フジテレビ日枝前会長退任も「院政」は確実! 負の遺産「とんねるず」の番組とコネ入社も続行か

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フジテレビジョン公式サイトより


 かつて視聴率三冠王(ゴールデン帯、プライム帯、全日帯)の常連であったのが幻であるかのように、凋落の一途をたどるフジテレビ。ご存知の通り、いまや年間視聴率は在京民放キー局5社中4位にまで落ち込み、5期連続の減収減益。低迷から抜け出す見通しも立たない状況だ。

 そんななか、2013年に肝いりで就任した亀山千広前社長はわずか4年たらずで退任し、後任を宮内正喜新社長が務めることになった。

 また、1988年に社長、2001年に会長を歴任するなど、長らく「フジテレビのドン」として君臨してきた日枝久会長も相談役に退任。後任を嘉納修治新会長が務める。

「FRIDAY」(講談社)17年6月2日号では、日枝氏自身が「5期連続の減収減益の決算や視聴率の低下が続く中、空気を入れ換える必要があると判断し、社長を含め、役員体制を一新した。そんな中で、会長の私が残っていては新しい風が吹かないと思い、今回の決断に至った」と答えており、長きにわたって続いた日枝体制にも幕が閉じられるかに思われた。

 しかし、現実はどうもそうではないようなのだ。

 宮内新社長はもともと日枝氏の秘書室長を務めていた人物で、嘉納新会長も日枝氏が社長だった時期に社長秘書を務めていた経歴をもつ人物。

 つまり、業績不信の責任をとって会長の座を降りたようでいて、その後任にはことごとく子飼いの人物をあてているのである。

 なので、この人事を見た人からは、日枝氏による「院政」が敷かれるのではないかと危惧する声が漏れ聞こえていた。

 そして、どうやらそれは危惧では終わらなさそうなのだ。

 今月3日、フジテレビ本社で開かれた全体会議における嘉納新会長の発言が、まさにその心配を裏付けるものであったという。「週刊文春」(文藝春秋)2017年7月20日号によれば、その全体会議の冒頭、嘉納新会長は日枝氏を褒めたたえるこんなスピーチをしたという。

「我々グループを売上六千五百億円、業界他社を寄せ付けない断トツトップに成長させた日枝取締役相談役には長年のご苦労に心より感謝申し上げるとともに、何かあれば過去のいきさつなどを伺い、相談させていただきたいと思っております。フジサンケイグループの代表という大所高所から我々グループのプレゼンスの維持向上にご尽力頂きたいと考えております」

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