竹田恒泰が慰安婦像に「鼻クソの刑」ツイートの愚行! ヘイト発言を撒き散らすレイシストを文化人扱いするメディアの罪

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
竹田恒泰が慰安婦像に「鼻クソの刑」ツイートの愚行! ヘイト発言を撒き散らすレイシストを文化人扱いするメディアの罪の画像1
竹田恒泰氏のツイート

 旧日本軍の慰安婦問題をめぐって、“ネトウヨのアイドル”こと竹田恒泰が、またもや信じられない愚行をしでかしたという。竹田といえば周知の通り、明治天皇の玄孫(実は旧皇族ではない)を自称しながら、極右的主張と在日朝鮮人攻撃のヘイト発言で知られるタレントだ。

 その竹田が最近、米カリフォルニア州サンフランシスコ市を訪問したのだが、5日、同市に建てられている慰安婦像と一緒に収まった写真を、こんな文言とともにTwitterに投稿した。

〈こんなところに、こんなもん建ておって。「日本軍によって性奴隷にされ(中略)た何十万人の女性と少女」と書かれている。ありもしないものに献花できる神経がわからない。さすが「泣き女」が商売になるだけある。サンフランシスコ、中華街のすぐ脇にある、セント・メリーズ公園にて。〉(原文ママ)

 慰安婦像を前に「ありもしない」と歴史修正主義をまきちらしながら「『泣き女』が商売になる」と侮辱するだけでも恐ろしいが、問題は次だ。なんと竹田は続いて〈鼻クソの刑を執行〉、さらに翌日には〈握りっ屁の刑を執行〉とツイート。慰安婦像にむかって、あろうことか「鼻クソ」をなすりつけ、「握りっ屁」を投げつけたと示唆したのである。

 当然、一般ユーザーからは〈あんた日本の恥だよ〉などの批判が殺到したのだが、一方で竹田を崇めるネトウヨからは支持する声も。これに気を良くしたのか、竹田はその後、2014年にソウルの日本大使館前で撮影した慰安婦像とのツーショットをアップし〈この時にどのような刑に処したかは、公表を差し控えておきます〉と嘯いた。なお、竹田は当時のブログで〈ピコピコハンマーを持ってくるのを忘れたのが悔やまれます。。。〉などと書いている。

 今回、この男がサンフランシスコの慰安婦像に対して具体的に何をしたのか、あるいは“ネトウヨ受け”を狙った狂言なのかは、竹田が曖昧にしている以上、定かではないが、いずれにしても、まさに品性下劣と言うしかない。

 今年9月にも、歴史修正団体「「慰安婦の真実」国民運動」の幹事(当時)である藤井実彦氏が、台湾で慰安婦像を蹴り、大きな国際問題になったが、竹田は『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)や『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)にも出演するなど、より大きな影響力を持つ人物だ。「またか」と呆れて済ませてはならない。

 むしろ、改めて振り返っておく必要があるのではないか。いまや「旧皇族」という肩書きに騙される人もほとんどいなくなったとは思うが、竹田は、マスメディアに起用される資格を疑わざるを得ないほど、韓国・中国や在日コリアンに対する差別発言、嫌韓むき出しの歴史修正主義をバラまいてきた。

 たとえば、2013年10月には『たかじんのそこまで言って委員会』(当時)で「在特会は、いいこともしたんです」「在特会が活動したおかげで在日の特権というものの問題が明らかになったわけです」などとヘイト団体・在特会を絶賛しながら、ネトウヨの「在日特権」デマを公共の電波で拡散。デマを指摘されてもなお、Twitterで〈「通名」が在日特権なのは事実であり、在日の通名制度は廃止すべき。廃止されて困る人が反対しているに過ぎない〉などと言い張り、差別の扇動を重ねた。

在日差別・韓国差別を撒き散らす竹田恒泰を「文化人」扱いし続けるメディア

 また、2016年5月には、東京都・小金井市の女子大生が男に首や胸など20カ所以上を刃物で刺される事件で、犯人の男の名前が「自称」と報道されたことについて、〈なぜ本名で報道しない?ここが日本のメディアのおかしいところ。臆する必要はない。本名で報道すべき。これは私の憶測だが、容疑者は日本国籍ではないと思われる〉とツイート。無根拠に“容疑者は日本人ではなく在日外国人だ”と示唆して在日コリアンへのヘイトを煽った。

 そして、「ニコニコ動画」での「韓国ネタ」をまとめたという著書『笑えるほどたちが悪い韓国の話』(ビジネス社/2014年)では、〈韓国は、ほとんど病気と言っていい状態〉と述べて「朴李病」「ウリジナル病」「告げ口病」などと罵倒。その嫌韓ヘイトと表裏一体なのがお手盛りの“日本スゴイ論”で、たとえば『日本はなぜ世界で一番人気があるのか』(PHP研究所/2011年)では皇室と結びつけながら、ひたすら“日本と日本人はスゴイ!”なる差別的優越感を吹聴してきた。

 他にも、〈国旗国歌が嫌いなら、とっとと日本から出ていけ!〉(2011年1月29日)、〈韓国が慰安婦の像を作るなら、日本は、嘘をつく老婆の像でも作ったらどうだ?口をとがらせてまくしたて、片手には札束を握りしめて、ゆすりたかりをしている感じで〉(2014年2月4日)、〈戦前、外地には職業の一つとしての「売春婦」はいましたが、日本軍が強制的に連行して奴隷にしたという、いわゆる「慰安婦」はいませんでした〉(2018年11月6日)などとツイートするなど、頭が痛くなる言説は枚挙にいとまがない。

 さらに竹田といえば、そのトンデモなヘイト発言等もさることながら、過去には週刊誌で“マルチ商法関与”疑惑や、「皇室」ブランドを利用した“霊感商法”まがいのアコギな商売を追及されるなど、地金がどんどん暴かれてきた。

 ところが、前述したように、竹田はいまでも前述の『委員会』をはじめ、『バイキング』(フジテレビ)や『ゴゴスマ〜GO GO!Smile!〜』(CBC)などのメジャーなテレビ番組に出演し、なぜか「文化人」扱いを受け続けている。メディアも同罪としか言いようがないが、こうした状況になっているのは、竹田恒泰という人物のゲスさに、一般人の感覚が麻痺してしまっている部分もあるのではないか。

 その意味では、今回の慰安婦像をめぐる〈鼻クソの刑を執行〉〈握りっ屁の刑を執行〉なるツイートも、竹田自身、もはや何をやっても許されるとタカをくくっているのだろう。いや逆に、意図してゲスさを過剰にしていくことで、そうした“ビジネス”を延命させていると見るべきだ。

 結果、竹田に感化されたネトウヨが増長し、いま以上のヘイトクライムを招いてしまう恐れがある。ひとりのゲスな人間による、辟易必至の話題として消費してはならない。いつまでも野放しにしてよいのか。もう一度、まじめに考えるべきだ。

最終更新:2018.11.09 11:04

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着 芸能・エンタメ スキャンダル ビジネス 社会 カルチャー くらし

竹田恒泰が慰安婦像に「鼻クソの刑」ツイートの愚行! ヘイト発言を撒き散らすレイシストを文化人扱いするメディアの罪のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。そこまで言って委員会ネトウヨ宮島みつや慰安婦竹田恒泰の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 安倍首相が辛坊治郎の番組で“参院選の事前運動”!
2 吉本興業会長が沖縄米軍基地跡地利用の有識者懇メンバーに
3 堀江貴文が「デモの絵面がヤダ」「税金泥棒は捨て台詞」
4 テレ朝が政権批判した経済部長を報道局外し
5 恵俊彰が田崎史郎を「政権の代弁者」と
6 葵つかさが「松潤とは終わった」と
7 堀江貴文「税金泥棒」発言で晒した年金問題への無知と頭の悪さ
8 「週刊文春」に公選法違反を報道された和田政宗が被害妄想丸出し反論
9 上田晋也『サタデージャーナル』終了の不可解
10 長渕剛のマスコミ批判に坂上忍が言い訳
11 橋下徹に恫喝された女子高生が告白!
12 秋篠宮家の料理番がブラック告発
13 安倍政権が財政審答申から「年金給付が想定より低くなる」削除
14 拍手・起立を井筒監督と松尾貴史が批判
15 竹田恒泰『中学歴史 検定不合格教科書』は間違いと妄想だらけ
16 グッディ!土田マジギレ真の原因
17 交番襲撃“父親が関テレ常務”より「元自衛官」
18 グッディ高橋克実が北朝鮮危機で本音
19 安倍が統計不正答弁中の根本厚労相に「戻れ」指示
20 久米宏が電通タブーに踏み込む激烈な五輪批判
1 安倍首相と省庁幹部の面談記録が一切作成されなくなった!
2 くりぃむ上田晋也が“政権批判NG”に敢然と反論
3 金融庁報告書で厚労省年金局課長の驚愕無責任発言
4 産経新聞コラムが「引きこもりは自衛隊に入隊させて鍛え直せ」
5 安倍首相が「老後2000万円」追及に逆ギレ!
6 菅官房長官が望月衣塑子記者への“質問妨害”を復活
7 金融庁「年金下がるから資産運用」報告書で麻生太郎が開き直り!
8 F35捜索打ち切りと大量購入続行でNHKが「背景に政治性」と報道
9 金融庁炎上の裏で安倍政権が「年金」の“不都合な事実”を隠蔽!
10 防衛省イージス・アショア失態 、玉川徹が原因を喝破!
11 長谷川豊が部落差別発言「謝罪文は馬場幹事長が作った」
12 講談社「ViVi」の自民党広告は公選法違反か!
13 映画『主戦場』上映中止要求の右派論客に監督が徹底反論!
14 渡辺謙が語った『ゴジラ』出演と震災、原発、戦争
15 マンガ『スシローと不愉快な仲間たち』第1話
16 田崎史郎「65歳から年金もらってます」
17 川崎殺傷事件「不良品」発言こそ松本人志の本質だ!
18 香港市民はデモの力示したが、日本は…
19 松本人志が「不良品」発言問題で謝罪も説明もなし!
20 農水元次官子ども殺害正当化は、橋下徹、竹田恒泰、坂上忍も

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄