上野樹里と平野レミの嫁姑バトルが起きても「文春砲」は炸裂しない? 表紙を描く舅のおかげで上野樹里が文春のタブーに

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アミューズオフィシャルウェブサイトより


 女優の上野樹里が、5月26日にトライセラトップスの和田唱との結婚を発表した。和田の母親が、ハイテンションなキャラと個性的すぎるレシピで人気の料理家・平野レミということで、「平野レミが姑なんてたのしそう」「いや、上野も個性が強いからぶつかって、合わなそう」などとネット上では、上野と平野の嫁姑関係の行方に盛り上がっている。

 平野もさっそく「おめでタイ!カルパッチョ」とダジャレまじりのレシピをツイートし祝福。上野もインスタグラムで「幸せなカルパッチョレシピありがとうございます」と返信したり、平野レミ夫妻からのお誕生日祝いの花の写真とともに「いつも楽しくおいしいごはん、ご馳走になってます」「またちょくちょく遊びに行かせてくださいね〜」と記すなど、いまのところ良好な関係のようだ。

 だが、今回の上野の結婚では、平野レミとの嫁姑関係なんかよりも、本サイトには気になることがある。

 それは、この結婚によって「週刊文春」で上野樹里がタブーになるんじゃないか、ということだ。

 上野の結婚では、平野レミの存在ばかりがクローズアップされているが、忘れてはいけないのは、唱の父親で平野の夫、上野の義理の父親となる、和田誠の存在。和田誠といえば、星新一や村上春樹、最近なら小泉今日子の著書など数多くの書籍の装画・装丁で知られるイラストレーター・デザイナーで、自身もエッセイを手がけたり映画監督もするなど多才な人物。なかでも誰もが目にしたことがあるであろうもっとも有名な仕事が、そう「週刊文春」(文藝春秋)の表紙だ。

 上野の舅となる誠氏は1977年以来、じつに40年近くにわたって「文春」の表紙のイラストとデザイン、エッセイを手掛けており、連載陣のなかでも最古参のひとりだ。中面でどんなに下世話でエグい記事を載せていても、「文春」は店頭で買うのが恥ずかしくなく、女性でも手に取りやすく、家にも持って帰れる。そこには、雑誌の顔である誠氏のイラストがもたらす知性と安心感の力が大きい。編集長が変わったタイミングや売れゆき不振を打開するためなど表紙デザインをたびたびリニューアルする雑誌も多いなか、「文春」が和田誠の表紙を40年ものあいだ変えていないのはその証左だろう。

 この大御所連載イラストレーターの息子と結婚した嫁のスキャンダルを、はたして「文春」は書けるのだろうか。

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