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元少年Aの手記出版には公益性がある!『絶歌』が明らかにした警察情報とマスコミ報道の嘘

『絶歌 神戸連続児童殺傷事件』(太田出版)
神戸連続児童殺傷事件の加害者「元少年A」の手記『絶歌 神戸連続児童殺傷事件』(太田出版)が大きな批判を浴びている。問題になっているのはその内容や記述ではない。「出版自体が許せない」という大合唱が巻き起こっているのだ。
ネットには「反吐が出そう」「即刻回収しろ」「不買運動をしよう」「本を出す前に死んでおわびしろ」といったヒステリックな声があふれ、ワイドショーやニュース番組でも、キャスターやコメンテーターたちが「どうしてこんな本を出版するのか」「被害者遺族の感情を無視している」「犯罪を助長するだけだ」と、一斉に眉をひそめてみせている。
こうした圧力に押され、同書の販売を取りやめる判断をした書店チェーン店も出てきた。さらに、今日、太田出版が岡聡社長名義で長文の釈明文を出す事態となった。
しかし『絶歌』はほんとうに世間が言うように「出版してはいけない手記」だったのか。
そもそも、こうした猟奇事件を犯した人物が手記や小説を発表するのは、これがはじめてではない。古くは1960年代に未成年で連続ピストル射殺事件を起こし、死刑判決を受けた永山則夫の『無知の涙』、パリ人肉事件を起こした佐川一政の『霧の中』、連続幼女殺害事件の犯人、宮崎勤の往復書簡『夢のなか 連続幼女殺害事件被告の告白』――。最近も、英国人リンゼイさん殺害犯・市橋達也が逃亡中の様子を記した手記を出版した。
しかし、その際もここまでの批判は巻き起こらなかった。『絶歌』が厳しい糾弾にあっているのは、おそらく、発売当日、被害者の土師淳くんの父親が「私たちの思いは完全に無視されました」と出版中止を求める声明を発表し、その後も、版元の太田出版に対して抗議文を送付するなど、一貫して出版そのものに抗議し続けていることが大きいだろう。
たしかに、被害者遺族が不快に思うのは当然の感情だ。自分の子供の命を奪った男が、それを題材に作家気取りで本を出しているというのは、親としては耐えられないことだろう。
しかし、筆者はそれでもなお、こうした本の出版の機会は奪われてはならないと考えている。
ひとつめの理由は、民主主義社会において、出版の自由は被害者遺族の感情を超えて守られるべきだということ、そしてもうひとつ、より積極的な理由は、こうした犯罪者の手記に犯罪研究、再犯抑止という社会的な有益性があると考えるからだ。
実は、猟奇的な犯罪事件では、容疑者が逮捕され、公判に入ってもその犯行動機や犯行時の心理状態、生育歴との関係などが解明されないまま終わるということが多い。取調べやマスコミ報道、裁判では別のストーリーを仕立てられていたというケースもある。そういった状況で、加害者の手記が出版されることは、隠された事件の真相をあぶりだし、新たな犯罪分析と研究に寄与する可能性がある。
今回の『絶歌』はまさにそういうケースの典型だろう。神戸連続児童殺傷事件をめぐっては、膨大な量のメディア報道がなされ、関連本も多数出版されている。この事件をきっかけに、少年法は厳罰化され、またその後、少年による凶悪事件が起きるたびに、酒鬼薔薇事件の影響や比較がなされてきた。
しかし、『絶歌』では、その前提となった犯行動機が完全にくつがえされている。あらゆる報道で、少年Aが「誰でもよかった」「人間を壊してみたい」と語ったとされ、無差別の快楽殺人が動機とされてきたが、Aは同書で、自らの殺人の背景に性衝動があるとしたうえで、さらに、淳君には特別な感情をもっていたと告白しているのだ。
「僕は、淳君が怖かった。淳君が美しければ美しいほど、純潔であればあるほど、それとは正反対な自分自身の醜さ汚らわしさを、合わせ鏡のように見せつけられている気がした(略)僕は、淳君に映る自分を殺したかった」
いや、くつがえされているのは直接の犯行動機だけではない。これまでの報道や専門家の分析では、Aの歪んだ心理の背景には母親の厳しいしつけがあり、そのために、屈折や反発をおぼえてきたとされていた。
「母親との関係に問題があった」「母親の愛情に飢えていた」「母親に責任がある」「母親が厳しくし過ぎたために、Aは母親を怖がっていた」
また、母親自身も、事件の少し後に出版した手記『「少年A」この子を生んで……』(「少年A」の父母/文藝春秋)でこれを認めるような記述をしている。
だが、『絶歌』には、こうした分析と矛盾する生育歴、母親との幼少時のエピソードがいくつも綴られている。
「(玄関の)鍵はいつも開いていた。靴を脱ぐとキッチンから『おかえりぃ』 と母親の声がする。その一言で、ついさっきまでの恐怖感が嘘みたいに消えた」
「自分の隣で声をたてて笑う母親の笑顔が見たかっただけだ。僕のこの世でいちばん好きだったものは母親の笑顔だった」
犯行前、同級生の男児を激しく殴り、ナイフをかざしたことがあった。その際、両親に対して「悪口を言いふらされた」と嘘をついたAに母親はこう静かに諭したという。
「そぉか。それはあんたも辛かったな。せやけど、いくら悪口言いふらされても、暴力振るってもうたら、最終的にはあんたが悪者にされてまうねんで」
これのどこが、「しつけが厳しすぎた」ということになるのだろうか。実際、Aは、母親と事件の関係について「何の因果関係もない」ときっぱり否定した上で、間違った分析が流通した背景をこう分析している。
「誰もかれもが母親を『悪者』に仕立て上げようとした。ともすれば事件の元凶は母親だというニュアンスで語られることも多かった。裁判所からは少年院側に『母子関係の改善をはかるように』との要望が出された。そんな状況の中で、いつしか僕自身、『母親を悪く思わなくてはならない』と考えるようになってしまった」
つまり、Aは“母親元凶説”が逮捕された後の、“刷り込み”だと言っているのだ。そして「いかにもドラマ仕立のストーリーはわかりやすいし面白い」とも評している。
どうだろう。もちろん、Aの『絶歌』での告白がそのまま真実かどうかはわからない。しかし、少なくともこれまでの議論の前提とはまったく異なる証言が出てきたわけで、本書が出版されなかったら、こうした矛盾もいまだ明るみに出ることはなかったはずだ。
だとしたら、私たちがやるべきは、本の表紙を閉じたまま「なんでこんなものを出すんだ!」とヒステリックに叫ぶことでなく、彼の告白をきちんと分析、検証し直し、佐世保の女子高生、名古屋大学女子学生が起こした殺人事件をとらえなおすことではないか。
出版を許すな!という人たちの中には「ほんとうの反省がない」「自分のことしか考えていない」「犯罪の助長につながる」といった理由をあげる人もいるが、これも的外れだ。「反省がない」姿勢が批判を受けるのは当然だが、しかし、それはイコール出版してはならないということではない。本当の意味で反省できない加害者の姿そのものを知ることが、逆に犯罪の研究や今後の矯正教育のあり方を考える上で役立つことは十分ありうる。
しかも、Aは反省していないかもしれないが、少なくとも後悔はしている。そのことを象徴するエピソードが『絶歌』に登場する。
Aは社会に出てから仕事を教わり、アパートの保証人になってくれた信頼すべき先輩ができた。ある日、妻子があるその先輩から夕食に誘われた。しかしAは先輩宅で妻と小学校にあがったばかりの娘を見た時、足の竦むような恐怖感に襲われたという。
「無邪気に、無防備に、僕に微笑みかけるその子の眼差しが、その優しい眼差しが、かつて自分が手にかけた幼い二人の被害者の眼差しに重なって見えた」「耐えきれなかった。その時の感覚は、もう理屈じゃなかった。僕はあろうことか食事の途中で体調の不良を訴えて席を立ち、家まで送るという先輩の気遣いも撥ね除け、逃げるように彼の家をあとにした」
そしてAはバスの中で泣いた。自分は取り返しのつかない過ちを犯したのだと。そしてこう思った。
「どんなに頑張っても、必死に努力しても、一度一線を越えてしまった者は、もう決して、二度と、絶対に、他の人たちと同じ地平に立つことはできないのだと思い知る」
たしかに、Aが向き合っているのは被害者や被害者の遺族ではなく、自分自身だ。そういう意味では、今でも自分のことしか考えていないという指摘は正しいのかもしれない。しかし、だからこそ、その苦しみはリアリティをもって伝わってくる。この本を読んで、Aの犯罪を模倣したいと思う者は皆無だろう。逆に、犯罪を犯すことがいかにすべてを壊してしまうか、その恐怖におののくはずだ。そういう意味では、『絶歌』は犯罪の抑止力になっても、犯罪を助長することはありえない。
もっとも、こうした出版の価値をいくら語っても、多くの人は、「それでも遺族が不快に思っているなら、出版すべきではない」というだろう。だが、繰り返すが、出版の自由とその社会的な価値は、遺族感情を超えて守られるべきものだ。
もし、遺族感情を最優先するのだとしたら、ひとりの遺族がとにかく事件に触れてほしくないと言っただけで、加害者の手記だけでなく、事件に関する分析、報道がすべてできなくなってしまう。
実際、遺族の思いもすべて同じというわけではない。淳君の父親は「少年事件を一般的に考察するうえで益するところがあるとは考えがたい」と即時出版回収を求めているが、もう一人の被害者・山下彩花ちゃん(当時10歳)の母親は、出版の経緯には疑問を示したものの、今年の命日にAから届いた手紙を読んで「事件そのものに初めて触れており、事件に向き合っていることが分かる言葉がいくつもあった」とした上でこう語っている。
「彼も普通の人間。後悔もざんげもする。もし彼の生の言葉が社会に伝われば、そういった犯罪の抑止力になれるのでは」
そう考えると、今、ネットやテレビで起きている「出版を許すな」コールは、必ずしも遺族の感情によりそっているわけではないのかもしれない。遺族の名前を借りて正義をふりかざし、快楽にひたる流行の「ジャスティス・ハイ」と、その圧力に押され、炎上に怯えたテレビ特有のアリバイ的コメントがそういう空気を作り出しているだけなのではないか。
しかも、そのベースには、「異物の包摂より排除」という今の日本社会のメンタリティがある。犯罪を犯すモンスターと犯罪を犯さない普通の人間があらかじめ決まっていて、そこには明確な線引きがある。モンスターには居場所を与えてはいけない。そういう空気が社会を支配している。
だが、ほんとうは、猟奇犯罪はけっして私たちと無縁なものではないはずだ。10代の多感な時期は誰もがコントロールできない自意識と性衝動に悩み、苦しんでいる。一歩間違えれば、自分も犯罪に走ってしまうのではないかという恐怖に怯えながら、ぎりぎりのところで踏みとどまっている者も少なくない。少年Aや西鉄バスジャック事件犯、そして、佐世保の女子高生や名古屋大学女子学生が抱える闇は、私たちの抱えている闇と地続きなのだ。
だからこそ、ドストエフスキーの『罪と罰』からカミュ『異邦人』、カポーティ『冷血』、さらには三島由紀夫『金閣寺』、中上健次『蛇淫』まで、古今東西、犯罪者の心のうちを扱ったさまざまな文学作品が生まれ、読者の心をつかみ、その孤独を救ってきた。そういう意味では、自らの性癖、障害について向き合った元少年Aの『絶歌』がどこかにいるもう一人の少年Aを救う可能性もある。
だが、今の社会はそうは考えない。犯罪者は自分たちとはちがう。一度、犯罪を犯した人間には厳罰を与え、更生の機会を与えず、徹底して社会から排除していくべきだ。本を出すなんてとんでもない。
筆者から見ると、本を出して自分と向き合った元少年Aよりも、この無自覚な集団ヒステリーの方がずっと不気味な気がするのだが……。
(エンジョウトオル)
最終更新:2015.06.17 06:46
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