浮気、即、妊娠の広末涼子も?「女にはもともと浮気して子供を産みたい本能がある」の珍理論

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昨年も女優として精力的に活躍した広末涼子。その色香には理由が?(映画『想いのこし』公式サイトより)


 広末涼子の第三子妊娠5カ月には驚かされた。何しろ広末といえば昨年から二番目の夫キャンドル・ジュンとの不仲説だけでなく、既に離婚協議に入ったといった報道さえあったからだ。もちろんそのきっかけは広末の浮気騒動にあった。昨年「女性セブン」(小学館)3月13日号で広末は9歳年下のイケメン俳優佐藤健との岩盤浴デート&マンション密会現場をスクープされている。

 広末がアミタイツにピンヒールという気合いの入ったセクシードレスで佐藤の自宅マンションに入っていく姿がバッチリと写真に押さえられたのだ。しかも当時は夫キャンドルは不在。子どもを自宅に置いて、かなり警戒しての密会デートだった。

 広末は浮気が夫に発覚したことで、その後も離婚説が絶えなかった。そんな中での妊娠である。そのため「子どもは佐藤の子では?」などといった憶測もあったが、現在のところそんな気配はみじんもなく、最近でもキャンドルとの仲むつまじい姿が目撃されている。

 浮気がバレても夫とラブラブ──。なんともあっぱれなオンナ力(ぢから)というしかない。と言うと、女尊男卑のネット民が「不実だ」などと怒り出しそうだが、しかし、広末が浮気をして、そして夫の元に戻るのも動物学的にはある意味、当然という説があるのだ。

 動物行動研究家でエッセイストの竹内久美子氏の『浮気で産みたい女たち』(文藝春秋)によれば、広末の行動は実に理に敵っている。

 例えば鳥の場合、捕食者に見つからないためにメスが地味なのに比べ、クジャクのようにオスが目を見張るばかりに美しい種がいる。なぜか。

「メスではなくオスの方が美しいのは、クジャクと同じで、メスがオスを選んでいるからだろう」
「美しく派手なオスをメスが好み、交尾相手として選んでいる──そう考えたのはチャールズ・ダーウィンである」

 美しく大きく強いオスにメスは惹かれる。そのタネを残そうとする。しかしこうしたオスが美しく派手な種は一夫一婦制でも浮気が横行しているという。

「一夫一妻の婚姻形態をとりながらEPC(浮気)する。その際、メスが美しいオス、いやもっと美しいオスをと厳しく選んでいるのである。EPCが盛んであればあるほど、オスが美しく派手で、メスとの差も大きく開いてくるのである。鳥はEPCをするほど美しいというわけだ」

 確かに浮気相手の佐藤も日本でも有数の“美しい”男性だ。新進気鋭の有名俳優でもある。しかも若い。一方のキャンドルは……まあ比較するのはやめておこう。またアオガラという美しい鳥の例はさらに広末的だ。こちらはオスもメスも美しく、しかもメスの方がかなりの浮気者だ。夫がいるのに別の男のもとにいそいそと出かけていくらしい。

「非常に面白い点は、EPCに対し、メスが大変積極的な姿勢を見せるということである。待つだけでなく、自分からオスの元へと出かけて行く。当然そこには彼の妻という恐ろしい存在が待ち構えており、時に彼女に攻撃を加えようとする」

 しかも興味深いのはメスの境遇によって浮気率が相当に異なるという点だ。なんと、モテない夫を持つメスが、イケメン夫のメスより積極的に浮気しているというのだ。

「他のメスが盛んにEPCにやって来るようなモテモテのオスをダンナに持ったメスは、EPCにあまり関心がなく、出かけない。他方、他のメスがあまりEPCにやって来ないような冴えないオスをダンナに持ったメスは、非常によくEPCに出かけるのである」

 冴えないオスを夫に持つメスは超頻繁に浮気行動を起こす。一方、魅力的な夫を持てばそれに満足して浮気率は低くなるというわけだ。

「一夫一妻の婚姻形態で、メスは必ずしも思うような相手とつがえるわけではない。相手は往々にして今一つ魅力に欠ける、やや冴えないオスであったりする。その不満を解消する手段がEPCというわけである。EPCでダンナに足りない魅力の元を取り入れる」
「ダンナに魅力があるならば、わざわざEPCなどというリスクを冒し、しかも彼よりも魅力の劣る、冴えないオスの遺伝子を取り入れることはないのだ」
「メスがEPCをするとしたら、それはダンナに対しておおいに不満があるからである。EPCは不満を補う手段というわけだ。こうしてEPCの相手は常にダンナより“いい男”という法則が成り立つ。第一、そうでなくてなぜEPCなどしよう」

 それなら最初から魅力的なオスだけ狙えばいいと思うのだが、人間でも動物でも現実はなかなかそうはいかない。よって浮気は恐るべき側面も持つことになる。

「メスが現実につがうのは、たいていの場合には理想とかけ離れた、中か中の下くらいのオスである。それでもつがうのは、取り敢えずのところ巣作りに協力するオス、子の面倒を見てくれるオスが必要だからだ」

 まずは自分の居場所と庇護者を確保する。それが平凡な男との結婚だ。しかし本能は恐ろしい。それでも優れたオスの子どもが欲しい。そこで浮気が横行する。だが恐ろしいのはここからだ。

「誰もが理想の相手と結婚できるわけではない。そして結婚とはそもそもEPCをし、EPCの結果の子をダンナに育てさせるための方便に過ぎない。もし“いい男”の子どもを宿したとしても、その子を育てるのに協力してくれる夫がいなければ、いったいどうしようというのだろう?」

 浮気相手の優れた子どもを、ダメ夫に育てさせる──。なんとなく理に適っているような。そして本書では動物だけでなく人間の女性の恐ろしき生態にも迫っていく。

 それは女性の浮気行動についてのある調査結果だ。イギリス人女性3000人以上を対象にアンケート調査を行ったところ、女性が浮気に積極的になるのは30歳以降、夫との間に2〜3人の子どもをなしてからだという結果となったという。なぜか? そこには前述の鳥のメスと同様、人間女性の巧妙な作戦が存在すると著者は分析する。

「ダンナとの間に子が二人、三人、それ以上いるとしたら、どうだろう。それだけの既成事実があれば、そろそろ大丈夫かもしれない。たとえEPCの結果、子ができ、それがダンナにバレたとしても、彼は今やがんじがらめの状態である。妻と子を遺棄しようにも、自分の子までもが多数巻き添えをくらってしまう。仮に実の子だけを残し、妻と不義の子を追い出すにしても、残された子の面倒を誰が見るのか。もはやどうしようもないのである。彼としてはおとなしく振る舞う。家庭に波風を立てぬよう、その不義の子の面倒までをも見ることが最善の策ということになるのである。女の狙いはそこにある。女はその日が来るのを首を長くして待ち続けていたのだ」

 つまり女は、来るべき時に備え冴えない男と結婚し、そして浮気をするということなのか。子どもの養育を保証してくれる男を結婚でキープし、その後、優秀な遺伝子を残すために浮気する。そして浮気相手の子どもを夫に養育させる。なんと巧妙で長期的な作戦なのだろう!

 まあ、人間の恋愛や行動をすべて動物の行動にあてはめて解説する竹内久美子氏の分析はかなりトンデモな部分もあり、鵜呑みにするわけにはいかない。というか、そもそも、広末夫妻がこれに当てはまるという証拠もまったくない。

 しかし、「メスのEPC」理論は少なくとも女の武器としては使えそうだ。男はよく「男というのは浮気をする動物だから」と言い訳するが、これからは女性も浮気がバレた時、「ダメ夫を持つメスがイケメンと浮気をするのは動物行動学的に理に適っているのよ」と強弁してやればいい。
(林グンマ)

最終更新:2017.12.23 06:55

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