ものいうアーティストは日本にもいる! 山崎まさよしが作っていた憲法9条の歌、そこに込めた思いとは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
yamazakimasayoshi_170213.jpg
『FLOWERS』

 レディー・ガガ、メリル・ストリープ、マドンナ、テイラー・スウィフト、……アメリカでは、多くのアーティスト、ミュージシャンがトランプの排外主義、差別主義にNOをつきつけている。一方、日本で、たとえば、安倍政権が憲法改正に本格的に乗り出した時に、ああいうふうに声をあげる者ははたしているのだろうか。

 何度も指摘しているように、この国のメジャーなアーティストたちは「音楽に政治を持ち込むな」という圧力に押されて、ほとんど政治的な発言をしなくなっている。

 しかし、けっして大きな声ではないが、きちんというべきことをいい続けているアーティストも何人かはいる。山崎まさよしもそのひとりだ。

 意外に思うかもしれないが、山崎は3年前に出した『FLOWERS』というアルバムで憲法9条について歌っているのだ。

 それは、『FLOWERS』の5曲目に収録されている「#9 story」という楽曲。全編英語で歌われるこの曲は、毎晩子守唄代わりにお母さんに本を読んでもらっている子どもの目線から歌われる。ある日突然お母さんがいつも読んでいる本のストーリーを変えたことにより、彼は、銃をもって戦う悪夢を見るようになる。そして、「お母さん、物語を変えないで」と懇願する。そんな寓意的な歌詞だ。

 憲法9条に関する直接的な言葉はないが、タイトルの「9」という字と照らし合せて読むことでリスナーは何のことを歌っているのか理解できる仕組みになっている。

 なぜこのような楽曲が生まれたのか。「SPA!」(扶桑社)2013年10月8日号に掲載されたインタビューで彼はこのように答えていた。

「これはもともとクリスマスソングにするつもりだったんですけど、憲法改正の話をしてたら腹立ったんで、変えたりました(笑)。政治家が問題が何も解決してないのに足の引っ張り合いに現を抜かすなら、こっち側からのアプローチはどうあるべきかって考えたら、皮肉やメッセージを乗せた曲を作るスキルはあるわけだし、それを全国で発売できるわけじゃないですか。“いい曲”って言うときの“いい”にもいろいろあって、メッセージがあるのも“いい曲”に入るんちゃうかなと。僕が聴いてきたのも、一見普通なようだけどメッセージが隠されてたりする歌が多かったし。サイモン&ガーファンクルの「7時のニュース/きよしこの夜」とかね」

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

ものいうアーティストは日本にもいる! 山崎まさよしが作っていた憲法9条の歌、そこに込めた思いとは?のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。メリル・ストリープレディー・ガガ山崎まさよし憲法新田 樹の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 玉川徹が「嫌韓本じゃない」とお詫びした本はやっぱり嫌韓本
2 安倍首相がプーチンに贈った“失笑ポエム”
3 好感度モンスター・小泉進次郎の“すべて他人事”な本性
4 橋本聖子も東京五輪で「旭日旗」持ち込み許可の愚行を追認
5 上田晋也の番組で東国原英夫と千原せいじが日韓問題への無知晒す
6 葵つかさが「松潤とは終わった」と
7 池上彰が朝日叩きとネトウヨを大批判
8 旭日旗問題で國村隼の発言は正論だ! 
9 史上最悪の極右内閣が誕生!日本会議のガチメンバーも入閣
10 橋下徹に恫喝された女子高生が告白!
11 「家政婦」の名目で24時間労働の介護で日当1万円、残業代なし
12 安倍改造内閣はタマネギだらけ! マルチ広告塔、セクハラ、パワハラ…
13 安倍が文科相に抜擢した萩生田光一こそ問題だらけのタマネギ男だ
14 安倍首相側に寝返った小泉進次郎の裏 今後は改憲スポークスマンに
15 テレビ局が憲法改正国民投票のCM規制を拒否!
16 自民党がネトサポに他党叩きを指南
17 TOKIO安倍の会食で露呈したジャニーズ情報番組進出の危険
18 マツコ「安倍首相は馬鹿」にネトウヨが
19 長谷川豊が「プロ、犯罪の」と部落差別発言
20 愛人に「25歳以上は女じゃない」のモラハラ男が経産相に
1久米宏が「テレビが反韓国キャンペーンをやってる」と真っ向批判
2安倍政権・厚労政務官が外国人在留申請で口利き「100人で200万円」
3 玉川徹がGSOMIA破棄で加熱するテレビの嫌韓煽動を批判
4明石家さんまが吉本上層部と安倍首相の癒着に痛烈皮肉!
5『ゴゴスマ』で今度は東国原英夫がヘイト丸出し、金慶珠を攻撃!
6『報ステ』の“安倍忖度”チーフPがアナやスタッフへの“セクハラ”で更迭
7『ゴゴスマ』で「日本男子も韓国女性が来たら暴行しなけりゃいかん」
8文在寅側近の不正に大はしゃぎの一方、安倍政権が厚労政務官の口利きに無視
9埼玉知事選で警察が柴山文科相への抗議を排除!柴山も表現の自由否定
10安倍首相がトランプからトウモロコシ爆買い
11菅官房長官「トウモロコシ大量購入は害虫被害対策」は嘘
12 GSOMIA破棄は安倍のせい 慰安婦合意から始まった韓国ヘイト政策
13安倍が後に先送り財政検証の酷い中身
14 GSOMIA破棄で日本マスコミの「困るのは韓国だけ」の嘘
15 松本人志や吉本上層部批判の友近、近藤春菜にバッシング、報復か
16『週刊ポスト』の下劣ヘイト記事は「小学館幹部の方針」の内部情報
17GSOMIA破棄!八代・有本ら安倍応援団は「嫌なら来るな」
18 『モーニングショー』で「暑さに耐えるのが教育」元高校野球監督は右派論客
19 古市憲寿の芥川賞候補作「参考文献問題」に選考委員が猛批判
20『関東大震災「朝鮮人虐殺」はなかった!』のデマとトリックを暴く

カテゴリ別ランキング


人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄