安倍晋三がしゃしゃり出てきた! コロナ禍で宴会「私なら1月に解散」、アベノミクス自画自賛、極右集団「創生日本」再始動

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安倍よ、さっさと『桜を見る会』前夜祭の請求書だけ出して、そのまますっこんでろ

 自民党の改憲草案は十分に国民主権、基本的人権、平和主義を無効化する恐ろしい内容だが、それでもまだ足りないと主張するとは……。憲法からこの3つをなくして北朝鮮のような国家体制をつくろうとしているとしか思えず、「国家解体」を進めようとしていたのはまさしく彼らのほうだとしか思えないのだが、こんな物騒な集団の先頭に安倍前首相は立ってきたのである。

 そして、まだ総理大臣を辞して2カ月も経たないというタイミングで、この創生「日本」を再始動させる──。この行動パターンは、完全に第一次安倍政権を投げ出したあととまったく同じだ。安倍氏は創生「日本」を足がかりにした“極右思想全面展開”によって政権を放り出したことで失った求心力を取り戻した。いや、むしろ総理在任中以上の支持を取り付けることに成功した。それが2012年の総裁選での勝利に繋がり、総理に返り咲くことを可能としたのだ。現に、前出の毎日新聞記事によると、安倍前首相は創生「日本」メンバーと会食した夜、当時を振り返ってこう述べたという。

「最後まで支えてくれたのがこのメンバーだ。おかげで総裁選に勝てた」

 創生「日本」を再始動させ、「3度目の返り咲き」を狙う。しかし、これが大きな問題なのは、安倍前首相をはじめとする創生「日本」のメンバーたちが再始動によって、下野時代に展開したような排外主義を振りまくことだ。実際、2010年前後には極右議員らによるヘイトまがいの排外主義発言がヘイト団体やネトウヨにお墨付きを与え、東京・新大久保などでのヘイトスピーチデモを拡大させる大きな要因となった。それはトランプ大統領が排外主義で民衆を扇動し、ヘイトクライムを横行させたのと同じ構図だ。

 安倍前首相のリスタートに対し、「お元気そうでなにより」などというお人好しな言葉はもはやいらない。「さっさと『桜を見る会』前夜祭の請求書を出してすっこんでろ」と国民が黙らせなければ、またもヘイトスピーチを横行させた上で「悪夢のような安倍政権」が息を吹き返しかねないのである。

最終更新:2020.11.14 04:34

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