検察OB意見書が引用したジョン・ロックの訳者は安倍首相の大学時代の教授! しかも「無知で無恥」と安倍首相を徹底批判

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

恩師が証言「大学時代から仲間内では親しくするけれど、仲間内でまとまってしまう」

 安倍首相の所属ゼミの指導教授は、成蹊大学の看板教授で日本行政学会の会長などを歴任した佐藤竺氏だが、佐藤氏からその様子を聞かされた元教員が安倍首相の学生時代について、こう語っている。

「ゼミの場で彼(晋三)が発言しているのを聞いたことがない。(略)ゼミで彼が熱心に自分の主張を口にしたとか、リーダーシップを発揮して議論をリードしたっていう記憶は皆無です。彼が卒業論文に何を書いたのかも『覚えていない』って佐藤先生がおっしゃっていました。『立派な卒論はいまも大切に保存してあるが、薄っぺらな卒論は成蹊を辞める時にすべて処分した。彼の卒論は、保存してある中に含まれていない』って」

 前出の加藤氏も同様に、安倍首相の影の薄さを指摘している。

「安倍君も私の授業を受けているはずなんですが、まったく記憶にないんです。(略)授業の後、質問に来た記憶もない。平凡な学生だったんでしょう。(安倍氏が政界で知られるようになってから)先輩や同僚に聞いてみたんですが。ほとんど覚えていないと言うんです」 

 青木氏はこうした数々の証言から、〈岸の政治的思想を深く突き詰めて思索を下支えする知性をきたえあげた様子もない〉〈16年も籍を置いた学び舎で何かを深く学んだ形跡がない〉と喝破している。そして、安倍氏が代わりにやったことが、自分の周りを理解者だけで固めてしまうことだった。

 安倍首相と学生時代から深い付き合いのあった前出の恩師・宇野氏は、その性格や行動をこう言い表している。

「気の合った仲間をつくり、その仲間内では親しくするけれど、仲間内でまとまってしまう。情念の同じ人とは通じ合うけれど、その結果、ある意味で孤立しています」

 これは、見識を深めようとはせず、真摯な批判を無視し、周囲を“お友達”だけで固め、自分が望むことだけに目を向けようとする現在の態度と見事にリンクするものだろう。
 
そして、こんな人物だからこそ、集団的自衛権を“憲法解釈”だけで変更し、特定秘密保護法や安保法制を制定するなど数々の暴挙を行うことが可能だったのだ。アベノミクス失敗の批判を免れるためだけにサミットで手前勝手なデータを捏造し、「世界の経済危機」などという大ウソを世界に発信し、公約や前言を簡単に翻すことに、何の躊躇もなく恥じることがない。

 執筆者の青木氏は安倍首相のことを〈空疎な小皇帝〉と称しているが、まさに本質を突く表現だろう。

 しかし、その空っぽなものによって、日本はとんでもない危険な道に引っ張り込まれようとしている。成蹊大学の恩師達の言葉にもっとも真剣に耳を傾けなければならないのは、私たち有権者なのかもしれない。

最終更新:2020.05.18 11:41

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

検察OB意見書が引用したジョン・ロックの訳者は安倍首相の大学時代の教授! しかも「無知で無恥」と安倍首相を徹底批判 のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。ジョン・ロック加藤節安倍三代安倍晋三検察庁法改正野尻民夫青木理黒川弘務の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 安倍前首相はやはり仮病だった!読売のインタビューでケロッと「もう大丈夫」
2 悪評「マイナポイント」事業の広報費は54億円、電通が再び140億円
3 菅首相が山口敬之氏への資金援助を親密企業「ぐるなび」会長に依頼か
4 自民党がネトサポに他党叩きを指南
5 『バイキング』坂上忍パワハラ報道は政権批判潰しだった!
6 山口達也の事件をNHKが隠蔽していた
7 菅首相の叫ぶ「規制緩和」は30年前の流行語
8 東京五輪招致をめぐるICC買収に新証拠! 菅首相も賄賂に関与か
9 河野太郎のパフォーマンスがひどい! 行政改革目安箱を私物化
10 菅義偉首相が使った官房機密費の“ヤミ金”は合計78億円!
11 大坂なおみを賞賛し黒人差別に抗議した自民党議員がツイートを削除し謝罪
12 山口敬之氏が詩織さんに卑劣すぎる反論
13 菅政権で「公費不倫」の和泉洋人首相補佐官が“再任、官邸官僚のトップに
14 ジャパンライフの広告塔に田崎とNHK島田も
15 検察庁法案改正賛成でわかった維新と吉村洋文知事の正体!
16 安倍首相が昨晩、フルコースを完食しワイン、ゴルフの約束まで! 
17 デジタル担当相・平井卓也は電通と組んでネット情報操作を始めた張本人
18 安倍政権が消費者庁のジャパンライフ立入検査ツブシ、内部文書が
19 小倉優香の番組中「辞めさせてください」の本当の理由は番組のセクハラ
20 ジャパンライフ山口会長逮捕 焦点は消費者庁の立入検査中止問題だ
1 安倍前首相はやはり仮病だった!読売のインタビューでケロッと「もう大丈夫」
2菅政権で「公費不倫」の和泉洋人首相補佐官が“再任、官邸官僚のトップに
3菅義偉首相が使った官房機密費の“ヤミ金”は合計78億円!
4安倍首相は本当に病気だったのか? 辞任表明以降一度も病院に行かず
5デジタル担当相・平井卓也は電通と組んでネット情報操作を始めた張本人
6ジャパンライフ山口会長逮捕 焦点は消費者庁の立入検査中止問題だ
7菅首相が山口敬之氏への資金援助を親密企業「ぐるなび」会長に依頼か
8安倍首相が昨晩、フルコースを完食しワイン、ゴルフの約束まで! 
9東京五輪招致をめぐるICC買収に新証拠! 菅首相も賄賂に関与か
10菅首相の叫ぶ「規制緩和」は30年前の流行語
11悪評「マイナポイント」事業の広報費は54億円、電通が再び140億円
12菅政権の官房長官に決定 加藤勝信厚労相がコロナ対応で見せた無能
13菅義偉“総理”誕生で権力のために不正を働く「忖度官僚」だらけに
14大坂なおみを賞賛し黒人差別に抗議した自民党議員がツイートを削除し謝罪
15大坂なおみの黒人差別抗議マスクに冷ややかなマスコミとスポンサー
16河野太郎のパフォーマンスがひどい! 行政改革目安箱を私物化
17菅内閣が「第三次安倍政権」化! 6月の時点で密約説
18『バイキング』坂上忍パワハラ報道は政権批判潰しだった!
19三浦瑠麗が特別講師「N高政治部」で麻生太郎が民主主義否定の暴言
20杉田水脈が自民党部会で「女性はいくらでも嘘をつけますから」

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄