NGT48問題でも見せた秋元康の“無責任”! 事実上の最高責任者なのに表に出ず「憂慮している」と他人事

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被害者が謝るという理不尽


 なんとわかりやすい“トカゲの尻尾切り”か──。NGT48メンバーの山口真帆がファンに暴行を受けていた事件をめぐって、本日未明、グループの運営会社であるAKSが今村悦朗・NGT48劇場支配人の人事異動を発表。新支配人となった早川麻依子氏や岡田剛・新副支配人とともに、AKSの松村匠・運営責任者兼取締役がはじめて記者の前で騒動を謝罪、第三者委員会による調査を実施する方針を示した。

 山口の告発では、「今村さんだって『クリーンなNGTにする』って言ったのに。『新しいNGTにする』って、『悪いことしてるやつらだって解雇する』って言ったくせに、なんも対処してくれてなくて」などと今村前支配人の責任に言及。だが、運営からなんの声明もないまま、10日にNGT48劇場でおこなわれた公演では、暴行被害者である山口が謝罪するという信じられない事態が起こり、運営元であるAKSおよび今村前支配人に対する批判が大きくなっていた。

 そして、今回の急な更迭劇と記者会見──。これは本日にAKBグループ恒例の神田明神での合同成人式に合わせたもので、実際、新支配人らと松村・運営責任者兼取締役が会見をおこなったのも神田明神でのこと。つまりAKSは、事件の直接的な責任者である今村氏を更迭することで、会見で具体的な状況説明の責任から逃れたのである。

しかし、もっとも早く何らかのアクションを起こすべき人物が、この状況から逃げつづけている。AKBグループにおける最大の責任者である秋元康氏だ。

 AKBグループをめぐるトラブルではめずらしく、テレビでも今回は運営の責任が追及されているが、一方で秋元氏にコメントを求めたり、秋元氏の責任を追及する声はまったくと言っていいほどない。

 本日おこなわれた会見にも秋元氏の姿はなかった。「今村氏が状況を説明したい意向はあったのか」という記者からの質問に、松村AKS取締役は「私が運営統括責任なので、すべてお話をすることにした」と述べた一方、秋元氏に話題が及ぶと、ようやくこう話した。

「大変憂慮されている。運営は私が進めておりますので、叱責されました。当然です。『しっかりとメンバーとメンバーをケアしていくというのは、運営の責任者の仕事。経験もあるわけだから』と」(日刊スポーツWeb版掲載一問一答より)

 憂慮って……。この他人事ぶりはなんなのか。

 言うまでもなく、秋元氏はAKBの創始者のひとりであり、グループ全体の総合プロデューサーだ。にもかかわらず、何の声明も出すことなくスタッフから「憂慮されている」という“お言葉”が伝えられるだけ──。

 もちろん秋元氏はNGT48に関しても、ほかのグループ同様関与している。秋元氏がお気に入りメンバーを食事などに連れまわすことは有名だが、NGTの中井りかとも食事に出かけたことがSNSで報告されている。中井が単独で出演しているバラエティやラジオの仕事は秋元氏の推薦によるものといわれる。また中井は昨年の総選挙時に「週刊文春」(文藝春秋)に恋愛スキャンダルを報じられた際「お前はいつかやると思ってた」と秋元氏に声をかけられたことを明かしている。

 昨年6月の秋元氏の還暦を祝うパーティでは、前田敦子、高橋みなみら有名OBメンバーに混じって、NGTの荻野由佳も参加していた。

 だが、秋元氏は暴行事件が発覚して以降も公の場に姿を現しながら、事件については一切沈黙してきた。10日に六本木でおこなわれた「シーバスリーガル ゴールドシグネチャー・アワード2019」の授賞式に特別審査員として出席した際には、同じく特別審査員だった幻冬舎の見城徹社長や、受賞した近藤太香巳・ネクシィーズグループ代表取締役社長兼グループ代表がイベントに登場するという安倍首相との“組閣ごっこ”メンバーが顔を揃えていたのだが、この場でも秋元氏はNGT48の暴行事件について何も語ることはなかった。

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