BiSを殺したのは誰だ? 崩壊のきっかけは全裸パフォーマンス

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
biskaisan_01_140707.jpg
『BiStory〜アイドルを殺したのは誰?』(エムオン・エンタテインメント)

 カルト的な人気を誇ってきたアイドルグループ・BiS(新生アイドル研究会)が明日7月8日、横浜アリーナでのラストライブ『BiSなりの武道館』をもって解散する。横浜アリーナなのに武道館というタイトルもまたBiSらしいが、そのことは後述するとして、最近のBiSは、これまでのキワモノ的な扱いにとどまらない高い注目と評価を集めていた。
 
 春のツアーのチケットはほぼ全ての公演がソールドアウト。ラストシングル「FiNAL DANCE/nerve」は過去最高位であるオリコンウィークリー4位を記録。日本のロック・パンクシーンを代表するプロデューサー陣による楽曲提供や、ノイズバンド「非常階段」との合体ユニット活動などで音楽ファンからも高い評価を得て、ヌードなどの過激なパフォーマンスでサブカル方面の話題も独占。芸能人・業界関係者の中にもBiSのファンが急増中だった。

 そんなさなかの解散である。BiS側は“結成当初から解散を目標としていた”というが、このタイミングでの解散はあまりにもったいない気がする。だが意外な事に、コアなファンの間では「とにかくみんな疲れきっているから、いい潮時」という意見が多い。

 少し前、テレビ番組でメンバーの一人が解散理由を問われて「疲れちゃったんですよね」と漏らしたことがあったが、たしかに、メンバーは相当に疲弊しているようだ。ラジオ番組で“まだ解散を覆せるのでは?”とファンから質問を受けたときも「偉い人が決めるけど、見る限り、偉い人もやめたがっている」と回答しており、スタッフ・運営側も消耗気味であることがうかがい知れる。

 疲弊の原因はなんといっても、その活動の過激さだろう。BiSは元々予算がゼロで始まったグループであり、曲を聴いてもらう術が無かった。そこで注目を集めるため、アイドルとは思えない過激な活動を行うようになる。

 BiSのMVにはそんな活動方針が顕著に現れている。曲を聴いてもらえない状況を打破するため、文字通りメンバーがひと肌脱ぎ、全裸で樹海を疾走する「My Ixxx」のMVは、Youtubeでたったの1週間で約30万回再生された。続く「primal.」では、全裸のその先である内視鏡で体内を公開。その後もスクール水着、血だらけ、スキンヘッド、援助交際など、過激なモチーフのMVは少なくない。

 MVに限った話ではない。ももいろクローバーZのリリースイベントに便乗し、コスプレ姿でゲリラライブ、そのままももクロの乗る街宣車へ奇襲を仕掛ける。ウソの路線変更を発表してファンをだます。運営が「メンバーに3時間家政婦をしてもらう権利」を勝手にYahoo!オークションに出品するなど、もはやなんでもありの様相を呈していた。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

BiStory アイドルを殺したのは誰?

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

BiSを殺したのは誰だ? 崩壊のきっかけは全裸パフォーマンスのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。BiS解散の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 見城徹社長が騒動渦中、首相公邸で安倍首相と会食!?
2 新天皇の即位パレードが自民党本部前を通るルートに
3 韓国K-POPスキャンダルをめぐるヘイトとご都合主義
4 稲田朋美が「週刊新潮」に全面敗訴!
5 秋篠宮家の料理番がブラック告発
6 安倍が拉致問題国民大集会を「公務」理由に中座、自宅へ!
7 長谷川豊が「プロ、犯罪の」と部落差別発言
8 ジャニーさんが田口脱退でウソを
9 『朝生』で百田尚樹が徹底論破され大恥
10 葵つかさが「松潤とは終わった」と
11 空中分解KAT-TUNの暴露本が出版
12 百田尚樹vs古市憲寿、ウソついたのは
13 幻冬舎・見城徹社長に寄せられた作家の批判総まくり!
14 DT浜ちゃんの息子がシティボーイ!?
15 安倍首相が「サイバー攻撃受けただけで武力行使可能」と宣言
16 グッディ高橋克実が北朝鮮危機で本音
17 つんく♂が秋元のメンバー差別に
18 池袋暴走事故の容疑者逮捕なしに批判、元検察幹部も
19 橋下徹に恫喝された女子高生が告白!
20 読売が出会い系通い記事批判に失笑反論
1国民健康保険料が大幅値上げ、年間10万円増額も
2安倍首相と省庁幹部の面談記録ゼロ!安倍政権“公文書破壊”の実態
3石野卓球がワイドショーに勝利した理由
4忖度道路めぐり安倍の直接指示の新事実が
5安倍首相が「桜を見る会」に『虎ノ門ニュース』一行を堂々招待
6安倍が“忖度道路”の要望書を提出、山陰自動車道でも利益誘導
7上野千鶴子「東大祝辞」へのワイドショーコメントが酷い!
8 塚田「忖度」発言は事実! 麻生利益誘導の疑惑
9イチローに国民栄誉賞を断られ安倍政権が赤っ恥
10野党議員をデマ攻撃「政治知新」の兄・自民党県議を直撃!
11NHKで国谷裕子を降板に追い込んだ人物が専務理事に復帰
12維新勝利で橋下徹が「反対した年配の人が死んじゃった」
13中村文則が安倍政権批判に踏み込む理由
14 『あさイチ』の「中高生に韓国が人気」企画炎上の異常
15 安倍首相「桜を見る会」招待状が8万円で売買との報道!
16菅官房長官「令和おじさん」人気の正体!
17ゴーン逮捕“国策捜査説”を裏付ける経産省メール
18「あつまれ!げんしりょくむら」以外も…原子力ムラの醜悪SNS戦略
19衆院補選で安倍自民党が大惨敗の予想が!
20 ピエール瀧出演の『麻雀放浪記2020』に“安倍政権への皮肉”

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄