メリー喜多川の「新潮」インタビューは嘘だらけ! 中居はジャニーズに飼い殺しされるより、もう一度独立に動け!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
shincho_160121_top.jpg
「週刊新潮」(新潮社)2016年1月28日号より

 SMAP解散危機報道で、改めて露わになった芸能マスコミの“ジャニーズ広報機関”ぶり。それはスポーツ紙、ワイドショーだけでなく、これまでジャニーズに批判的なスタンスをとっていたコワモテ週刊誌も同じだった。

 今日発売の「週刊新潮」(新潮社)に、騒動の元凶であるジャニーズ事務所・メリー喜多川副社長のインタビューが掲載され、ジャニーズ側の一方的な言い分が延々と垂れ流されていたのだ。「新潮」といえば、もともと飯島マネージャーサイドからの情報で、SMAP解散危機問題に火をつけた存在。それが、翌週、こんな形で手のひらを返すとは……。

 いや、「新潮」だけではない。同日発売の「週刊文春」(文藝春秋)も同様だった。1年前、メリー氏のブチ切れ発言を引き出した「文春」のこと、他では書けないメリー氏批判を展開してくれるんだろう、と期待していたら、誌面には、ジャニーズ事務所顧問で、近藤真彦・中森明菜の自殺未遂騒動の火消し役を果たしたあの小杉理宇造氏が登場。ジャニーズ視点で一連の騒動を解説したのだ。

「どちらも、ジャニーズサイドからアプローチがあったようです。あの事務所は普通、いちいちこういう釈明をしたりしないんですが、今回はファンから抗議が殺到していて、かなり焦っている。メリーさんやキムタクへの激しい非難ばかりのようです。それで、火消しのためにメリーさんと幹部を担ぎ出して、一番、悪口を書きそうな2つの週刊誌を抑え込んだということでしょう」(週刊誌記者)

 では、週刊誌が丸乗りしたジャニーズ側、とくにメリー喜多川副社長の言い分とはどういうものだったのか。

 まず、着目したいのが、メリー氏がこれまで本サイトなどが指摘してきた“真相”を裏付けるような発言をしていたことだ。

 たとえば、SMAP存続に向けて、誰がメリー氏を説得したのか、という問題。リテラは、スポーツ紙が喧伝していた「キムタクが説得した」という美談を否定。1月18日、生謝罪の直前に配信した「飯島マネージャーをひとり悪者にしてSMAP存続、独立撤回! 中居たちもキムタク同様、裏切り者になるのか」という記事の中で、「メリー氏を説得したのは田辺エージェンシーの田邊昭知社長だった」と、仲介者の実名を初めて明かしたが、メリー氏もインタビューの中でそのことを証言していた。

「昨年末、12月27日だったと思いますが、私の友人からの伝言で、田邊さんが、私に『4人を元に戻してくれないか』と言ってらっしゃるのを知りました」
「年明けの1月2日には、田邊さんに電話をかけ、改めて『お受けします』といいました」

 また、生謝罪の翌日、本サイトは、キムタクの裏切りの背景として、メリー喜多川副社長とかなり前からつながっていたことを指摘。妻・工藤静香がメリー氏へ必死にアプローチし、キムタク夫婦はメリー氏と一緒に食事をしたり、家に招いたりする家族ぐるみの交際をするようになったと報じたが、これについてもメリー氏はインタビューの中で「静香とは食事もします」と、はっきり認めていた。

 しかも、驚いたのは、メリー氏がこの静香との交友を「特別なことじゃない」と釈明する過程で、逆に「特別な関係」を露呈させてしまっていたことだ。

「静香に言ったら『あれ、だって普通のことじゃないですか。なにかおかしいですか?』と言っていましたよ」
「マッチ(近藤真彦)のところだって、ヒガシ(東山紀之)のとこだって、他のタレントだって同じようにしていますよ」

 ようするに、騒動の渦中にも静香と連絡を取り合っていたことを認めた上、木村家を二大幹部であるマッチ、ヒガシと並ぶ扱いで語っているのだ。これについては、スポーツ紙記者も驚きを隠さない。

「メリー氏はとにかくプライベートも含めた家族ぐるみの付き合いをしている人間しか信用しない。タレントでは、近藤真彦、東山紀之、岡本健一の3人だけで、この3人が、将来、幹部として娘のジュリー氏を支えて、盛りたてていくというのは、ジャニーズ関係者の暗黙の了解だった。それが今回、3人のうちのトップ2とキムタクを並べて語ったわけですからね。メリー氏の中で、キムタクは完全に幹部扱いになっているということ。さすがにこれにはびっくりしました」

 まさに、「メリー氏とキムタクが結託してSMAPを殺した」という構図がかいまみえたわけだが、しかし、メリー氏が“真相の片鱗”を見せたのはここまで。インタビューの他の部分は、率直に言って、都合の悪いことをネグり、自分に都合のいいように事実を捻じ曲げ、終始、身勝手な言い分を主張し続ける、読むに耐えないシロモノだった。

 まず、メリー氏はインタビューの中で、ひたすら「私は4人を追い出そうとしていない」と主張、そして、直接謝罪にくれば、受け入れるつもりだったのに中居ら4人が謝罪に来なかった、と中居らのせいにし続けていた。

 しかし、本サイトで何度も指摘しているように、昨年1月の「週刊文春」のインタビューでは、記者の面前に飯島三智マネージャーを呼び出し、メリー氏自ら「SMAPを連れて出て行ってもらう」と、それこそ「新潮」が一週間前に書いていた“パワハラ解雇通告”を行っていた。

 これで、飯島氏は腹をくくり、独立に向けて動かざるをえなくなったのだ。メリー氏は自分が言い放った言葉を忘れてしまったのだろうか。

 また、メリー氏は一番、都合の悪いことは完全に隠していた。それは、飯島氏とジャニーズは一旦、SMAP独立、円満退社で合意していたのに、それをメリー副社長がキムタクを使って、突然、ひっくり返したという事実だ。

 メリー氏から“パワハラ解雇通告”を受けた飯島氏は、田辺エージェンシーの田邊社長に相談して、ケイダッシュがバックに付く形での独立話を進めていた(「新潮」はメリー氏への質問の中で、SMAPと飯島氏は当初、田辺エージェンシーに移籍することになっていたのではないか、と訊いて否定されているが、これは「新潮」の間違い。田邊社長は飯島氏に相談を受けた際、本体では受けられないとして、関係の深いケイダッシュを紹介したといわれている)。

 そして、SMAPの契約更新を翌月に控えた昨年8月、飯島氏は正式にジャニーズ事務所に対して「SMAPを連れて独立したい」と申し入れ。もちろん、その年の独立は認められなかったが、2016年9月の独立を前提に、細かい条件面での交渉が始まっていた。

 ところが、メリー社長は11月から12月になって突如、態度を豹変。「コンサートの営業権は渡さない」と難癖をつけたあげく、「絶対に独立は認めない」と言い出し、これに呼応するようにそれまで態度を明確にしなかったキムタクも突如、「ジャニーズ事務所に残留する」と表明したのである。

 そして、メリー氏は仲介者である田邊氏にクレーム。田邊氏が慌てて、ケイダッシュに独立のプロジェクトをストップさせ、飯島氏と4人は完全にハシゴを外され、身動きが取れなくなってしまう。これが、今回の解散危機の真相だ。

 だが、メリー氏はこうした事実をネグり、4人が謝罪に来なかったから、こういう事態になってしまったと言い張っている。

 しかし、そもそも今回の騒動は責任があるのはメリー氏と木村であり、中居らが謝る筋合いはない。これは原則論的な意味だけでなく、手続き論としてもそうだ。中居らにしてみれば、むしろ、出て行けと言われたのは自分たちで、実際、正式な話し合いも進んでいた。それが、突然、ハシゴを外されて、どうなってるの?と思っていたら、突然、バッシングが始まったわけで、一体何を誰に謝るのかさえ、最初はわからなかったにちがいない。

 しかも、ジャニーズ関係者によると、メリー氏の言う「4人が謝罪に来なかった」ということ自体が大嘘らしい。

「SMAPの4人も飯島さんも、暗礁に乗り上げてから、いろんなルートでメリーさんに謝罪をしようとアプローチしていましたし、ジャニーズ事務所内部でもなんとか落とし所を探っていた。ところが、メリーさんが頑として首をたてにふらず、4人に会おうとしなかったんです。世間のジャニーズ批判の声が高まり、スポンサーや政財界からも圧力があったため、ようやくぎりぎりの段階になって、田邊氏の説得を聞き入れ、17日午後、メリーさんはジャニーさんとともに中居たちに会いましたが、それでも『SMAPの存続を認める』とは最後までいわなかった。逆に、『公の場で謝罪しろ』の一点張り。だから、ああいう存続表明のない生謝罪が行われた。あれは、ファンへの謝罪でなく、メリーさんへの謝罪だったんです」

 そう考えると、今回のメリー氏の反論は理不尽としか言いようがないが、しかし、この理不尽なメリー氏の主張が大手を振って「正論」としてまかりとおっているのが、芸能マスコミの世界なのだ。

 メリーにいわれるまま、公の電波を使ってパワハラとしか思えない所属事務所だけに向けた謝罪を流したフジテレビ。それに対して、一切、批判せず、ひたすら「よく自分の口で話してくれた」「SMAPが存続してくれてほんとうにうれしい」などの上っ面のコメントを垂れ流した他局のニュース番組やワイドショー。
 
 そして、スポーツ紙も、18日の生謝罪を受けて、これまで以上に、すべての非が独立を画策した飯島氏と、木村を除く4人のSMAPメンバーにあるという大本営報道を繰り広げているのはもちろん、中居批判にまで踏み込み始めている。「中居、キムタクへの感謝拒否」「独立は中居が中心だった」……。

「たとえば、『サンスポ』が、生謝罪で『木村くんのおかげで…』というセリフを中居が拒否。草なぎが話すことになったとして、中居を批判していたが、そもそも、あのセリフは最初、誰も言う予定がなかった。それが直前になって、ジャニーズサイドが無理やりしゃべらせろ、と言ってきたんです。これも、メリーさんの意向のようです。でも、サンケイスポーツは、それを書かずに、中居を攻撃した」(フジテレビ関係者)

 そして、「週刊新潮」「週刊文春」も今回、ジャニーズ事務所に乗っかって独立派叩きに参戦してきた。先週、メリー氏のことを「パワハラ解雇」と言っていた「新潮」は今週、4人を「チーフマネージャーと共謀した叛徒」「甘ったれた哀訴」「不義理を働いていた」とさんざんなこきおろしようをしている。

 さらに、「文春」にいたっては、「新潮」より先に、ジャニーズ事務所のリークで、独立派叩きを狙っていた形跡がある。

「今週号のグラビアを見ると、第一報の5日前、8日の飯島氏と中居の隠し撮り写真を掲載している。どうも、『文春』は、ジャニーズ事務所から情報をもらって、2人を年末年始、ずっと尾行していたようなんです。そのネタ元が、今回、誌面で証言したジャニーズ事務所顧問の小杉氏だったのではないかといわれています」(前出・週刊誌記者)

 おそらくこれから先、ジャニーズ事務所の中居たちへの攻撃はまだまだ続くだろう。

「日刊スポーツ」は今日の紙面で、独立しようとした4人に対してジャニーズ事務所が「処分なし」という方針を決めたと報道したが、これはあくまで表向きの話にすぎない。

「これで、処分なんかしたら、世論が黙っていませんからね。それくらいは、さすがのジャニーズもわかっている。しかし、裏ではゆっくりと、世間に気づかれない形で、中居らを干しあげていくはずです。週刊誌もこれから先、中居のスキャンダルを次々書き始めるでしょう。でも、ジャニーズは守らない。そうして、ゆっくりイメージを落としていくんでしょう。はっきいりって、ジャニーズ本体はSMAPになんの愛着ももっていませんから、どうでもいいんですよ」
(スポーツ紙記者)

 今からでも遅くない。中居たちはもう一度、飯島マネージャーと組んで、ジャニーズ事務所からの独立をめざすべきではないのか。

 実際、今回の一件で、ジャニーズの専横と御用マスコミの腐敗は完全に大衆にバレてしまった。テレビ局やスポーツ紙がどう言い繕おうと、『SMAP×SMAP』の謝罪会見がパワハラではないかとBPOに苦情が殺到し、サーバーがパンクする事態まで起こっているのだ。

 おそらく、今回の騒動はジャニーズの「終わりの始まり」になるはずだ。そんな“オワコン”な場所で飼い殺しにされるなら、新しい可能性にチャレンジしたほうがずっといい。中居と飯島マネージャーが組めば、旧態依然とした芸能事務所には絶対できない、オルタナティブな居場所をつくりだせるような気がするのだが……。
(時田章広)

最終更新:2016.01.23 11:50

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着 芸能・エンタメ スキャンダル ビジネス 社会 カルチャー くらし

メリー喜多川の「新潮」インタビューは嘘だらけ! 中居はジャニーズに飼い殺しされるより、もう一度独立に動け!のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。ジャニーズ時田章広の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 首相官邸のSNSはやはり電通が仕切っていた! 高橋まつりさんも母親に
2 GoTo強行の安倍政権、専門家の感染拡大予測メールを破棄した東京都
3 村上春樹が『猫を棄てる』で歴史修正主義と対決、父親の凄惨な戦中体験を
4 辛坊治郎が新宿区のコロナ見舞金を「ホストが10万円狙いで感染」とデマ
5 安倍政権がまた「災害ないがしろ」!被災地に耐久性不十分の段ボールベッド
6 葵つかさが「松潤とは終わった」と
7 木下優樹菜の「新しい不倫相手」は本当に存在するのか?
8 「医療逼迫していない」は嘘だった!なのにGoToキャンペーン前倒し強行
9 電通社員自殺でも弘兼憲史が宴会芸賛美
10 東京の感染者は7月1日から100人超、発表67人を139人に修正
11 東京女子医大がボーナスゼロで400人の看護師が退職希望も、安倍政権は
12 「東京でコロナ感染224人」は本当に検査を増やしたせいだけなのか
13 安倍政権の「Go To」批判封じを『ひるおび』八代弁護士がポロリ
14 吉村洋文知事は「武富士」の盗聴犯罪を隠蔽するスラップ訴訟の代理人に
15 GoToキャンペーンは、 “影の総理”今井補佐官と菊池桃子の夫が経産省の利権に
16 産経の総帥が軍の慰安所関与証言
17 百田尚樹小説の村上春樹揶揄に新潮社が
18 公安庁が沖縄めぐりネトウヨ並み報告書
19 ついに村上春樹が原発反対を表明!
20 キンコメ高橋が法廷で母親の自殺を告白
1 東京の感染者は7月1日から100人超、発表67人を139人に修正
2 年金積立金が1~3月期で18兆円マイナス! 国民の年金を溶かした安倍政権の責任
3 小池百合子都知事が東京アラート解除のため陽性者数を操作していた疑惑
4 「医療逼迫していない」は嘘だった!なのにGoToキャンペーン前倒し強行
5 安倍政権がまた「災害ないがしろ」!被災地に耐久性不十分の段ボールベッド
6 森友公文書改ざんで安倍首相を守った太田充主計局長が財務省トップに
7 小池百合子が当選後、コロナ対応担う都立病院の合理化計画
8 GoToキャンペーンは、 “影の総理”今井補佐官と菊池桃子の夫が経産省の利権に
9 大谷医師が明かしたネトウヨの電凸攻撃!「反日」と怒鳴り込まれたことも
10 河井克行の買収に安倍事務所が関与の新証言!現金渡した相手を首相秘書が訪問
11 安倍政権がコロナ増税の動き! 新会議に震災で復興税導入を主張した経済学者
12 東京女子医大がボーナスゼロで400人の看護師が退職希望も、安倍政権は
13 首相官邸のSNSはやはり電通が仕切っていた! 高橋まつりさんも母親に
14 吉村洋文知事がコロナワクチン開発でもペテン手口!
15 東京都の感染者100人超で小池知事、加藤厚労相、安倍首相の仰天言動
16 「桜を見る会」で昭恵夫人、菅官房長官と写真の“大物半グレ”が逮捕
17 「東京でコロナ感染224人」は本当に検査を増やしたせいだけなのか
18 河井事件でバービーが「安倍首相の名前で金を受け取らせたのは圧力」
19 辛坊治郎が新宿区のコロナ見舞金を「ホストが10万円狙いで感染」とデマ
20 香港問題で安倍首相と自民党の二枚舌

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄