予想的中! 宮崎駿監督が新作アニメを製作! 宮崎監督が言論弾圧すらも覚悟する次作の中身とは…

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 “風が吹き始めた時代”に観てよかったと思える映画。それについて、宮崎監督はさらにこうも語っている。

「風が吹き始めました。(中略)何かが起こるだろうという予感は、みなが持っていたように思います。それでも、どんなに立派な戦争より、愚かな平和のほうが尊いと思うようにしていました。そして突如歴史の歯車が動き始めたのです。生きていくのに困難な時代の幕が上がりました。この国だけではありません。破局は世界規模になっています」
「風が吹き始めた時代の映画は、机の抽斗にかくさなければならない作品かもしれないという覚悟がいります」

 これは震災直後に語られたものだが、数年を経て、その風がますます強くなっていることは、読者のみなさんにもおわかりいただけるだろう。実際、宮崎監督自身、安倍首相の改憲路線に対する危機感をたびたび語っている(https://lite-ra.com/2015/02/post-872.html)。

 宮崎駿の映画は国民的コンテンツであると同時に、混迷の時代に私たちが進むべき道を照らしてくれる数少ない存在でもある。安倍政権が確実に改憲の歩を進め、風がますます強くなるいま、宮崎駿映画が存在する意味はますます大きい。「机の抽斗にかくさなければならない作品かもしれないという覚悟」という言葉には、言論弾圧をも意識した強い覚悟が感じられる。

 風が吹き始めた時代の映画。机のひきだしに隠さなければいけない作品。それは一体何なのか。宮崎監督が引退会見しジブリ解散が報じられていた3年前、妄想だとバカにされるのを承知で本サイトは宮崎駿監督の次回作を予想していた。宮崎監督の新作製作が明らかになったいま、あらためて以下にその記事を再録するのでぜひご一読いただきたい。
(編集部)

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 ジブリ解散説をめぐって、本サイト「リテラ」が「作画スタッフを人員整理しているのは事実だが、解散はない」と書いたのは8月2日。ところが、8月4日なって再び「夕刊フジ」と同紙のサイト「ZAKZAK」が「ジブリアニメ撤退」と報道。「yahoo!」でも取り上げられ、大きな反響を呼んでいる。

「夕刊フジ」の記事によると、ジブリは今年春に制作部門を解体し、映画製作から撤退。「思い出のマーニー」が同社の最後の作品になりそうだという。

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