特別企画◎安倍〜菅政権御用ジャーナリスト大賞(後編)

アベノマスクも学術会議介入もGoToも擁護、もはや権力の「中の人」に…御用ジャーナリスト5位〜2位、そして大賞を発表

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

3位●田崎史郎
安倍政権から菅政権になっても、コロナでも、田崎スシローぶりは健在!会食を隠さない開き直りにあ然

 いまや御用ジャーナリストの代名詞ともなった「田崎スシロー」こと田崎史郎氏。この御用ジャーナリスト大賞も上位常連だが、2020年もその御用ぶりはいささかも衰えることはなかった。

「桜を見る会」招待者名簿をめぐる違法管理問題では「民主党がー」、河井克行・案里夫妻の公選法違反問題では案里議員の出馬の背景に安倍首相の思惑を指摘されると「案里さん自身がー」、コロナの感染拡大が進む一方PCR検査不足を指摘されると「町医者がー」「厚労省の医系技官がー」と、あらゆる安倍政権の不祥事・失政を、デマまで交えながら責任転嫁しまくった。

 4月に緊急事態宣言を出したにもかかわらず休業要請を2週間見送り、安倍政権が批判を浴びた際も、田崎氏は『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日、4月9日放送)で、西村康稔担当大臣に直接、電話をして確認をした話として、「(西村大臣は)専門家の意見として2週間やめたら効果が出る可能性がありますと伝えたということ」と代弁。しかも「西浦さんがおっしゃっていますよね」と、西浦博・北海道大学教授(当時、現・京都大学教授)の名前まで出した。

 ところが、これはまったくのデマで、数時間後、当の西浦教授からツイッターで名指しで否定されてしまった。

すぐにバレるデマまで駆使して安倍政権を擁護するとは「御用ジャーナリスト」の面目躍如だが、2020年はその安倍首相が辞任。安倍擁護でメシを食ってきた田崎氏はいったいどうなるのかと気になっていたのだが、さすがスシロー。安倍首相が辞任するや否や、菅首相誕生に向けて、立ち回り始める。

 当初は「菅さんは出ない」「出ると言ったら自分が止める」などと菅氏の総裁選出馬を潰されないようギリギリまで隠したあげく、菅氏が出馬を表明した途端、菅礼賛コメントを展開。返す刀で対立候補の石破茂氏や岸田文雄氏らを攻撃しまくった。

 菅政権が誕生してからももちろん、スシロー氏の菅御用ぶりは全開だ。日本学術会議の任命拒否問題では、「会員を推薦する過程が不透明」「こんなことで萎縮するような学者はだめ」「なんで学術会議のメンバーにならないと言えないのか」などと言って学術会議を攻撃するなど、菅政権を擁護しまくった。

 しかし、2020年を振り返り、あらためて指摘しておきたいのは、“田崎スシロー”というあだ名の由来ともなった、会食ぶりだろう。

 田崎氏といえば、総裁選のときに石破茂氏に対して「飲み食いの数が少ない」と批判していたように、会食=取材、会食=政治と思っているフシがあるのだが、コロナ感染が拡大してもその姿勢は変わらなかった。東京で第2波の感染拡大していた7月中旬には、東京医師会の尾崎治夫会長が会食を控えるよう呼びかけていたのに、「6、7人で会食始めた」と平気で話していたし、菅内閣が誕生すると、さっそく、菅首相御用達の「ORIGAMI」で会食。

 さらに極め付けは、12月16日夜に行われた会食だろう。感染拡大を受け会食自粛が呼びかけられるなか、菅首相が二階俊博・自民幹事長や王貞治氏、みのもんた氏ら大人数でステーキ会食をし大顰蹙を買ったのが14日夜のこと。批判を受け、16日夕方には「国民の誤解を招くという意味においては、真摯に反省している」などと釈明したのだが、なんとその日の夜にも2件会食、そのひとつが田崎氏らメディア関係者とのフランス料理会食だったのだ。平時であっても、ジャーナリストが為政者と会食するなどまともな民主主義国家ではあり得ないことだが、この状況下でもまだノコノコと出かけていくとは……。

 さらに、あ然としたのは、店から出てきた際、取材陣に対してこんなコメントをしたことだ。

「話の内容は全部オフレコ。君らと同じだよ。取材した話、ベラベラしないでしょ」 

「取材した話、ペラペラしないでしょ」って、田崎氏はジャーナリストとして、それこそ何の目的で菅首相と会食したのか。

 いろんな意味で、田崎氏は「永田町の論理」を体現しているということらしい。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

アベノマスクも学術会議介入もGoToも擁護、もはや権力の「中の人」に…御用ジャーナリスト5位〜2位、そして大賞を発表のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。Go Toキャンペーンひるおび!三浦瑠麗平井文夫御用ジャーナリスト大賞橋下徹田崎史郎編集部の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 スポーツ選手に五輪問題を問うのは誹謗中傷でない!有森裕子、平尾剛の発言
2 「救急搬送困難」続出で菅首相が「重症・重症化リスク以外は入院させない」の棄民方針!
3 東京は濃厚接触者も検査できない!それでも西村康稔は「直ちに検査を」
4 安倍晋三が「東京五輪」語るも、1年延期の理由は大嘘 歴史改ざん
5 検察審査会「不起訴不当」は当然!桜前夜祭の損失補填に安倍本人関与の根拠
6 福島で甲状腺がんがさらに増加も黙殺
7 葵つかさが「松潤とは終わった」と
8 五輪関係者が入国当日、築地を散歩! 
9 五輪サッカー・久保建英が南アの陽性者に「僕らに損ではない」と無神経発言
10 感染3000人超でもテレビは五輪一色、加藤浩次が“五輪無罪”を主張
11 病床を削減した病院に消費税でご褒美…病床削減推進の改正医療法が成立か
12 IOC幹部の発言で安倍の責任が明白に…「1年以内延期」「再延期なし」ゴリ押し 
13 五輪海外選手の猛暑への批判に同調の為末大が猛暑懸念の声を「反安倍」と
14 感染3177人で小池百合子が会見トンズラ!「一人暮らしは自宅を病床」暴言も
15 首相官邸のSNSはやはり電通が仕切っていた! 高橋まつりさんも母親に
16 川島なお美が近藤誠の診断を告発
17 菅首相「五輪中止ない」の理由「人流減った」「新たな治療薬確保」は大ボラ
18 五輪で “濃厚接触者との対戦拒否できず”のルールがこっそりできていた
19 椎名林檎が「国民全員が組織委員会」
20 久米宏が終了決定のTBSラジオで田中真紀子と
1検察審査会「不起訴不当」は当然!桜前夜祭の損失補填に安倍本人関与の根拠
2大ウソだらけの東京五輪! 安倍・菅・森はどんな嘘をついてきたか
3 スポーツ選手に五輪問題を問うのは誹謗中傷でない!有森裕子、平尾剛の発言
4「救急搬送困難」続出で菅首相が「重症・重症化リスク以外は入院させない」の棄民方針!
5安倍晋三が「東京五輪」語るも、1年延期の理由は大嘘 歴史改ざん
6五輪サッカー・久保建英が南アの陽性者に「僕らに損ではない」と無神経発言
7菅首相「五輪中止ない」の理由「人流減った」「新たな治療薬確保」は大ボラ
8感染者急増、医療逼迫でもテレビは「五輪金メダル」報道一色、コロナ無視!
9五輪入場行進にすぎやまこういちの曲、杉田水脈のLGBT差別に同調
10五輪海外選手の猛暑への批判に同調の為末大が猛暑懸念の声を「反安倍」と
11五輪で “濃厚接触者との対戦拒否できず”のルールがこっそりできていた
12感染3177人で小池百合子が会見トンズラ!「一人暮らしは自宅を病床」暴言も
13五輪開会式演出の小林賢太郎が“ユダヤ人大量惨殺ごっこ”ギャグで解任!
14組織委は「復興」ないがしろ!被災3県の子どもの深夜動員にも批判 
15感染3000人超でもテレビは五輪一色、加藤浩次が“五輪無罪”を主張
16五輪入場行進曲の作曲者名カットはすぎやまこういち隠し?それとも
17東京は濃厚接触者も検査できない!それでも西村康稔は「直ちに検査を」

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄