日清、イオン、グリコ…もメッタ斬り!あの食品をプロが実食テストした結果

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 さらに、これからの季節に食卓へよくあがるクリームシチューのルウも、28品を120点満点で採点。そんななか首位に立ったのは、96点を叩きだしたキャニオンスパイスの「こどものためのクリームルウ」。「余分な味がせず、素材のよさを感じさせるやさしい味」といい、こども向けながら「大人も楽しめるシチュー」らしい。続く第2位は、グリコ「クレアおばさんのシチュークリーム」が87点。ヱスビーやハウス食品と比べるとグリコは後発メーカーだが、その健闘ぶりに審査員からは「グリコには舌が抜群にいい開発者がいるのでは?」との声も挙がったほどらしい。

 で、気になる最下位はというと、「クリームシチューというよりただの味の薄いルウ」というジャッジで34点となった、フルーツバスケットの「オラッチェ クリームシチュウ」。ほかにも「ブイヨンの塩気が強く、シチューというよりチキンラーメンのよう」と辛辣な意見が寄せられているのは、50点に終わったヱスビーの「とろけるシチュークリーム」だ。

 他方、レトルトでは、「文句なくおいしい」という中村屋「ごろごろ野菜を煮込んだ濃厚クリームシチュー」が97点でトップ。最下位は、「水っぽいですが油が多く、とろみはあります」とまったく褒められていない54点のヱスビー「なっとくのクリームシチュー」となっている。ちなみに、ホワイトソース部門では、ハインツの「ホワイトソース」が1位で81点、2位は同じくハインツの「ホワイトソース 特選」が74点。2位の商品のほうが「特選」というだけあり価格も高値だが、通常缶である1位のものより「くどくなっています」という。高ければおいしいはずと考えがちだが、実際はそうとは限らないようだ。

 このほかにも、醤油や食パン、ドレッシングなどのベストバイが数多く紹介されている本書。「LDK」のように「商品テスト」の結果を掲載した雑誌は、古くは「暮らしの手帖」(暮らしの手帖社)が先駆けだったが、コストがかかることもあって衰退してしまったジャンル。とくに雑誌の収入源である広告を出稿する企業の商品を真っ正面から批評することなどは、雑誌界の大きなタブーとなっている。そんななか、このように正直なレビューを掲載するということは、まさしく読者目線である証拠。雑誌の廃刊が相次ぐ厳しい状況ではあるが、悩める消費者のためにも、「LDK」には今後もぜひがんばってほしいものである。
(サニーうどん)

最終更新:2015.01.19 05:04

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