安倍首相が本格的に改憲に動き出した! 国民を騙すために不要な条項作る「偽装改憲」計画も浮上

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
abe_161229_top.jpg
自由民主党HPより


 2017年を迎え、さっそく安倍首相が改憲に向けて動き出した。4日の年頭記者会見では「日本国憲法の施行から70年という節目の年」と強調し、「戦後のその先の時代を切り拓く、次なる70年を見据えながら、未来に向かって、いまこそ新しい国づくりを進めるとき」と述べ、5日の自民党の会合での挨拶でも「新しい時代にふさわしい憲法はどんな憲法か。今年はいよいよ議論を深め、段々姿、形を作っていく年にしていきたい」(産経ニュース)と宣言した。

 つまり安倍首相は、現行憲法施行70年というタイミングを「改憲へのまたとないチャンス」と捉え、年始から「改正ありき」の印象付けをはじめたというわけだ。

 しかも、改憲を現実にするための具体的なプランも浮上している。以前から予想されていた“お試し改憲”の本格的な準備だ。

 現に、今月3日付けの北海道新聞は〈自民党が近く、新たな憲法改正案の策定作業に入る〉と報道。〈2005年と12年に発表した党改憲草案では各条文の改正点を網羅的に掲げたが、新たな改憲案は各党の理解を得やすい項目のみを抽出する形式に変更する〉といい、新憲法改正案に盛り込まれることが想定される項目として、「参院選挙区の合区解消」「緊急事態条項の創設」「環境権の創設」「私立学校への補助金支出の合憲化」「財政規律条項」を挙げている。

 同紙の取材に対して自民党閣僚経験者が「異論を唱えにくい項目(に絞る)」とコメントしているように、自民党の狙いは野党の合意を得られやすく、かつ国民の反発が起こらない“ソフトな改憲”から実行しようとしているのだ。

 だが、これがカモフラージュであることは一目瞭然。多くの人にとって抵抗感のない“お試し”によって改憲のハードルを下げ、そのあとに本丸である9条の改正に乗り出すことは目に見えている。

 それだけではない。馬鹿げているのは、この自民党の新憲法改正案に盛り込まれると予想される項目のいずれもが改憲に値しない、現行憲法や法律で対応できるものばかりだからだ。

 まず、権力の集中と国民の権利が制限されるため、もっとも強い懸念が示されている「緊急事態条項」はどうか。日本会議などの改憲極右たちは「緊急事態条項がないから東日本大震災では被害が拡大した」「緊急事態条項があれば災害が起こっても国がパッと対応できる」などと喧伝しているが、これらは完全なデマ。災害時には2014年に改正された災害対策基本法によって緊急対応が可能だからだ。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

安倍首相が本格的に改憲に動き出した! 国民を騙すために不要な条項作る「偽装改憲」計画も浮上のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。安倍内閣改憲水井多賀子の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 葵つかさが「松潤とは終わった」と
2 細田衆院議長が安倍元首相に全責任なすりつける醜い弁明もマスコミは
3 夫の会社が家宅捜索で三浦瑠麗に説明責任「太陽光発電」を後押しする発言
4 三浦瑠麗が「医者はワイドショー見てコロナ怖がりすぎ」と医療従事者を嘲笑!
5 グッディ高橋克実が北朝鮮危機で本音
6 「モーニングショー」まで…台湾有事を煽るマスコミの酷さ
7 三浦瑠麗CM出演でアマプラの解約運動が……DaiGoは批判も的外れ
8 JOC経理部長の飛び込み自殺で囁かれる「五輪招致買収」との関係,
9 三浦瑠麗が松本人志の悪質セクハラ発言を「問題ない」と擁護
10 三浦瑠麗に自民党山口県連から54万円、田崎史郎にも計38万円
11 たけしと瀬古が「玉川徹待望論」もテレ朝は玉川を政治にさわらせない方針
12 タッキー引退の裏にジャニーVSジュリーの派閥抗争
13 高市早苗にネトウヨが総結集、「天照大神の再来」とバカ騒ぎ、膳場貴子を攻撃
14 岸田政権の“防衛増額”に元自衛隊幹部が「砂糖の山にたかるアリ」と批判
15 痴漢しても中島裕翔のドラマは放送開始
16 安倍元首相と統一教会の関係に田崎史郎、三浦瑠麗、橋下、東国原、古市らが…
17 統一教会最古参元幹部が安倍晋三と教団の深い関係をテレビで激白!
18 乃木坂46橋本奈々未が背負った貧困
19 『ワイドナ』の裏で、『サンジャポ』が吉本と安倍政権の癒着を批判
20 オリックスDHC買収で「虎ノ門ニュース」に続き「DHC テレビ」も解体か
1細田衆院議長が安倍元首相に全責任なすりつける醜い弁明もマスコミは
2「モーニングショー」まで…台湾有事を煽るマスコミの酷さ
3夫の会社が家宅捜索で三浦瑠麗に説明責任「太陽光発電」を後押しする発言

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄