新聞への軽減税率適用をめぐり産経編集委員が「新聞がないと政権批判できない」と強弁 安倍機関紙がどの口で…

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

 そんな産経新聞の編集委員が、「新聞がないと、政権の批判もできない」「政権に言うべきことは言う」などと語っても、なんの説得力もないどころか、かえって市民からしてみれば、新聞業界全体の信頼性を損なうことになるのではないか。

 ましてや、今回の与党による軽減税率対象品目の大幅な拡大は、あからさまに選挙対策だ。低所得者への救済措置というのは名目にすぎず、実際には富裕層ほど負担が少ない逆進性を持ち、さらに社会保障費の問題を先送りにするという明確な愚策である。

 念のため言っておくが、新聞を含めた報道や言論は、それが単なる権力の広報でない健全な批判精神に基づくものであれば、間違いなく民主主義に資するものであり、またそうでなくてはならない。当然、ときの政権がこれらにのみ不当な重税を課したり、増税をチラつかせて沈黙させることは、決して認めてはならないことだ。だがしかし、同時に、言論機関は他のなによりも徹底して政治権力と距離を取ることが要請される。

 産経新聞は、自分の胸に手を当ててよくよく考えてみるべきだ。
(宮島みつや)

最終更新:2015.12.18 07:04

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

新聞への軽減税率適用をめぐり産経編集委員が「新聞がないと政権批判できない」と強弁 安倍機関紙がどの口で…のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。宮島みつや産経新聞の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 れいわから出馬 水道橋博士が主張する「反スラップ訴訟法」の重要性!
2 町山、ロマン、水道橋、春日、豪の論戦
3 葵つかさが「松潤とは終わった」と
4 維新に反省なし!女性蔑視の石井議員は開き直り、松井代表は経歴詐称を擁護
5 「報道の自由度ランキング」下落報道でNHKが政権忖度し削除した文言
6 自公維の「国民投票法改正案」に批判の声!小泉今日子も反対表明
7 X JAPAN、TAIJIの死の謎
8 川島なお美が近藤誠の診断を告発
9 古市憲寿が政府のコロナ対策を検証する「有識者会議」入りで疑問の声
10 水道橋博士を訴訟恫喝、松井市長が感染者入力を外注、委託料は言い値の1億円
11 ペジー社社長の財団が山口敬之の実家に
12 岸田政権の“改憲”の本命「緊急事態条項」はこんなに危ない!
13 吉村知事肝いりの大規模入院施設の利用率が最大7%で閉鎖
14 アムウェイにキラキラ女子が急増中!
15 古舘伊知郎“最後の一刺し”がテレビ大賞
16 朴槿恵と同じ!安倍も操られていた
17 国会審議で「総理は嘘つき」が“侮辱罪”にあたる可能性を政府は否定せず
18 乃木坂46橋本奈々未が背負った貧困
19 オリラジの吉本興業退所でマスコミが触れない松本人志をめぐる圧力
20 『女が嫌いな女』アンケートの噓を暴く
1「報道の自由度ランキング」下落報道でNHKが政権忖度し削除した文言
2自公維の「国民投票法改正案」に批判の声!小泉今日子も反対表明
3維新に反省なし!女性蔑視の石井議員は開き直り、松井代表は経歴詐称を擁護
4 れいわから出馬 水道橋博士が主張する「反スラップ訴訟法」の重要性!
5古市憲寿が政府のコロナ対策を検証する「有識者会議」入りで疑問の声
マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄