80歳!田原総一朗がまさかの熱愛中を告白「同窓会で…」

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 だが妻が闘病生活を送るなか、いや、それ以前から田原は他の女性と恋愛関係にあった。お相手の女性は日本テレビでアナウンサーをしていた村上節子だった。

「相手にも夫と娘がいたので、ダブル不倫だった」

 田原自身がこう認めるダブル不倫の関係は、1967年から始まったらしい。結婚7年目で田原が33歳の時である。

「妻の末子がガンになって以降も、節子との関係は続いた。末子に申し訳ないという罪悪感を持ちつつも、節子と別れることはできなかった。ただ、恋愛関係になっていたとはいえ、節子と結婚する気はなく、末子と離婚する気もなかった」

 男の身勝手とも取れるが、しかしこうした過去の“不倫”をさらっと、そして飄々と告白するところは、さすが“老人力”ともいえる。「もう昔のことだからね」という開き直りも感じられるが、しかし田原は末子を献身的に看病し、娘たちの面倒を見たという。

 そして末子は1983年、53歳の若さで亡くなった。この時の心境を田原はこう記している。

「私は末子を看取る一方で、節子と恋愛していたことについて、とても申し訳ない気持ちでいた。と同時に『これで二重関係の苦悩から解き放たれる』という思いもあり、なんとも言えぬ複雑な心境であった」

 本書を娘も読むかもしれないだろうに、こんな“本音”を告白する田原。生々しすぎる告白だが、それはまだまだ続く。

 末子夫人が亡くなった当初は、節子と再婚する気はなかったという田原だが、夫人逝去の3年後にプロポーズ。節子はこれを1度は断ったが、さらに3年後に再びプロポーズ。田原の体調が悪かったことで、今度は節子もOKした。

 だがしかし、節子もまたガンに倒れる。2004年6月、節子は67歳で亡くなった。

 それから10年、田原は本書で堂々の“熱愛宣言”だ。お相手はなんと高校の同級生で、かつてマドンナだった女性だという。

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