安倍政権の危機に、阿比留瑠比、長谷川幸洋、百田尚樹ら応援団が断末魔!「全部マスコミのせいだ」のトンデモ主張に失笑

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百田尚樹は前川前次官を“嘘つき”よばわり! どの口が…

 発狂状態の安倍応援団といえば、最後はこの人にも触れないわけにはいかないだろう。そう、百田尚樹センセイだ。

 まず、「WiLL」に載っていた「韓国化する日本 ここまで平然とウソをつくか」と題された古田博司筑波大学教授との対談、百田センセイはこんなことを語り始める。

「森友学園や加計学園問題などを見ていると、当事者たちは完璧にウソをついていると見るのが常識的な考え方です」
「かつて、日本において、ここまで平然と嘘をつく人間がいたのかと思います」

 ちなみに、百田センセイが「当事者」と言っているのは、前川喜平氏ら、政権の不正を告発した文科省の元官僚、現役官僚たちのこと。なぜ、安倍首相や昭恵夫人や加計孝太郎理事長ではなく、前川氏らのほうが"嘘つき当事者"ということになるのかもよくわからないが、しかし、百田氏は前川氏らに対して、「日本全体が「韓国」化しているように思えます」などと、脈絡のない韓国ヘイトをまじえながら、ひたすら「あいつらは嘘つき」と連呼。さらには、こんな解説を訳知り顔で展開するのだ。

「ところが、現代社会では、嘘をついた者が平気で開き直ります。驚いたことに、その嘘つきに対して、周囲は「そこまで言うなら、本当かな」と半ば容認しているところがあります」

 それは『殉愛』(幻冬舎)という嘘だらけの本を出しながら、その嘘を指摘されても何の痛痒も感じず開き直っているあんたとあんたの信者のことだろうと一斉にツッコミが入りそうだが、百田センセイはまったく意に介さず、こう続けるのだ。

「我々が批判する、すると「証拠があるのか」といちいち言ってくるのがいる。
そんな証拠をつきつけなくても、常識的に考えればわかることでしょう(笑)。社会全体が知性を失っている感じがします」

 証拠はないけど常識的に考えればわかるって......。しかも、こんな無茶苦茶を平気で口にしながら、「社会全体が知性を失っている」とかドヤ顔で嘆いて見せるのだから、何かのギャグとしか思えない。

 ギャグといえば、百田センセイ、「Hanada」のほうにも登場して(ジャーナリスト・有本香氏との対談記事「『安倍つぶし報道』はもはや犯罪だ」)、こんな珍分析を繰り広げていた。

〈第一次安倍政権を潰したときもそうですが、朝日をはじめとした左翼メディアは、安倍総理に対する憎しみだけでなく、そこには五十年以上にわたる怨嗟の歴史があると私は見ています。どういうことかと言いますと、六〇年安保で岸信介内閣に破れ、敗北感を負った左翼人士の相当数がメディアに就職しました。
 さらに、七〇年安保で岸信介の弟・佐藤栄作内閣に破れた全共闘世代も、やはりメディアに相当数入った。六〇年、七〇年安保で破れた連中の薫陶を、いまの新聞・テレビのデスクやディレクターといった社の中枢にいる連中の多くが受けてきているわけです。いわば、五十数年前の恨みを受け継いでいる。岸信介の孫である安倍総理を叩くことは、先代、先々代の恨みを晴らすという構図になっているとも考えることができるのではないでしょうか。〉

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