憑依、守護霊、前世にUFO…東大医学部教授のオカルトがとまらない

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
okagesama2_01_140920.jpg
『「あの世」の準備、できていますか?』(マガジンハウス)

 20万部超と売れている『おかげさまで生きる』(幻冬舎)。著者の矢作直樹氏は東京大学医学部救急医学分野教授、医学部附属病院救急部・集中治療部部長をつとめる人物だが、その内容はどう考えてもオカルトとしか思えないものだった。(前編はこちら

 私たちは「おかげさま」という存在に生かされている。魂の集合体である「おかげさま」は大いなる存在であり、「おかげさま」のベーシックな部分では、私たちは皆つながった存在で、そこに亡くなった人も参加している、そして、こう言い切るのだ。

「そもそも私たちの本質は肉体ではなく魂ですから、病気も加齢も本当は何も怖がる必要はないのです」

 だが、矢作センセイのオカルトぶりはこんなものではすまなかった。まず、2012年に出た2冊の対談集では、“死後の世界”についてより深く語り始めている。

 センセイがオカルトに傾斜するきっかけになったのは、霊媒師に母親との“交霊”をしてもらったことがきっかけなのだが、『体外離脱体験』の著者(坂本政道)との対談をまとめた『死ぬことが怖くなくなるたったひとつの方法』(徳間書店)では、その母親との“交霊”体験の“衝撃”をさらに詳しく語っている。

「それは現在、我々が持っている物理や医学程度の知識で想像のつくものとは全然違います。本当にそこにいるわけです。ですから、それまで自分が持っていた価値観が変わるのは本当に一瞬です」
「私も自分が経験するまでは、本で読んだ知識しかありませんでしたから、実際にその現場に当事者として参加すると、その日を境に人生観が変わりました。母親しか知らない、身内しか知らない話を、すらすらと始めた時には何事かと思いました」

『人は死なない。では、どうする?』(マキノ出版)という気功家との対談集では、“霊の姿”についてこんな珍説を披露するまでになった。

「いくつもの事例から推察すると、あちらの世界は、物質界とは違って、自分の意志に従っていかようにもできるようです。姿かたちは自分の自由になるんですね。とはいえ、こちら側の人と交流するときには、自分の好きな姿で出てきてしまうと、こちら側の人にわかってもらえません。そこで、遺族のよく知っている姿で出てくるということになるんだと思います」

 また、前出の『死ぬことが怖くなくなる〜』では、輪廻について語り、「前世が終わった後に、次の人生を選ぶミーティングをガイドとともに行う」という対談者に対して、次のように賛同している。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

「超常現象」を本気で科学する (新潮新書)

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

憑依、守護霊、前世にUFO…東大医学部教授のオカルトがとまらないのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。スピリチュアル医療小石川シンイチの記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 ツイッタージャパンの反差別に対する消極性 代表と産経ニュースの関係
2 大村知事リコールに高須克弥、百田尚樹、有本香らが勢揃い…
3 持続化給付金で中小企業庁長官が電通と接触、「Go To」3000億円も電通か
4 日本のネトウヨにも聞かせたいビリー・アイリッシュの反差別メッセージ
5 西原理恵子が高須院長とヘイトデモ応援
6 NHKが持続化給付金疑惑をスルー、『日曜討論』で野党排除
7 吉村知事VS大村知事バトル 本当に正しいのはどっちなのか?
8 ショーンKと同じ!安倍首相も学歴詐称
9 葵つかさが「松潤とは終わった」と
10 持続化給付金にさらなる疑惑もワイドショーは電通タブーで報じず
11 新国立競技場はザハ案のパクリだった!
12 検察庁法案改正賛成でわかった維新と吉村洋文知事の正体!
13 自民党がネトサポに他党叩きを指南
14 持続化給付金の作業を電通の“トンネル会社”が! 749億円の税金が
15 検察が河井陣営への“安倍マネー1億5千万円”で自民党本部関係者を聴取
16 ジャニーズに弱いワイドショーが手越祐也を批判した理由
17 安倍政権がコロナ「専門家会議」の議事録を残さないと明言する理由
18 つるの剛士「安倍首相にお疲れ様を言いませんか?」の的外れ擁護
19 安倍応援団が“森友学園”疑惑封じ!
20 NHKのおおさか維新出演に批判殺到
1官邸が黒川検事長の“賭け麻雀”を悪用、稲田検事総長に「辞職」圧力
2 持続化給付金の作業を電通の“トンネル会社”が! 749億円の税金が
3安倍政権がコロナ「専門家会議」の議事録を残さないと明言する理由
4持続化給付金にさらなる疑惑もワイドショーは電通タブーで報じず
5安倍首相が「日本のコロナ対策が世界をリード」と自慢するトンデモ!
6松本人志が「黒川検事長は新聞記者にハメられた」と陰謀論で擁護!
7安倍首相「黒川検事長の“訓告”は検事総長の判断」はやはり嘘だった
8 つるの剛士「安倍首相にお疲れ様を言いませんか?」の的外れ擁護
9吉村知事VS大村知事バトル 本当に正しいのはどっちなのか?
10内閣支持率「27%」だけじゃない、安倍政権の危機を表すデータ
11田崎史郎が“黒川検事長と賭けマージャン”を正当化!
12NHKが持続化給付金疑惑をスルー、『日曜討論』で野党排除
13持続化給付金で中小企業庁長官が電通と接触、「Go To」3000億円も電通か
14検察が河井陣営への“安倍マネー1億5千万円”で自民党本部関係者を聴取
15テラハ木村花さんの死を政権批判封じに利用する政治家と安倍応援団
16ツイッタージャパンの反差別に対する消極性 代表と産経ニュースの関係
17木村花さんの死の責任はSNS 以前にフジ『テラスハウス』にある!
18大村知事リコールに高須克弥、百田尚樹、有本香らが勢揃い…
19日本のネトウヨにも聞かせたいビリー・アイリッシュの反差別メッセージ
20箕輪のセクハラを告発した女性が暴露したエイベックス松浦の疑惑

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄