AV出演の過去が発覚しゴールドマン・サックスが内定取り消し!解雇、イジメ、離婚…元AV女優差別のヒドい実態

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
goldmansachs_160602_top.jpg
ゴールドマン・サックス証券HPより


 AVに出演していた過去が明るみになり出演番組をすべて降板、勤めていたテレビ愛知からも去ることを余儀なくされたアナウンサー・松本圭世氏の騒動をはじめ、芸能人や大企業社員のAV出演歴暴きが後を絶たない。本サイトでも以前、小学館の女性新入社員が仮配属期間中にAV出演歴が発覚し、花形の編集職ではなく閑職に追いやられてしまった記事を配信しているが、またもやそのような騒動が報道された。今度はなんと、ゴールドマン・サックス(以下、GS社)から内定をもらっていた女性が、大学時代にAV女優として活動していたことが明るみになったのが原因で内定取り消しをされてしまったと言うのだ。

「週刊現代」(講談社)2016年6月11日号によると、内定取り消しをされてしまった女性は「みなもとしずか」の芸名でAV女優として活動。TOEICスコア935点の知識を活かして流暢な英語を披露し、「IQ130」をキャッチフレーズとしていた。頭の良さと作品のなかで見せる淫猥な姿とのギャップが人気を呼んでいたようだ。動画配信サイトDMMを見ると、現在も約10本ほどの出演作がラインナップされている。

 彼女がAV女優として活動していたのは、大学1年生から2年生にかけて(11年ごろ)。前述の通り、その後、見事GS社から内定をもらうのだが、内定をもらった年の12月のある日、突然内定取り消しの連絡が入る。記事ではその理由についてGS社に取材しているが、会社側はノーコメント。しかし、同社の内情に詳しい金融関係者のコメントとして、このような発言が掲載されている。

「高度な清廉性が求められる女子アナとは違いますし、通常、過去の経歴だけで内定取り消しには至りません。実は、年末が迫ったある日、突然GSへ『内定者に、AV女優のみなもとしずかがいる』という匿名の電話がかかってきたそうなんです。そこで、内定者の周辺を調べ直したところ、みなもとさんの私生活で就業規則に抵触するような部分が見つかったようで、内定を取り消すに至ったといいます。直接的に、AV出演だけが理由というわけではないようです」

 本来であれば、過去にAV出演していようと、入社前の話であるならばそのような経歴でもなんの問題もない。なので大学時代にAV女優であったことが発覚したとしても、本来であればGS社が改めて内定者の周辺を調べ直す必要は何もない。これは、「AV出演」だけでは内定取り消しの理由にはならないため、GS社側が他の理由づけのためにあら探しをしたということだろう。

 従業員の権利保護には、日本の企業以上に意識的であるとされる外資系企業でさえ、このような事例が生まれるということが分かった今回の騒動。しかし、先ほども述べた通り、AV出演の過去は懲戒や内定取り消しの理由にはならない。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

AV出演の過去が発覚しゴールドマン・サックスが内定取り消し!解雇、イジメ、離婚…元AV女優差別のヒドい実態のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。ゴールドマン・サックス内定日経新聞田中 教週刊現代鈴木涼美の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 大阪・松井市長が高市早苗と同じく公文書否定でカジノ用地鑑定談合ゴマカシ
2 葵つかさが「松潤とは終わった」と
3 橋下徹に恫喝された女子高生が告白!
4 三浦瑠麗問題に「週刊文春」「週刊新潮」は完全沈黙する理由!
5 高市早苗が統一教会問題でも“嘘”、領収書偽造、勝手に収支報告書修正も
6 放送法解釈変更は氷山の一角!安倍官邸は同時期、あの手この手で言論弾圧
7 グッディ高橋克実が北朝鮮危機で本音
8 維新は優生思想政党! 馬場幹事長がれいわ舩後議員の「生きる権利」発言を否定
9 トム・クルーズもハマる宗教の裏
10 高市早苗と赤旗が「政治資金規正法違反」報道でバトル!
11 テレ朝で『モーニングショー』統一教会報道中止、ネット動画削除!
12 「カジノ用地疑惑」追及が松井市長から恫喝・嫌がらせ受けるも新事実を敢然と報道
13 岸田には安倍が乗り移っている! 政策だけでなく答弁も
14 吉本芸人「ほんこん」のサムすぎるネトウヨぶり!
15 岸田政権の“改憲”の本命「緊急事態条項」はこんなに危ない!
16 自衛隊スパイ事件、官邸が解禁の理由
17 コロナ第8波で三浦瑠麗、たむらけんじが医療機関を攻撃、非難殺到!
18 『報ステ』ディレクターの自殺と原発
19 乃木坂46橋本奈々未が背負った貧困
20 ICAN無視の安倍政権に吉川晃司が
1高市早苗が統一教会問題でも“嘘”、領収書偽造、勝手に収支報告書修正も
2大阪・松井市長が高市早苗と同じく公文書否定でカジノ用地鑑定談合ゴマカシ
マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄