言い訳! 背景に安倍応援団からの抗議

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坂上忍に寄せられたネトウヨのディス、フジには電凸も

 実際、『バイキング』と坂上は、閉会中審査の話題を扱った24日の放送でも、ネトウヨによって炎上させられていた。安倍首相を擁護し、前川喜平前文部科学事務次官を批判する八幡氏に対し、坂上はいつもの大声で「八幡さんが着目してるところと国民が着目しているとことはズレてる! 国民が知りたいのは本当かどうかだよ!」「“ご意向”があったのかどうかだよ!」などと発言。まあ、いたって普通の意見なのだが、これにネトウヨはプッツン。なぜか「坂上が八幡氏を恫喝した」ということになって、ツイッターには「坂上消えて欲しい」などのディスが溢れかえっていた。

 いや、ツイッターだけではない。『バイキング』を放送するフジテレビにはどうも、日々抗議の電話も殺到しているようだ。

 本サイトでは何度も指摘しているが、加計問題では、前川氏の証言や内部文書などの証拠に対し、まともな反論できない政権与党とその応援団は、「加計問題はマスコミが捏造した問題」「『報道しない自由』を使った安倍おろし」などとがなりたて、攻撃の矛先をメディアに向けている。まるで、ディベートで負かされ素手で殴りかかる不逞の輩だが、実際、本サイトでもお伝えしたように、25日の閉会中審査では、青山繁晴参院議員が加計問題を偏向報道のせいにする“報道圧力質問”をぶちかましている。

 つまり、そうやって世論をコントロールしようということらしいが、とりわけ、テレビコメンテーターが少しでも政権批判しようものなら、たちまち血祭りにあげられる状況にはタレントたちもウンザリのようだ。たとえば水道橋博士は〈落語家や漫才師が話すことに真面目に、極左だの、非国民だの、無責任だの、コメンテーター失格だの言ってくる人が、ここまで多くなるのは55年間で初めて体験する〉(7月15日)とツイートしているが、実際、芸能人が政権批判をするとすぐにネトウヨが飛んでくるのは、かなり面倒なことだろう。

 さらに、たちが悪いことに、ネトウヨは単に政権に批判的な番組出演者を炎上させるだけでなく、テレビ局やスポンサー企業にまで「電凸」と呼ばれるクレーム攻撃をしかける。この「電凸」がいかに放送局に対する“圧力”になるかは、昨年緊急復刊された「朝日ジャーナル」(朝日新聞出版)のなかで、池上彰がこのように解説していた。

「さらに深刻なのは『電凸』です。『電話で突撃する』という意味のインターネット用語ですが、一般の読者や視聴者が、気に食わない報道があると、スポンサー企業に一斉に抗議電話をかける。『不買運動をする』なんて言われるとビックリするんですね。昨年6月に自民党の議員が、マスコミを懲らしめるためにスポンサーに圧力をかけることを提案して、問題になりました。それも実際にはすでに行われているんです」
「現代的に言うと『反知性主義』という言葉に言い換えることができるのではないでしょうか。冷静に議論をするのではなく、『マスゴミ』『反日』と罵倒して、数の力で封殺する。その状況でも冷静に立ち止まって議論することが、メディアの役割ですよね」

 また、池上氏はこうした大量の抗議の背景に安倍政権の存在があることも示唆している。

「第1次安倍政権(06〜07年)の時に、メディアへの抗議が増えたんです。ところが、安倍さんが辞めた後にパタリとなくなりました。福田政権、麻生政権、民主党政権の時は抗議が大量にくるようなことはなかった。それが第2次安倍政権(12年〜)になって復活しました」

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