上野樹里と平野レミの嫁姑バトルが起きても「文春砲」は炸裂しない? 表紙を描く舅のおかげで上野樹里が文春のタブーに

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 上野は大手芸能プロダクション・アミューズの所属だが、芸能タブーのほとんどない「文春」は彼女についてもこれまで数々の悪口を書いてきた。たとえば、上野の大河ドラマ主演決定の裏にNHKと所属事務所のあいだで密約バーターがあったと暴露したり、ドラマ撮影現場での上野の様子を「ワガママ」「奇行」「天然で扱いにくい」とあげつらったこともある。

 しかし、これからはそうした記事を載せることは、おそらくかなり難しくなるだろう。理由は作家、執筆者タブーだ。実際、「週刊文春」がスクープラッシュに湧いていた3月に作家の林真理子が当の「文春」での連載コラムで、こんなふうに明かしている。

〈この頃有名人に会うたび、よく聞かれる。
「どうしたら、センテンス・スプリングに書かれないようになりますかね?」
「ひとつだけありますよ」
私は答える。
「センテンス・スプリングの執筆者になることですね」〉

 さらに林は、芸能人でもコラムを書いたりすれば大丈夫だが、〈作家はもっと大丈夫だ〉と解説し、当時不倫スキャンダルの渦中にあった乙武洋匡氏についても〈だから乙武君も本当に“作家”だったら大丈夫なのにね〉と暴露したのだ。

 林の指摘するとおり、大手芸能プロや政治家相手にはあれだけイケイケに攻める「文春」が、作家が相手になると極端に弱い。どんなスキャンダルがあっても一切書かないどころか、作家の意を受けて記事を潰したり、作家に都合のいい言い分を垂れ流すこともある。

 たとえば、いま盛り上がっている舛添要一都知事の公私混同疑惑は「文春」のスクープによって始まったものだが、一方で石原慎太郎が都知事だったときに四男のために美術事業を立ち上げ5億円近い税金を注ぎ込むという舛添以上の公私混同が発覚し他メディアから批判を浴びた際、「文春」は一切スルー。それどころか、渦中の慎太郎をインタビューに登場させ「(疑惑報道は)選挙のためのネガティブキャンペーンだ」などという釈明を垂れ流した。

 また、一昨年の百田尚樹の『殉愛』騒動もその典型だ。故・やしきたかじんの妻・さくら夫人について書いた同書では、さくら夫人の結婚歴をはじめ様々なウソが発覚し、たかじんの長女からも名誉毀損で出版差し止め訴訟を起こされるなど大問題になったが、「文春」は百田の一方的な言い分を手記として掲載しただけで沈黙。さらには『殉愛』出版前にも、さくら夫人の疑惑について長女の手記を掲載する予定だったにもかかわらず、百田の意向で「文春」は直前にボツにしてしまった。

 ふたりとも作家であることにくわえ、石原は当時、芥川賞の選考委員、百田は「週刊文春」での小説連載スタートを控えており、と文藝春秋とのつながりも非常に強かった。

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