GSOMIA延長で安倍政権が「日本も米国の圧力で譲歩」の真相隠す大本営発表! 安倍首相は百田尚樹ら嫌韓応援団と会食し懐柔

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前夜安倍首相と会食した百田尚樹は「韓国は土壇場で破棄をやめる」と予想ツイート

“安倍応援団文化人”の百田尚樹氏が、昨日16時51分、「GSOMIA延長の見通し」という各社の速報が流れる直前に、こんなツイートしていた。

〈GSOMIA破棄まで8時間を切った。
ここで私の大胆予想。
韓国は土壇場で破棄をやめる。
で、びっくりするくらいしょうもない理由を並べ立て、アメリカと日本に思い切り恩を売る。〉

 そして、NHKが16時57分に「GSOMIA『協定終了を停止』韓国政府が日本政府に伝える」と伝えると、そのニュースをすぐさまリツイートし、こう投稿した。

〈予想的中!
でも、こんなのわかりきっていた。
当てても自慢にはならん。〉

 わずか数分の差だが、たしかに百田氏はGSOMIA延長という「予想を的中」させたことになる。だが、これは本当に単なる「予想」だったのだろうか。というのも百田センセイは、まさに前日夜、ほかならぬ安倍首相と会食していたからだ。

 首相動静によると、21日19時24分、安倍首相は新宿区のフランス料理店で、百田氏のほか、金美齢氏、桜井よしこ氏、有本香氏、すぎやまこういち氏という“応援団文化人”と会食。安倍首相がその席で、GSOMIA延長の方向性について何らかの示唆をしていた可能性はあるだろう。

 実際、百田センセイはTwitterで、上念司氏から〈当たってるw百田さんすごい!〉と持ち上げられて、〈実は昨日の安倍総理との会食の席でも、私は「韓国は土壇場で、GSOMIA破棄をやめる」と予言しました〉と投稿していた。

ようするに、安倍首相は韓国ヘイトを垂れ流している極右応援団とGSOMIAの話題を“酒のサカナ”にしていたということらしい。一連の「桜を見る会」問題で、政治の私物化と身内優遇が大批判されている中で、こんな連中と外交の話題までしているというのは信じがたいが、しかし、安倍首相からすると、身内の極右勢力から「妥協した」と批判が出ないようにご機嫌取りをし、日本の姿勢が変わっていないことを吹き込むためにこの会食を利用した側面もあるのかもしれない。

 いずれにしても、この調子だと、週明けには、安倍御用マスコミやテレビのワイドショーが一斉に「安倍外交の勝利」と大合唱を繰り広げ、百田氏、有本氏ら極右安倍応援団も「安倍首相が文大統領を打ちのめした!」と喚きたてるだろう。そうして、本当に起きている安倍政権にとって都合の悪いことは全て蓋をされていく。まったくため息をつくしかない。

最終更新:2019.11.23 12:40

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