みうらじゅん&クドカンまでが安倍政権に危機感!「憲法を変えるとか、戦争できる国になるとか勘弁してほしい」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
miura_kudou_160812_top.jpg
『みうらじゅんと宮藤官九郎の世界全体会議』(集英社)

 昨年の夏は国民の理解を得られぬまま安保法案を強行採決、さらにいまでは、争点隠しをしたまま臨んだ参院選で改憲勢力が3分の2を獲得したことにより、着実に改憲への道を歩みつつある安倍政権。

 このままでは日本は本当に「戦争ができる国」へと変えられてしまう危機的な状況にあるわけだが、そんななか、「マイブーム」「ゆるキャラ」の生みの親であるみうらじゅんと、自身が監督も務めた『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』も好評だった宮藤官九郎による対談本『みうらじゅんと宮藤官九郎の世界全体会議』(集英社)のなかで、二人が意外な発言を行った。

 対談本の大半は、二人の持ち味でもある中学生ノリのエロ話とバカ話で占められており、それはそれでやはり面白いのだが、そんななか「なぜ戦争はなくならないのか?」というトークテーマで話す段になると、両者は急に真面目になり、それぞれこう語り出すのだった。

みうら「最近、俺までが気づいちゃうほど、なんだかミョーに政治が不穏な感じするじゃないですか?」
宮藤「憲法を変えるとか、戦争できる国になるとかならないとか、ちょっと勘弁してほしいなって思います」

 その前まで二人は「なぜデリヘルで「チェンジ!」と言えないのか?」や「なぜ男はオッパイが好きなのか?」という議題で語り合っていたのだが、そんな人たちの口から飛び出したとは思えぬ政権批判。しかし、まさしくその通りである。

 そして、二人は戦争が決してなくならない理由として、「正義」という言葉、概念の取り扱い方に問題があるのではと指摘する。みうらじゅんは、ボブ・ディランの歌詞を引用しながら、こう語った。

「かつてボブ・ディランが『いつもの朝に』っていう歌の中で言ってましたよ、「君の立場からすれば君は正しいし、僕の立場からすれば僕は正しい」って」

 何をもって「正義」とするのか、当然のことながらそれは立場によって変わるし、万人にとっての「正義」など存在しない。加えて二人は、イラク戦争で160人を狙撃した実在のスナイパー、クリス・カイルを主人公にした、2014年公開のクリント・イーストウッド監督作品『アメリカン・スナイパー』を話題にし、「正義」の危うさを語る。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

みうらじゅんと宮藤官九郎の世界全体会議

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

みうらじゅん&クドカンまでが安倍政権に危機感!「憲法を変えるとか、戦争できる国になるとか勘弁してほしい」のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。新田 樹の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 赤木ファイル公開で改ざん指示は安倍から菅、菅から佐川のルートが濃厚に 
2 宮本亞門が衝撃告白「トップの方が裏で大金を渡し招致を決めたと自慢げに」
3 「五輪子ども動員」強行のために東京都が“キャンセル案内文書”を隠蔽!
4 葵つかさが「松潤とは終わった」と
5 五輪感染対策がザル化!開会式の観客は2万人、毎日PCR検査が抗原検査に
6 立民議員「50歳と14歳」問題でおぎやはぎが「多様性」「ロリータは名作」
7 “G7でぼっち”菅首相フォローのため甘利明やFNNが妄想ストーリー
8 自殺した近畿財務局職員が手記であげた「刑事罰を受けるべき財務省職員」
9 小倉優香の番組中「辞めさせてください」の本当の理由は番組のセクハラ
10 櫻井よしこ、西岡力、文春…朝日・慰安婦報道叩きのデタラメが次々露呈
11 組織委が五輪取材の海外メディアに「隔離0日」になる“抜け穴”例文を提示!
12 JOC経理部長の飛び込み自殺で囁かれる「五輪招致買収」との関係,
13 検察庁法改正から河井夫妻事件、首相辞任まで 安倍の“嘘”振り返り(後編)
14 自殺した赤木さんの妻が『バイキング』生放送中にLINEで…
15 封印されたAKB48盗撮事件
16 安倍首相が会見も新しい対策ゼロ! 質問打ち切りに記者から怒号
17 イノッチが夫婦別姓反対派を一蹴!
18 五輪の有観客開催強行のため菅首相が会見で空疎な嘘を連発!
19 三浦瑠麗が近財職員の自殺にトンデモ発言
20 裁判で「安倍首相は逃げている」と陳述、赤木さんの妻が小川彩佳に語った覚悟
1赤木ファイル公開で改ざん指示は安倍から菅、菅から佐川のルートが濃厚に 
2「五輪子ども動員」強行のために東京都が“キャンセル案内文書”を隠蔽!
3「大阪の自宅死が全国最多」でも吉村知事を追及できないマスコミ 朝日も…
4変異株クラスター発生のなか…政府は病床使用率の変更
5組織委が五輪取材の海外メディアに「隔離0日」になる“抜け穴”例文を提示!
6G7で“借りてきたネコ”状態の菅首相をヨイショするためNHKがフェイク!
7平井卓也のヤクザ並み恫喝はオリパラアプリのデタラメ発注をごまかすため! 
8国会延長拒否の菅政権が「土地規制法案」だけ強行採決へ!その危険な中身
9吉村知事の大阪府は「時短協力金」支給も大幅遅れでダントツ最下位! 
10“G7でぼっち”菅首相フォローのため甘利明やFNNが妄想ストーリー
11高須院長が田中事務局長と鈴木宗男に超法規的なリコール期限延長を陳情
12五輪感染対策がザル化!開会式の観客は2万人、毎日PCR検査が抗原検査に
13五輪の有観客開催強行のため菅首相が会見で空疎な嘘を連発!
14宮本亞門が衝撃告白「トップの方が裏で大金を渡し招致を決めたと自慢げに」
15夫婦別姓もLGBT法案も安倍晋三がツブした!
16立民議員「50歳と14歳」問題でおぎやはぎが「多様性」「ロリータは名作」

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄