後藤さん妻に口止めして選挙、外務省の反対抑え中東歴訪…安倍官邸の人質見殺しが明らかに

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
abe_01_150117.jpg
後藤さんと湯川さんが人質にとられている間も選挙に夢中な安倍首相

 イスラム国に拘束された後藤健二さんと湯川遥菜さんの映像がアップされて以降、本サイト・リテラは一貫して官邸が救出に動いていないこと、それどころか交渉の障害になっているという事実を指摘してきた。

 当初、外務省が水面下で動いていた際も、官邸は少額の身代金交渉さえ許さず、二人を放置したまま解散総選挙を強行。拉致情報が選挙に影響を与えないよう外務省の動きにストップをかけて、箝口令をしいた――。

 これらの記事に対しては、安倍晋三首相の親衛隊やネトサポらしき連中が「安倍さんを攻撃するためのデマ」「真偽不明のいい加減な情報」と攻撃してきていたが、本サイトが載せたのは外務省担当記者ならほとんどが把握しているような情報ばかりだ。大手マスコミが「人命優先」「テロに屈するな」という政府の圧力に怯えて報道を自粛していた事実を活字にしたにすぎない。

 実際、ここにきて、わずかながら本サイトの記事を裏付けるような報道もでてきている。

 たとえば、『報道ステーション』(テレ朝系)は2月2日の放映で、外務省は11月1日に、後藤さんがシリアで音信不通になったことを把握し、その翌日には外務省は後藤さんのガイドから聞き取りを行うなど、動いていたことを報じた。

 ところが、同番組によれば、昨年12月2日、後藤さんの妻のところにイスラム国から届いた身代金の要求があった少し後、外務省は後藤さんの妻に、政府としてメールを含めた直接交渉はしない、また身代金は支払わない、という趣旨を伝えていたという。

 いわば外務省は、ある時点から態度を急変させ、一切の交渉を放棄していたのだ。この変化の背景には選挙に走った官邸の意向があったことは想像に難くない。

 実際、イスラム国入りしたこともあるジャーナリスト・常岡浩介氏がイスラム国からのメールがあった12月2日、後藤さんの妻やシリア人の現地ガイドに対して外務省が口止めをしていたことを「女性自身」(光文社)2月17日号で明かしている

「この12月2日という日は、衆議院総選挙の告示日でした。12月14日が投票日ですから、その12日前という状況です。じつはこのとき、外務省が後藤さんの奥さんとシリア人の現地ガイドに、厳重に“口止め”をしていたのです」
「奥さんは子供を守るため、もともとメディアにさらされたくないとは思っておられましたが、外務省からの“口止め工作”について、現地ガイドがはっきりと証言しています。外務省は『後藤さんを守るためだ』と言ってきたそうですが、選挙前にこの話が出たら、安倍首相にプラスにはなりません。譲歩して助けても、助けられなくても批判されますから」

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

言論抑圧 - 矢内原事件の構図 (中公新書)

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

後藤さん妻に口止めして選挙、外務省の反対抑え中東歴訪…安倍官邸の人質見殺しが明らかにのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。イスラム国人質事件外務省編集部選挙の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 GoTo強行の安倍政権、専門家の感染拡大予測メールを破棄した東京都
2 首相官邸のSNSはやはり電通が仕切っていた! 高橋まつりさんも母親に
3 村上春樹が『猫を棄てる』で歴史修正主義と対決、父親の凄惨な戦中体験を
4 葵つかさが「松潤とは終わった」と
5 GoToキャンペーンは、 “影の総理”今井補佐官と菊池桃子の夫が経産省の利権に
6 辛坊治郎が新宿区のコロナ見舞金を「ホストが10万円狙いで感染」とデマ
7 安倍政権がまた「災害ないがしろ」!被災地に耐久性不十分の段ボールベッド
8 電通社員自殺でも弘兼憲史が宴会芸賛美
9 「医療逼迫していない」は嘘だった!なのにGoToキャンペーン前倒し強行
10 東京女子医大がボーナスゼロで400人の看護師が退職希望も、安倍政権は
11 木下優樹菜の「新しい不倫相手」は本当に存在するのか?
12 「東京でコロナ感染224人」は本当に検査を増やしたせいだけなのか
13 東京の感染者は7月1日から100人超、発表67人を139人に修正
14 安倍政権の「Go To」批判封じを『ひるおび』八代弁護士がポロリ
15 公安庁が沖縄めぐりネトウヨ並み報告書
16 河井克行の買収に安倍事務所が関与の新証言!現金渡した相手を首相秘書が訪問
17 森友公文書改ざんで安倍首相を守った太田充主計局長が財務省トップに
18 有働由美子が『クロ現+』外された理由
19 百田尚樹小説の村上春樹揶揄に新潮社が
20 産経の総帥が軍の慰安所関与証言
1東京の感染者は7月1日から100人超、発表67人を139人に修正
2 年金積立金が1~3月期で18兆円マイナス! 国民の年金を溶かした安倍政権の責任
3小池百合子都知事が東京アラート解除のため陽性者数を操作していた疑惑
4「医療逼迫していない」は嘘だった!なのにGoToキャンペーン前倒し強行
5安倍政権がまた「災害ないがしろ」!被災地に耐久性不十分の段ボールベッド
6森友公文書改ざんで安倍首相を守った太田充主計局長が財務省トップに
7小池百合子が当選後、コロナ対応担う都立病院の合理化計画
8GoToキャンペーンは、 “影の総理”今井補佐官と菊池桃子の夫が経産省の利権に
9 首相官邸のSNSはやはり電通が仕切っていた! 高橋まつりさんも母親に
10大谷医師が明かしたネトウヨの電凸攻撃!「反日」と怒鳴り込まれたことも
11 河井克行の買収に安倍事務所が関与の新証言!現金渡した相手を首相秘書が訪問
12 安倍政権がコロナ増税の動き! 新会議に震災で復興税導入を主張した経済学者
13東京女子医大がボーナスゼロで400人の看護師が退職希望も、安倍政権は
14吉村洋文知事がコロナワクチン開発でもペテン手口!
15東京都の感染者100人超で小池知事、加藤厚労相、安倍首相の仰天言動
16「桜を見る会」で昭恵夫人、菅官房長官と写真の“大物半グレ”が逮捕
17GoTo強行の安倍政権、専門家の感染拡大予測メールを破棄した東京都
18「東京でコロナ感染224人」は本当に検査を増やしたせいだけなのか
19河井事件でバービーが「安倍首相の名前で金を受け取らせたのは圧力」
20辛坊治郎が新宿区のコロナ見舞金を「ホストが10万円狙いで感染」とデマ

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄