片山さつきの説明放棄と訴訟恫喝に非難殺到! 菅義偉官房長官や稲田朋美らも同じ手口で疑惑封じを

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
片山さつきの説明放棄と訴訟恫喝に非難殺到! 菅義偉官房長官や稲田朋美らも同じ手口で疑惑封じをの画像1
片山さつき公式サイトより

 今週発売の「週刊文春」(文藝春秋)がスクープした、片山さつき地方創生担当相の「100万円口利き」疑惑。すでに大きく報じられているが、会社経営者X氏が青色申告の取り消しを免れようと片山氏側に相談。私設秘書である南村博二氏に指定された口座へ100万円を振り込み、片山氏本人もX氏の目の前で国税関係者に電話をかけ、X氏に「じゃあやっておきますよ。任せてもらえれば、大した問題じゃないから」「うまくいったら、百万円なんて決して高いものじゃないわよね」と述べた、というものだ。

 この報道を受け、18日、片山地方創生担当相はインタビューで「特定の企業への税務調査に口利きをしたことはないし、100万円を受け取ったこともまったくない」「非常に事実誤認かつ不正確な内容」と否定し、「可及的、速やかに名誉毀損で訴える準備を進めている」と言い、訴訟を起こす構えをみせた。

 だが、メディアの取材に応じた南村氏は、100万円を受け取ったことを認め「通常業務に対する正当な報酬」「片山氏が国税当局に電話したのかどうかも知らなかった」と強調する一方、受け取った100万円が片山氏側に渡ったかどうかについては「帳簿や通帳を確認してからでないと回答できない」などと発言。片山氏の私設秘書としてではなく税理士として仕事を請け負ったのなら、片山氏に100万円を渡す必要はない。にもかかわらず、「確認しないとわからない」というのはおかしい話だ。

 いや、それ以前に問題なのは、片山大臣の態度だろう。

 そもそも、18日のインタビューにしても、自身に浮上した疑惑について説明するために開かれたのではなく、大臣就任を受けてメディアのグループインタビューに応じるという、もともと予定されていたもの。しかも、一方的に主張を述べたあとは「もう訴訟準備に入っており、弁護士から細かいところは止められている」などと言うだけで、質疑はたったの約4分で終了。片山大臣の言う「事実誤認」「不正確な内容」というのはどの部分なのかは一切説明せず、「訴訟」を理由にして口を閉ざし、逃げてしまったのだ。

 片山氏は国会議員、しかも大臣である。そんな公人中の公人が、「訴訟準備中」「弁護士に止められている」なんて理由で自身の疑惑について説明を拒むようなことが許されるわけがない。

 実際、この片山大臣の姿勢には、批判も続出。18日夜放送の『NEWS23』(TBS)で星浩キャスターは「片山さんは名誉毀損で訴えると言うんですけど、このやり方が認められれば、スキャンダルが報じられたときに全部名誉毀損で訴えて、詳細は説明しないということになる。これはいくらなんでも閣僚として通じない」と批判。19日放送の『バイキング』(フジテレビ)でも、司会の坂上忍が「やってないんだったら、説明責任があるんじゃないですか?って僕は単純に思っちゃう」と言い、コメンテーターの東国原英夫も「常套手段ですよね」「政治家は、訴追は訴追、訴訟は訴訟で置いておいて、国民の代表としてつまびらかに国民に説明する義務がある」と疑義を呈した。

 まさに批判のとおりだろう。現に、片山大臣だけではなく、安倍政権の閣僚や中枢を担う議員たちは、これまで自身のスキャンダル報道に対し、「訴訟を起こす」とメディアを恫喝すると同時に、国民への説明責任から逃げてきたからだ。

 最たる例が、菅義偉官房長官の「3000万円迂回献金」疑惑だ。これは2015年5月に「週刊ポスト」(小学館)が、菅官房長官が日本歯科医師連盟(日歯連)から2013年に3000万円の迂回献金を受け取っていた疑惑を報じたものだ。既報に詳しいが(https://lite-ra.com/2015/05/post-1111.html)、この疑惑は当時東京地検特捜部が捜査しており後に逮捕者も出た日歯連迂回献金疑惑の本丸とも目されるものだった。

 だが、菅官房長官は定例記者会見で「事実無根」「報道した『週刊ポスト』に法的手段を考えている」と述べ、すごまれた新聞やテレビは一切この問題を報じず、そのまま沈黙してしまったのだ。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

片山さつきの説明放棄と訴訟恫喝に非難殺到! 菅義偉官房長官や稲田朋美らも同じ手口で疑惑封じをのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。下村博文和田政宗片山さつき稲田朋美編集部菅義偉訴訟週刊文春青山繁晴高市早苗の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 BTSファン「ARMY」がスゴイ!国境を超える連帯と勇気
2 安倍「徴用工でなく労働者」と言い換えも麻生家の炭鉱は「朝鮮人地獄」
3 BTSを「ナチス礼賛だ」と歪曲攻撃したナチ信奉者たち
4 ジャパンライフの広告塔に田崎とNHK島田も
5 BTSの『Mステ』締め出しは原爆を口実にした韓国ヘイト
6 松尾貴史「日本を壊しているのは安倍さん」
7 安倍政権が北方領土のため「年金の金」でプーチンに貢ぎ物計画
8 安倍政権の水道民営化強行の裏! 日本の水道が崩壊
9 蓮池透氏がさらに安倍の詐術を批判!
10 植村隆の名誉毀損裁判で不当判決!櫻井よしこの捏造を無視
11 安倍首相も桜田五輪相と同じ「事前通告がない」ウソの常習犯
12 大橋巨泉の安倍批判の遺言がテレビでカット
13 医療亡国論の曽野綾子が夫の認知症で…
14 『朝生』で百田尚樹が徹底論破され大恥
15 吉川晃司が「俺は現政権がでえっ嫌い」
16 『ZERO』降板の村尾、安倍首相ブチギレ事件
17 徴用工問題は本当に解決済みなのか?
18 竹田恒泰が慰安婦像に「鼻クソの刑」ツイートの愚行
19 恵俊彰が田崎史郎を「政権の代弁者」と
20 二階堂ふみがナチスの宣伝映画を
1安倍政権の水道民営化強行の裏! 日本の水道が崩壊
2朝ドラ『まんぷく』の憲兵より本物の憲兵のほうがヒドい
3徴用工判決ヒステリーの日本マスコミが触れない事実
4BTSの『Mステ』締め出しは原爆を口実にした韓国ヘイト
5片山さつきだけじゃない! “ほぼ全員スキャンダル内閣”
6マイケル・ムーア監督が安倍首相と日本の民主主義に危機感
7植村隆の名誉毀損裁判で不当判決!櫻井よしこの捏造を無視
8安倍首相が「消費税は全額社会保障に使う」をまた反故に!
9安田会見に坂上、東国原、土田らがゲス全開バッシング
10 橋下徹、ビートたけしらの安田さんバッシングが無知まるだし
11安倍首相が「文化の日」を「明治の日」に
12田崎史郎にも“国会通行証”疑惑が浮上!?
13安倍政権が北方領土のため「年金の金」でプーチンに貢ぎ物計画
14安倍首相も桜田五輪相と同じ「事前通告がない」ウソの常習犯
15徴用工問題は本当に解決済みなのか?
16竹田恒泰が慰安婦像に「鼻クソの刑」ツイートの愚行
17入管法改正をめぐる安倍政権のデタラメ
18安倍「徴用工でなく労働者」と言い換えも麻生家の炭鉱は「朝鮮人地獄」
19BTSを「ナチス礼賛だ」と歪曲攻撃したナチ信奉者たち
20米・中間選挙を前に「トランプNO」ミュージシャンが続々

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄