安倍首相が自衛隊の駆け付け警護、戦争参加強行のためにインチキ答弁!「南スーダンは戦闘状態でなく衝突」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
abe_150911_top.jpg
自民党HPより


「PKO法との関係、五原則との関係も含めてですね、『戦闘行為』という定義があるものについては、それにはあたらない」
「われわれは、それは一般的な意味として『衝突』という表現を使っているところでございます」

 南スーダンの自衛隊PKO、そして、新安保関連法に基づき新たに付与される可能性の高い「駆け付け警護」等の任務をめぐって、またもや国会で安倍政権のトンデモ発言が飛び出した。

 現在、自衛隊がPKOに従事する南スーダンでは、政府軍と反政府軍による銃撃戦等によって民間人を含む多数の死傷者が出ており、7月には首都・ジュバで少なくとも300人が死亡した大規模戦闘が発生。しかも、自衛隊の宿営地からわずか100メートルの距離で銃撃戦が断続的に続き、流れ弾の弾頭が宿営地内で見つかったことも判明している。

 だが、こうした状況下で、安倍政権は南スーダンへの自衛隊派遣をめぐり、そこに新たに「駆け付け警護」と「共同基地防衛」の任務を付与することを考えている。これを国会で追及されて飛び出たのが、冒頭の“南スーダンで戦闘は発生していない”なるトンデモ答弁だったのだ。

 10月11日衆院予算委での問題の流れはこうだ。先週末、延期していた南スーダンへの現地視察を終えた稲田朋美防衛相は「ジュバ市内が落ち着いていると目で見ることができた」と語り、新任務付与に前向きな姿勢を見せたが、これについて民進党の大野元裕元防衛政務官が質問。ジュバでの事案を「戦闘」と認識しているかただすと、稲田防衛相は「7月には『衝突事案』もありました」と、法律上の定義のある「戦闘行為」ではなく「衝突」だと繰り返し、議場は紛糾、審議はたびたび中断した。そこで、今度は安倍首相が出てきて、やはり“戦闘ではなくて衝突”と大見得を切ったわけである。

「われわれは『衝突』、いわば勢力と勢力がぶつかったという表現を使っているところでございます」

 誰がどう見ても詭弁だ。たしかに、日本政府が定義する「戦闘行為」は「国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為」というもの。南スーダンの政府軍と反政府軍間の“内戦”は「国際的な武力紛争」とみなさないという見解なのだろう。しかし、国会で改めて問われたのは「戦闘行為」云々ではなく、ジュバの事案が「戦闘」にあたるかどうかだ。実際、国連は7月の南スーダンの戦闘を「fighting」と表現しており、これを単に「衝突」とするのは、どうやったって無理がある。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

安倍首相が自衛隊の駆け付け警護、戦争参加強行のためにインチキ答弁!「南スーダンは戦闘状態でなく衝突」のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。PKO安保法制安倍晋三宮島みつや自衛隊の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 感染3000人超でもテレビは五輪一色、加藤浩次が“五輪無罪”を主張
2 検察審査会「不起訴不当」は当然!桜前夜祭の損失補填に安倍本人関与の根拠
3 久米宏が終了決定のTBSラジオで田中真紀子と
4 ネトウヨ落語家・桂春蝶が不倫相手にDV
5 感染3177人で小池百合子が会見トンズラ!「一人暮らしは自宅を病床」暴言も
6 安倍晋三前首相会見で馬脚!“桜”原資はポケットマネーで疑惑再燃
7 菅首相「五輪中止ない」の理由「人流減った」「新たな治療薬確保」は大ボラ
8 葵つかさが「松潤とは終わった」と
9 竹中平蔵パソナの利益が前年の10倍以上に!五輪とコロナ対策事業のおかげ
10 五輪海外選手の猛暑への批判に同調の為末大が猛暑懸念の声を「反安倍」と
11 感染者急増、医療逼迫でもテレビは「五輪金メダル」報道一色、コロナ無視!
12 小池都知事の都知事選! 感染者増加の原因はすべて「夜の街」のせいに
13 ノーベル賞科学者が安倍戦争政策にNO
14 安倍改造内閣に田崎スシローも「これまでで一番出来が悪い」
15 IOC幹部の発言で安倍の責任が明白に…「1年以内延期」「再延期なし」ゴリ押し 
16 五輪で “濃厚接触者との対戦拒否できず”のルールがこっそりできていた
17 安倍首相が国会で嘘の上塗り! ポケットマネーによる裏金疑惑も浮上
18 大ウソだらけの東京五輪! 安倍・菅・森はどんな嘘をついてきたか
19 川島なお美が近藤誠の診断を告発
20 フィフィが水原希子に狡猾なヘイト攻撃
1大ウソだらけの東京五輪! 安倍・菅・森はどんな嘘をついてきたか
2 平井大臣の株売却益隠しの裏!タニマチIT企業がオリパラアプリを高額受注
3五輪サッカー・久保建英が南アの陽性者に「僕らに損ではない」と無神経発言
4 検査数少ないのに感染1387人 東京で医療逼迫が起き始めた!
5菅首相「五輪中止ない」の理由「人流減った」「新たな治療薬確保」は大ボラ
6感染者急増、医療逼迫でもテレビは「五輪金メダル」報道一色、コロナ無視!
7五輪入場行進にすぎやまこういちの曲、杉田水脈のLGBT差別に同調
8南ア、チェコ選手の感染、イギリス選手の濃厚接触も隠していた政府と組織委
9五輪海外選手の猛暑への批判に同調の為末大が猛暑懸念の声を「反安倍」と
10五輪で “濃厚接触者との対戦拒否できず”のルールがこっそりできていた
11五輪開会式演出の小林賢太郎が“ユダヤ人大量惨殺ごっこ”ギャグで解任!
12感染3177人で小池百合子が会見トンズラ!「一人暮らしは自宅を病床」暴言も
13組織委は「復興」ないがしろ!被災3県の子どもの深夜動員にも批判 
14五輪入場行進曲の作曲者名カットはすぎやまこういち隠し?それとも
15NHKが開会式前日に放送『いだてん』が突きつける東京五輪への疑問
16検察審査会「不起訴不当」は当然!桜前夜祭の損失補填に安倍本人関与の根拠
17感染3000人超でもテレビは五輪一色、加藤浩次が“五輪無罪”を主張

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄