G7で“借りてきたネコ”状態の菅首相をヨイショするためNHKがフェイク! 米英が決めた途上国へのワクチンを「菅首相が議論を主導」

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日本の外務省と官邸による真っ赤な嘘の大本営発表をそのまま垂れ流したNHK

 イギリスからも途上国へのワクチン提供について事前に聞かされず、日本政府は不満を漏らしたり困惑していたというのに、どうして菅首相がこの話題で「議論を主導」できるのだろう。さっぱり意味がわからないし、実際、英ガーディアンやBBC、米ニューヨーク・タイムズのG7でのワクチン提供の話題に触れた記事などを確認したが、「Suga」への言及は見当たらなかった。

 海外メディアの報道でもまったく存在感が確認できない菅首相。ところが、外務省 HPや首相官邸のTwitter公式アカウントでは、まるで異なる世界線が広がっていたのだ。

〈途上国への公平で迅速なワクチンの普及については、リードスピーカーとして議論を主導しました。〉
〈菅総理は、一部のセッションでリード・スピーカーを務めるなど、特に新型コロナ対策・国際保健、世界経済・自由貿易、気候変動、地域情勢といった重要課題について、積極的にG7の議論に貢献し、首脳間の率直な議論をリードしました。〉

 つまり、NHKの「菅首相が議論を主導した」という報道を裏付けるのは日本政府の発表だけ。ようするに「大本営発表」のフェイクを垂れ流したとしか思えないのだ。

 まさに異常としか言いようがないNHKの菅官邸への屈服・平伏ぶり──。そして、こうした報道の背景にあるのは、菅官邸によるNHKへの攻撃だ。

 NHKといえば、昨年10月26日放送の『ニュースウオッチ9』に菅首相が生出演した際、日本学術会議の任命拒否問題について有馬嘉男キャスターが「総理自身、説明される必要があるんじゃないですか?」などと食い下がって質問。その後、山田真貴子内閣広報官がNHKの原聖樹政治部長に電話をし「総理、怒っていますよ」「あんなに突っ込むなんて、事前の打ち合わせと違う。どうかと思います」と恫喝をかけたと報じられた。さらに、菅内閣の坂井学官房副長官が「NHKはガバナンスが利いてない」「NHK 執行部が裏切った」などとNHKを攻撃していたことも明らかに。そして、実際に有馬キャスターは今年3月末に降板してしまった。

 有馬キャスターの降板劇はまさしくNHKが「圧力に屈した」「官邸に忖度した」と認めたも同然だったが、じつはこのあとも、菅官邸がNHKへの恫喝を繰り広げていた。

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